7月 12th, 2019 Posted 12:00 AM
雑誌業界では、特に女性誌に様々な付録がついています。
私はこういう付録での価値づくりを批判してきました。
かくいう私も・・これは男性雑誌での付録でした。
しかも長い間使ってきました。
ドラえもんの扇風機です。
多分、何も知らずに買ったのでしょうが、ずーっと使ってきているので、
お気に入りのモノだと感じています。
私はこのドラえもん扇風機を
当初はPC本体のUSBの差し込み口で
使用していました。
講演の時には、PCと私に風を送ってくれました、
この夏も使えます。
最近は充電器が充実してきたので、このアクセサリーは使えるのです。
LEDでの照明器具や加湿器も、充電器で使えばワイヤレスで便利です。
単なる付録ですが、
ワイヤレスの時代が始まってきているのを感じます。
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1月 17th, 2013 Posted 12:00 AM
ボーイングの787の事故が国内で目立っています。
私もすでに数回乗っています。
初めて乗ったとき、CAの方が年配の女性で、
失礼ながら絶対にダイエットすべきだし、
787のコンセプト「如何に軽量か」を否定していると思ったことでした。
とても気になっていたのは電気制御系が大変増加している印象があります。
JOE SUTTERと言っても、ほとんど知られていませんが、
私はボーイング747の開発史を徹底して追いかけていたことがあります。
彼は、1969年から、747のチーフ・ディレクターだった人物であり、
ジャンボ・ジェットを名実共に完成させたディレクターだと思っています。
787のANA機のインテリアは、
恩師のデザインスタジオが当初から関わっていました。
男性雑誌に新製品のデザイン紹介連載頁を持っていた頃、
その記事も書きました。
しかし、787の開発を取り入れた747-8(ダッシュ8)は、
おそらく人類が「手造り」という最大なる、
それも空中飛翔する物体・製品・商品・構築物だと思います。
「手造り」という、精緻さの根本とは、
ジャンボ・ジェットに人類は集約させたからこそ、
「安全と安心」=フェイルセーフ
という設計と製造を完成させたのでしょう。
この設計と製造こそ、
原子力発電システムに摘要させるべきことだと思います。
747-8は、省エネルギーで、コンピュータ制御での自動運転や、
「サッター・ツイスト」と呼ばれる、
主翼先端部にできる揚力と抗力の空力特性こそ、
あれほど巨大な物体が「空を飛ぶ」ことを
さらに正確にしてきたのだと評価しています。
数千人と600万点の部品で構成された人工物は「命」を確実に護り抜いて、
しかも長距離を飛翔までするのです。
人類が人工物を「手造り」で製造する力にはこれほどの力量があるのです。
私はものを「モノ」と表現するのは「人工物」を表現しています。
この4月から、私のデザイン活動は「安全・安心・危機管理」を
これまでのデザイン経験の総まとめとして
新しい産業分野づくりを創成することです。
そういう意味では、
787のきっと「初期不良」を747-8までの歴史と照らし合わせて、
工業デザインという領域で何が可能になっていくかを
見極めることだと思っています。
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