11月 19th, 2023 Posted 12:00 AM
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1月 28th, 2020 Posted 12:00 AM
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1月 15th, 2012 Posted 12:00 AM
「TV電話システム」は登場初期から種々使用してきました。
福井から名古屋に移住していた頃には、
鯖江市で毎土曜夜の社会人のためのデザイン講座、
SSID(Sabae School of Intelligence Design)を
名古屋からTV電話システムで講義をしていました。
このSSIDは17年間やり遂げました。
約250名の修了生が今も一つのローカルコミュニティになっています。
そして今はUstreamやSkypeがとても役立つツールになっています。
Skypeの使用機器も様々に試してきて、
現在はこれらを使用しています。
映像も音も随分と進化したと思います。
したがって、研究室とデザインスタジオはいつでも会話が可能です。
国内外とも図面や企画書も見ながら会議を済ませることが可能です。
パソコンを核として映像と音響、
それは電話方式や放送形式を簡便なことに変貌することが、
ネットワークの進展によって可能になったわけです。
そこで、私たちはこの簡便さが、
まさしくグロバーリズムのツールと思われています。
しかし、私はグローバリズム、
この世界観的な経済主義の正当性を疑っています。
グローバリズムがあたかも理想主義、
その一つの形式ということを再熟考する必要があります。
TPPもグローバリズムへの推進論と慎重論でとの対決で語られています。
これは国家論としての今後の方向を決定づける一大事です。
私はSkypeを使うときに、
きっと次のような幻想が取りついていると考えます。
Skypeのカメラに自分が写り、
そしてネットワークは限りなくグローバルに広がった世界が映っている、
そんな想いが、確かに現実感ですが、
実は大きな幻想・幻覚・大誤解のweb、
すなわち蜘蛛の巣に現代人は呪縛されてしまったのでしょう。
あらためてネットワークとグローバリズムを
Skypeという現実ツールを前にして再考する方法がありそうです。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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8月 11th, 2011 Posted 12:08 AM
人には生きている自分。
誰でも絶対認識している現実感、
これがあるはずです。
しかし、私にはこの絶対認識、
そして現実だろうかという想い。
これは「歩けないこと」を未だに認めていないから、
私によぎる想いだと再確認をしています。
これは大きな不安感でしょう。
だから私はなるべく簡単に考えることにしてきました。
「川崎和男は二人いる」と考えます。
ただしもう一人「歩いていた私・川崎和男は居ない」、
こんな風に今ですらそう思い込むことで、
この不安から逃れています。
夢の中で、「車いすを探している自分」に出会います。
あれっ、歩けないはずなのだから、
車いすはどこにある?・・・という感覚です。
もう記憶でしかありませんが、
こんな感覚に苛まれた経験は、母を失ったとき、
この時には、母はもう居ないのに、
あの部屋には居るはずだけど、
もし居なかったら、死んでしまったのだから、
あの部屋を開けることは絶対にしないでおこうという、
これも絶対認識を喪失した不安という自分の「闇」です。
歩けなくなってからすでに随分生きてきたはずなのに、
未だにこの「闇」に自分は引き込まれます。
私は、絶対認識の喪失感覚は、個人に潜む「闇」です。
おそらく、今なお被災地の人たちは、
悪夢の中にいるはずです。悪夢という「闇」でしょう。
そして、この悪夢をどこかで分担し、
共有しようという通常のこれも絶対感覚があれば、
人は「自分には何ができるだろう」と自責します。
現地にともかく出かけたボランティアの人には、
この感覚があったのだと純粋に考えることにしています。
今日、この4ヶ月自分を追い込み熟考してきた結果をプレゼンしました。
チームには、教え子もいます。
彼らにも「こんな仕事ができること」、
それは「自分に何ができるか」って自問したとき、
デザイナーというプロフェッショナルだから、
デザインというツールで、この「闇」に立ち向かえる。
そんな話をしてきました。
これからこの企画を具現化していくことになります。
そしてこの絶対感覚では揺るがない自分確認が必要です。
これを「ブレない自分」と言うことになるのでしょう。
チームのみんなへ、
これからMATRIXを埋めていく作業開始です。
MATRIXは「闇」を整理する一つの手法です。
Tags: 「ブレない自分」, Matrix, 不安という自分の「闇」, 不安感, 企画を具現化, 再確認, 喪失感覚, 悪夢, 揺るがない自分確認, 現実感, 絶対認識, 自分には何ができるだろう, 苛まれた経験
Posted in 祈望から企望へ
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