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Posts Tagged ‘革命’


4月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 28th, 2021  Posted 12:00 AM

4月28日 先勝(丙午)

『始計としてのデザイン』

が、
ようやく革命から
今日までの
70年という月日が
その封印を解いた。

artificial heart:川崎和男展


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4月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 24th, 2021  Posted 12:00 AM

4月24日 先負(壬寅)

『始計としてのデザイン』

20世紀の出発は、
その最前線で
革命と民衆の結束を、
過去の否定と
伝統への決別の決意として
純粋な形態の
裸形と素子を選んだ。

artificial heart:川崎和男展


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4月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 23rd, 2021  Posted 12:00 AM

4月23日 友引(辛丑)

『始計としてのデザイン』

そこで、
デザインの起源を、
ひとまず生活のなかに
芸術の意義を革命として
志したあの
ロシア・アバンギャルドに
置くことで、
昨今の世界的事件の
意味するところをとらえ、
今後への展望、
すなわち
デザインを
計画のための計画、
忘れ去られたことば
「始計」に求めてみたい。

artificial heart:川崎和男展


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『幻の発明だったモノの現物があった=柳宗理のデザイン』


   


     1月 17th, 2016  Posted 12:00 AM

柳宗理のやかんは今も市販されています。
しかし、最も普通のやかんですが、金沢美大卒の僕らには
強烈な図面が脳に焼き付いています。
それは「発明された熱効率のいい、湯沸かし短縮」のやかんです。
ご子息の新一氏から、
これまで使われていた現物ですよ、と初めて見せられました。
なるほど、当時、メーカーは、量産はどうしても無理と考えたでしょう。
だから10数台は製造したのでしょうし、その一部が使われていたようです。
「新一、すぐにお湯が沸くよ」と言われていたそうです。
確かに!
先生は「デザインには発明が要る」とよく言われてきました。
だから、僕もデザインの度に、
どこに発明があるのかを自分自身に問いかけてきたものです。
ヘラ絞り?、溶接?、アルミ素材には量産は無理!
今なら、ステンレスで、こうすれば可能になるはず。
まさか、ケトルのツマミに孔が空いている?
そうか、ここから熱湯の湯気を逃がしている?
だから、ハンドルは絶妙の角度で傾く構造になっている。
僕はこのやかんの図面にとても当時驚きましたが、
市販されているのは今なお商品として流通しているやかんです。
(あれは幻だったのだろうか)
「川崎さん、現物があるんだよ」と聞かされていました。
僕は実物の全てを触って確かめることができました。
「必要だったらいつでも見せるから」と言われています。
ついつい、「あれ、在りますか?」
「在ります」
「絶対にまだしばらくは見せないで下さい、
 あれは革命だったのですから」、
そんな会話をしました。
「デザインは問題を美しく解決する、そのためには絶対発明が必須だ」
その声が木霊してくる気がしてなりません。
今、余りに平然と、もう忘れられているかもしれない、
だったら、自分のデザインで!
なんということなんだ、腐っている!
実現される時代になったから
発想者・発明者、元来のデザイナーが黙認なら、
こんな情景に汚染されてしまっています。
僕らはデザインされたモノはすべからく覚えさせられました。
それは、自分のデザインが物真似と言われないことが
最大倫理だったからです。
物真似では決して美しいモノは創出できません。
もし物真似をする自分自身であったなら、
その自分では決して「容貌端正」にはなれないのです。
「美しいモノと生きれば、美しく死んでいくことができる」
これは岡倉天心もそう言い放っていたのです。
柳宗理先生の発明作品はまだしばらく、
現代にはまだまだ見せるべきではないのです。
僕ら弟子達は、しばし、心の記憶にしまっておきたいのです。


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4月27日川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 27th, 2015  Posted 12:00 AM

4月27日 大安(癸酉)

情報革命は、
遺伝子革命に、電磁波革命に、光重合革命にと進化していく。
こうした進化をうながす技術を主導するのは唯一デザインだけだ。


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『三つの革命・予測は当たっていた』


   


     1月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

大学人になって18年になります。
18年前に、私は三つの革命を予測しました。
「光重合革命」は、光造形から3D-Printingを経過しています。
「電磁波革命」は、範原発を促し新たなエネルギー革命を予測。
「遺伝子革命」は、とうとう遺伝子読解を成し遂げています。
特に、私が考えてきた遺伝子革命は4D-CADになるものと考えます。
昨今話題の自己遺伝子を判定するブームになりつつありますが、
実際は遺伝子判定では、実子判断だけではなくて、
将来自分の疾病予測も可能になってきました。
また、自己遺伝子で服用可能な薬剤決定も可能になっていますが、
薬剤経済学的な制度によって緊縛されているのも事実です。
しかし感染症判断では、デザインがこのシステム開発が可能です。
だから、私は今後のデザイナーの知識獲得では、
この三つに対応できうるデザイナー教育が肝要だと思っています。
それは、デザイナー教育においては、
専門学校や美術系大学では不可能になってきていることです。
もちろん、デザインは問題解決手法にデッサン力は不可欠ですが、
それ以上に、理科系的な能力が必要です。
私自身はすでに大学も定年退官しましたが、
総合大学での理工学・医工学・文理学・政経学すべてが基盤だと、
これからも主張していくつもりです。
そのシンボルとして「遺伝子革命」へのデザイナーの眼力、
これが最も大事なことだと認識しています。
つまり、知識・見識・良識・胆識を遺伝子で判断すること、
そんな時代が必ず来るでしょう。
そうなれば、デザイナーになる能力判断も可能になります。
ようやく、感染症を遺伝子判定するシステムがデザインでこそ、
革新させていく時代に入ってきたという印象があります。


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「デザインはその発祥から政治的な政策思想だった」


   


     8月 1st, 2013  Posted 12:00 AM

デザインの歴史を語るときには二つの説があります。
人間・ホモサピエンスは、
モノづくりにデザインを考え実行が設計だったという説。
もう一つは、ロシア・アヴァンギャルド時代に、
革命という政治活動を支援する芸術手法がデザインという説です。
私は、デザイン史には、必ず後者を選びます。
デザインという職能は、当初から革命という政治手続きを支援、
まさに、国を変革する策略であったということです。
だから元来は、革命的な政治思想を具体化する手法だと考えます。
ロシア・アヴァンギャルドは、結局、ソ連が崩壊したように、
革命を政治的に成功するともに、いわゆるデザイナーたちは、
虐殺もしくは自死したとして抹消されていったのです。
その代表人物に、私は、V.マヤコフスキーをあげます。
彼の思想が見事に政治思想に転化されてしまった系譜を再考。
彼は、自死とも拷問死ともいわれ不明ですが、
「われわれに新しい形態を!・・・号泣が聞こえてくる」、
このことばを常にいだいて世の中、企業、政治を見てきました。
したがって、ロシア・アヴァンギャルドでは、
建築・舞台芸術・日常用品・ファッションはすでに完成でした。
この成功されていた手法が応用美術からバウハウスなどに
面々と連鎖していきました。
よって、この連綿たる美的な思想から逸脱している模倣や、
すでに存在していたモノのモノマネには常に非難・批判しました。
結果、私自身のデザインは、彼らの理想主義=問題解決、
そして、理想を呼び込む未来志向こそ「デザインの本質」が結論。
ソ連の崩壊は、見事に彼らの思惑通りで有り、共産主義の全否定。
私は、たとえば「グランドデザイン」や、
さらに、理想体制趣旨を「マニフェスト」はデザイン用語です。
現在、わが国は、あるいはわが国だからこそ、
この「国難」には二つの人類の理想テーマが問題です。
地球環境=自然と人類は決して調和などできないから・・・
原発事故=人類が存続する水・食糧・電力はどうあるべきか・・・
だからこそ、「デザイン」をようやく国策の実務にするべきです。
私の最期のデザイン活動には、国策への「デザイン導入」、
これが私の「行学」としての役割だと考えています。


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「三つの革命を促してくれた『光造形』デザイン」


   


     5月 8th, 2013  Posted 12:00 AM

私は大学人を選んでもう18年目になります。
なんとしても自力でやりたかった事が「光造形」でした。
それ以前に心臓発作で何度か倒れて、
結局、162日間入院して担当医への質問攻めをしました。
流石に担当医は、一般書から専門書を私に貸していただきました。
私は人体が中空な物の集合体だと思ったのです。
「光造形」は大学でそれなりの設備が無ければ不可能でした。
様々なトポロジーの代表形態を想像力で、
当時のEWSと3D-CADでは、とても困難でしたが、
とりわけ、私を惹き付けていたのは心臓でした。
それは私がやがては「心臓障害者認定」までなりましたが、
これは見事に空洞の中に中空なパイプがトポロジー空間でした。
私は、次の三つを次世代の革命と予想して、
講義や講演ではその具体例をグラフィカルに見せていました。
  ● 遺伝子革命・・・iPSが具体例
  ● 光重合革命・・・光造形から3Dプリンターへと進化
  ● 電磁波革命・・・エネルギー(水・食糧・電力)を意図
この三つの予測はほぼ的中していたと思います。
それでも、おそらくデザイナーとしての半分は、
この進化や連鎖を思考し、具体例を「見える形態=言語」へと、
私は様々な概念や理念で希求してきたと思います。
もっとも私はデザイナーですから、
その世間的な信頼性はいつでも、
「デザイナーは外観の造形専門家」とみられてきました。
しかし、美大時代から、
「デザインは造形という手法で問題解決を提示すること」でした。
したがって、
遺伝子革命や電磁波革命は、
私の科学性=知識性を高めてくれましたから、
直接的ではなくとも、
私の「造形手法での問題解釈」を支援してくれました。
そして、「光重合」では光造形システムから、
3Dプリンター、さらにはこれを取り巻く環境までを知りました。
しかも、この三つの革命は、やっと入り口にきたようです。
私が特に3Dプリンター素材に拘っているのは、
「中空」です。
そうした素材が、「危機解決」という、
人間として生存する日常での最適な応答・回答・解答こそ、
この国難・日本の産業に出来ないかとさえ思っています。


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「記号はNetworkとServerと私たちのimageに存在する」


   


     11月 25th, 2012  Posted 12:00 AM

三つ目の波が「情報革命」でした。
その革命によって、
「情報化」・「情報」はNetworkによって繋がっています。
もっとも具体的なNetworkは、「インターネット」であり、
それはwww-server、
あるいはName Domain Systemとして地球に覆い被さっています。
1970年代から、今日の情報社会までの急激な変貌は、
私たちの意識まで変えてしまいました。
結果が、端的に
「情報=知識・意識・諜報・案内」というコンテンツとして、
私たちはもう一つのコミュニケーション方法として手に入れてきました。
しかし、功罪相半ばを認めておかなければなりません。
おそらく、世界中の人が毎日、
電子メールを読み、インターネットにアクセスしています。
「ユビキタス」時代は、すでに「クラウド」時代に突入しています。
そして、その基盤であるデジタル処理が、
Serverによって、管理と運営と維持されています。
私はその基本程度は常識として知っておいてほしいと思っています。
数年前に私はコンピューター企業の代表的企業後援の講演で
「コンピューターが消える日」を通告したことがあります。
その時以来、よく質問をします。
「サーバーって何種類あるのだろうか?」、と。
大学院生ですら知りません。
すでに彼らは幼少の頃にはもう日常生活にパソコンは存在していたのです。
私が、ここに掲げているサーバーには、それぞれの役割があります。
せめて、その役割程度は常識にしておいてほしいと思っています。
なぜならば、
私がこのところ
「記号」・「記号化」・「記号学」・「記号論」を持ち出しているのも、
実際は、自分をパソコン能力に喩えれば、
自分の脳内にこの五つのサーバーが、
その人の能力そのままのスピードとメモリーで構成されているからです。
「頭の回転が速い」とか、「知識の箪笥引き出しが多い」というのは、
まさにサーバーになぞらえることが可能です。
それは、あなた自身のイメージのサーバーも、
この五つに必ず分類することができるでしょう。
なぜなら、私たちが共有しようというイメージが「記号」であり、
その「記号」の存在野=存在装置がサーバーだと言ってもいいからです。


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10月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 27th, 2011  Posted 10:57 PM

10月27日 仏滅(乙卯)

デザインは常に
革命的であることが必要条件だ。

革命とは、命懸けでなければならない。

『デザインという先手』志


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