11月 1st, 2019 Posted 12:00 AM
文房具がとっても人気なんでしょうか。
私の約100本万年筆のコレクション(もうやめようかと・・・)、
モノへの執着は伝わっているのでしょうか。
まさしく偏愛文具からの様子が、
愛すべきキャラクターが見えて、楽しい号の「東京人」です。
それこそ、久しぶりにライターの高瀬文人氏は、
私の「商品展示会」にも来てくれましたので、
恰幅のいい彼も十分にしなやかに受けとめた
厚さ1mmを波形5mmのカーボンファイバーの椅子も載せてもらいました。
インタビュー取材はデザインを生み出す発想、表現、伝達で、
脳の「起電力」を掴み取る話を一気にしました。
これも学生時代に、散々鍛えられたデッサンやスケッチ、
それだけではなくデザインストロークの訓練からの覚醒です。
そして、私は手を大切にしていますから、目に見える一番の道具である、
「手」の手入れも余念なく、普段は手袋で保護しているくらいなのです。
昨日は鯖江市から来客もあり、
私が伝えられるような考えや技はつまびらかに
モノづくりに関わる後輩たちに伝えたいとセミナー開催を予定しました。
そろそろ、とくに鯖江や福井の眼鏡の専門家に、
生理学的にも網膜が丸いことや神経細胞を解剖学などまで、
全く知らないマスコミから、私の実務、実践的デザインを話します。
ちょうど、高瀬氏は、次には「宇宙」をとりあげたいというので、
最初の日本人宇宙関連のいとこを紹介しました。
やはり本物の話、実務者から話を聞くべきだと彼にも伝えました。
Tags: インタビュー取材, カーボンファイバー, キャラクター, コレクション, スケッチ, セミナー開催, デザインストローク, デッサン, マスコミ, モノ, モノづくり, ライター, 一気, 万年筆, 久しぶり, 予定, 人気, 伝達, 余念, 保護, 偏愛文具, 厚さ, 商品展示会, 執着, 学生時代, 宇宙, 宇宙関連, 実務, 実務者, 実践, 専門家, 後輩, 恰幅, 愛すべき, 手, 手入れ, 手袋, 技, 掴み取る, 文房具, 普段, 本物, 東京人, 椅子, 楽しい, 様子, 波形, 生理学, 発想, 眼鏡, 知らない, 神経細胞, 福井, 網膜, 考え, 脳, 表現, 覚醒, 解剖学, 訓練, 起電力, 道具, 高瀬文人, 鯖江市
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
10月 29th, 2019 Posted 12:00 AM
カーボンファイバーの新作椅子発表会には、色んな人が来ました。
かって、三省堂で「広報誌のエッセイ」の私の担当だったT氏でした。
ほぼ20年ぶりに再会、その後インタビュー記事を書いてくれました。
インテリア雑誌とは違って『東京人』です。
カーボンファイバーのイスも取り上げてもらいます。
彼が長年買い足して愛用してくれている
私のメガネMP-690の写真も掲載予定です。
このモデルにはコアな目利きのファンが多いのです、感謝。
主題は手描きの力。
それは、私のデザインの起電力そのもので、
簡単に言えば、デッサンを重ねて訓練していれば、
頭を無にした状態で、手が起電力となって発想が生まれるのです。
そんなスケッチや、私の筆記具を見せました。
取材を受けるとあちらこちらに散らばっている道具たちが
一堂に会しなんとも圧巻です。
ライターの彼は今では母校の非常勤講師をしているらしいのです。
22年間も大学人だった私が彼にも言いました。
「教えるということは、教わることだ」には、
彼からも大賛同を得ました。
おそらく彼の「文章の構成力、編集力そしてインタビューの作法」の講義
それをを私も聞きたいなと思います。
Tags: MP-690, インタビュー, インタビュー記事, インテリア雑誌, エッセイ, カーボンファイバー, スケッチ, デッサン, ファン, メガネ, 三省堂, 作法, 取材, 圧巻, 広報誌, 愛用, 手描き, 掲載, 教える, 教わる, 文章, 新作, 東京人, 構成, 母校, 無, 発想, 発表会, 目利き, 筆記具, 編集, 聞きたい, 訓練, 講義, 起電力, 道具, 長年, 非常勤講師
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
4月 28th, 2010 Posted 1:45 AM
手は起電力を!
フレミングの法則が「指先の向き」だったのは奇跡的な発見でした。
私は、手と指先には、発電装置があると言い続けてきました。
ますますその気持ちは強まっています。
美大で徹底的にデッサン、
それも工業デザインのスケッチトレーニングでした。
東芝の実習=これはデザイナー採用入試ですが、
当時、他大学よりもスケッチは絶対に自分が巧いと思っていました。
ところが入社して、「レンダリングに」と指示されて、提出したら、
「ラフ・スケッチ(レンダリングの下書きの下書き)ではなくレンダだよ!」
と窘められて、『どうすりゃいいんだ』という思い出があります。
スケッチ作法
40年もデザインのためのスケッチを描いてきました。
それは、頭の中がまったく空っぽで、何も考えていなくても、
「手を動かせば」→脳内に「かたち」が浮かび上がってきます。
だから、「創造力」は、「手」あるいは「指先」で何かに集中していると、
必ず「かたち=形態」が生まれます。
だから、私は「手」は起電力装置だと思っています。
「手」をともかく動かすのです。
これまで、様々なスケッチブックを使ってきましたが、
今は、「モレスキン・ジャパニーズタイプ」と
ボールペンのB黒を使っています。
そして、そのスケッチに色鉛筆、最近はステッドラーに限定していて、
このスケッチに着彩をします。
一冊いっぱいになったら、ワイフに渡して、
また新しいスケッチブックを渡してもらっています。
これまでどれだけのスケッチブックを試してきたことでしょうか。
やっとこのスケッチ作法に落ち着きました。
鉛筆などは、最期までの使い方は35年使い方は定まっています。
ボールペンは、スケッチのためにあらゆるブランドを使ってきましたし、
今なお収集が趣味になっています。
それは、自分の「手」という発電装置を
常にピカピカにしておくためです。
そして、右手・左手いづれでもスケッチを描き、
ここ2年ほどは、「ペン回し」をしながら、描いています。
なんだか、「ペン回し」をすればするほど、
起電力が大きくなるという気分になれるからです。
Tags: B黒, KazuoKawasaki, かたち, かたち=形態, ジャパニーズタイプ, スケッチ, スケッチトレーニング, スケッチブック, スケッチ作法, ステッドラー, デザイナー, デッサン, ピカピカ, ブランド, フレミング, ペン回し, ボールペン, モレスキン, ラフ・スケッチ, レンダ, レンダイング, ワイフ, 創造力, 収集, 実習, 川崎和男, 工業デザイン, 手, 指先, 採用入試, 東芝, 法則, 発見, 発電装置, 着彩, 脳内, 色鉛筆, 資本主義からの逃走, 起電力, 趣味, 鉛筆
Posted in 900「かたちと造形思考」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
4月 20th, 2010 Posted 7:51 PM
4月20日
デザイナーは「手」が命?
手が綺麗だとよく言われる
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)。
手袋は手を保護しつつ、
車いすのグリップ対応には
たいへん便利です。
手のお手入れも欠かさないそうです。
手で描くことで起電力がおこり、
発想が生まれます!
Sermoneta glovesは各色そろえてあります。
目次を見る