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『関東に雪が降るのは天災であり黒潮異変です』


   


     2月 21st, 2014  Posted 12:00 AM

冬に西高東低という気圧配置は降雪のある兆候でした。
「雪雷(ゆきがみなり)」というのが私の記憶にあります。
雪が降る前夜には雷が鳴りました。
38豪雪は中学時代で、毎日がスキーでとても面白かったのです。
56豪雪時にふるさと福井に車椅子で戻り、毎日寝込んでいました。
さて、最近は、黒潮そのものに地球異変が関わり、
この黒潮と低気圧の関係で、関東地方に降雪があることが、
いくつかの大学の論文でエビデンス化されてきました。
山梨にいる友人が雪と格闘しているとかを聞かされていましたが、
まさかと思えるほど大変な事態になっていました。
降雪対策の無い地域にとって、
北陸育ちの私には5〜25cm程度ような降雪には全く驚きませんが、
こういう地域の人たちにとっては降雪=天災だと考えるべきです。
それこそ、住宅構造においても降雪4mを意識している建屋と、
降雪を全く無視してきた地域の建築から道路、車両のあり方
そのすべてに災害対策を考えなければなりません。
ましてTVでの天気予報を観ていても明確に違いがみえてきました。
それは、低気圧の変動を黒潮・潮流の予測と連関する無知識な、
見解を出さない天気予報士はプロではありません。
所詮、天気予報が命中することは半々だと言われていますから、
低気圧と黒潮の相関関係での予報報道は必至のはずです。
この日本列島は、地球環境の異変がそのまま反映しています。
関東地方への降雪はもはや天災だと考えるべきでしょう。
そうなれば、まず、黒潮と低気圧の関係での天気予報。
降雪地帯同様の街づくり・道路と車両と水・食糧・電力は、
「危機解決のデザイン」が必要だと考えています。
日本列島全てに雪が降る、
このことをすべて知り尽くす事態になりました。

『歩けた頃=スキーに夢中だった時の写真が届いた』
「『危機』・ことばの定義について」


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