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『資本主義からの逃走』
 「吝かさと悔いを時代主義に問う」


   


     10月 7th, 2009  Posted 9:00 AM

民主主義の「吝かさ」(やぶさかさ)とは、
正と善への態度です。
資本主義への「悔い」とは、
欲と損得の葛藤です。
それが、人間の人生の
「生老病死」と「喜怒哀楽」を制御してきたのでしょう。
果たして、
人は、輪廻転生していくのかということは、
私には不可思議不可解です。
ただし、
主義主張が時代を支配していることに覆われるなら、
私は、「生と正、欲と吝、老と善、そして、病と運」は
その支配している何らかの超・意志があることは信じます。

これは、「ことば」=ディスクールと
「まざざし」=アイポイントによって、
個々人の認識が、時代主義と対峙しているものと考えます。
「資本主義」にまとわりついていた欲望の構図
それを、ひょっとすれば、
「民主主義」は、「歴史を終わらせていた」
という言説はやはり大きな誤りでしょう。
ならば、
新たなイデオロギー、
この言説すら変容させる創造がデザインです。
それがデザインに求められていると判断しています。


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