staffblog 1月26日
1月 27th, 2015 Posted 6:24 PM
目次を見る
5月 20th, 2013 Posted 12:00 AM
新聞紙をリボン形状で細巾で切って二回捻ります。
そうすれば、二回捻られたトポロジーの形状が出来ます。
これを「トーラス」と呼びますが、
このリボンを中心線で切っていくと、どのような形状でしょうか?
これが私の問いかけでした。
このトーラスを立体=3Dにした形態が「クラインボトル」です。
そこで、クラインボトルが鎖のようにつながった形態を、
光造形で造形していくことでは、大きなきっかけを知りました。
左写真の二つのクラインボトルは、
私の研究室の「おみやげ」になっています。
人気製品になっていますから、国内外で手渡してきました。
かつて、ニューヨークで講演をしたときに、
「自分を覚えておいてほしい」と言っていた人物がいました。
その彼を阪大に呼ぶことになりました。
彼は母国でスターデザイナーになり、
KAIST=韓国科学技術院=世界でトップクラスの大学院大学の教授です。
彼は留学生時代に私の渡したクラインボトルを持っていました。
だから、この二重トーラスの立体化から、
二つのクラインボトルは、私の人工心臓の手がかりの形態です。
そこで、今私がトライしているのは、
二つのクラインボトルを、3Dプリンターでは国内トップの方に、
成型実験をお願いしている最中です。
3Dプリンターの米国的なブームと一線を画して、
わが国独自の「新しい革新」としての3Dプリンターの具現成果は、
きっとこの実験で一つの実証検分が可能だと考えています。
私が、なぜ、3Dプリンターの素材に中空パイプの、
ワイヤー素材を求めているのかを想像してみて下さい。
その詳細を知るには、
絶対に、まず冒頭で描いた新聞紙でリボンをつくって、
二回捻ってみて、トーラスをつくってみて下さい。
そして、そのリボンを中心線上にそって切断すれば、
鎖になった二つのトーラスが出来上がります。
これは手品になっています。
したがって、このようなトーラスのイメージを立体化すれば、
それは鎖状の二つのクラインボトルになるのです。
光造形では、その造形方法は至極簡単になりました。
そこで、次の問題は、
二つのクラインボトルを3Dプリンターで造形できるだろうか、
ということを追いかけています。
Tags: 3D, 3Dプリンター, KAIST, おみやげ, クラインボトル, スターデザイナー, ドーナツ, トーラス, トップクラス, トポロジー, トライ, ニューヨーク, リボン形状, ワイヤー素材, 一線, 中心線, 中心線上, 中空パイプ, 二重トーラス, 人工心臓, 人気製品, 人物, 光造形, 具現成果, 冒頭, 切断, 国内トップ, 国内外, 大学院大学, 実証検分, 実験, 左写真, 形態, 想像, 成型実験, 手がかり, 手品, 教授, 新しい革新, 新聞紙, 母国, 独自, 留学生時代, 研究室, 立体, 立体化, 米国的なブーム, 素材, 至極簡単, 講演, 鎖, 阪大, 韓国科学技術院
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
12月 4th, 2012 Posted 6:47 PM
12月04日
韓国科学技術院(KAIST)
産業デザイン学科の金先生と
博士課程の学生さんがお二人、
ご見学に来られました。
KAISTは韓国における科学技術研究の
中心的役割を担う国立大学のひとつで
今は世界に人材を送り出している
大学となりました。
研究発表会では
ロボットと機械とのインタラクションや
人間のボディーランゲージを応用した
ロボットデザインについての
研究発表がありました。
6月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
なんとしても風邪を治さなければ、
この想いを実現できました。
KAISTの先生お二人を招いて阪大での講演。
Prof.Kim Myung-Suk先生とはすでに20年来の友人であり、
Prof.Bae SangMin先生は、New York留学中に、
私の講演を聞いてもらったこともあるという仲です。
KAISTはおそらく、全世界的にみても、
最高級の大学・大学院であり、デザイン系でも筆頭です。
Kim先生は「環境デザインとしてのロボット」を
Bae先生は「国際貢献としての製品デザイン」、
それぞれが実現されているプロジェクトを語っていただきました。
私もKAISTで講義をしましたが、
この大学が世界からも注目されている「未来創生の発想」は、
いくつかの重要なキーワードでした。
Why・なぜデザインを、なぜ生きるのか、
Implement・必ずデザインを実現させて未来を創る、
Evolution・常に進化は「融合」=Consilienceを、
Donate=Sharingを、Passionを、と、
重大なキーワードを沢山いただきました。
しかも確実にコンセプトは製品形態に集約化されていました。
私は、3.11以後、デザインによる復興をと考え続けてきただけに、
改めて、デザインの理想主義を語る二人の教授に、
支え直してもらった気持ちでいっぱいになりました。
たとえば、家電は当然ながら、
造船もどれほど韓国は進歩させたか、
その事実を知っているだけに、韓国の勢いを体感しました。
日本も韓国もアジアの小国です。
これからはお互いの交流をさらに深めて、
世界の先導国になっていくべきだと思い直した次第です。
お二人に励まされたようで、すっかり、風邪から立ち直ったと思います。
Tags: KAIST, New York, キーワード, コンセプト, デザイン, ロボット, 世界, 交流, 体感, 先導, 創る, 創生, 勢い, 友人, 国際, 大学, 大学院, 実現, 家電, 小国, 形態, 復興, 思い, 技術, 教授, 日本, 未来, 気持ち, 理想主義, 環境デザイン, 生きる, 留学, 発想, 科学, 科学技術, 考え, 融合, 製品, 製品デザイン, 講演, 講義, 造船, 進化, 進歩, 阪大, 集約化, 韓国, 韓国科学技術院, 風邪
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
11月 18th, 2011 Posted 12:00 AM
Tags: 1971年, 1985年, KAIST, LG社副社長, nanum, Peace Keeping Design, PKD, インダストリアルデザイン, スーパーサイエンス高校, デザイン, デザインの未来にこそ、未来がある, デザイン系大学, プロジェクト, ロボティクスデザイン, ワクチン開発, 企業デザイン戦略, 国際貢献プロジェクト, 大学, 大学院, 学生, 建築, 感動, 感激, 感謝, 接種方法, 教授達, 環境, 環境デザイン, 経皮注射, 経肺接種, 結核種類選別のシステム, 英語, 遺伝子検査システム, 都市計画, 韓国, 韓国科学技術院
Posted in 祈望から企望へ
11月 17th, 2011 Posted 3:24 PM
11月17日
11月13日から16日まで
韓国科学技術院(kaist)産業デザイン学科の
特別講義で韓国出張に行ってきました
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
初日は産業デザイン学科のご紹介と、
それぞれの研究室に訪問し、
見学をさせていただきました。
学科長の金明錫先生の研究室である
Product & Environmental Systems
Design Research Lab.にて
世界4大デザイン賞
(iF Design Award, red dot Design Award,
IDEA, Good Design )
を全て受賞したID + IM Design Lab. の
「nanum project」の説明をいただいている,
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
出張二日目に
「Design Innovate the World」という演題で
特別講義を行いました。
講演会の後、
先生皆様との会食時間を最後に
全てのスケジュールを終えました。
韓国科学技術院(kaist)産業デザイン学科
金明錫先生を始め、
先生と学生皆様、
本当にありがとうございました。
Tags: Design Innovate the World, Good Design, idea, iF Design Award, KAIST, nanum project, red dot Design Award, 川崎和男Staff Blog, 産業デザイン学科, 金明錫, 韓国科学技術院
Posted in Staff
11月 13th, 2011 Posted 12:00 AM
Tags: 3.11, KAIST, Korea Advanced Institute Science and Technology, PKD=Peace-Keeping Design, Progressive Inclusive Design, インダストリアルデザイン, ソウル, デザイン, 兵役免除, 制度設計, 副市長, 医工連携, 博士課程, 名古屋市立大学, 商品開発, 国立大学, 大学出身者, 学科長, 理事職, 短期留学, 親交, 阪大, 韓国, 韓国主要産業, 韓国科学技術院
Posted in 祈望から企望へ