10月 28th, 2016 Posted 12:00 AM
プロダクトプロフィールマネージメントでの
通常、基本的な企業での商品存在は左図でまかなわれているという判断は
正しいかもしれませんが、
この状態では「ブランド」の高級度は出来上がっていないと思います。
右上図のごとく、スター商品=Starは常にブランドの性能を決定して、
その他は全てが金のなる木商品=Cash Cowであり、
決してバーゲンや在庫処分などは行わずに、
かえってそのブランド商品は問題児商品も負け犬商品もゼロを保っています。
あえてたまには右下図のように問題児商品が時代要請で起こったとしても、
このブランドには負け犬商品はゼロということがあります。
こうしたPPMというマーケティング手法は、
自分のデザイン戦略にはほとんどありえないのです。が、
スター商品を支えるためには、企業活動では常に金のなる木商品、
すなわち、いつでも問題解決での商品解答であるべきです。
決して、市場要求での応答商品や回答商品では、
一時的なスター商品は生まれたとしても、それらは金のなる木商品よりも
すぐに、問題児商品、即刻、ドッグ商品になるでしょう。
商品デザインにとって、次世代のデザイン、そのあり方はこの講座に、
全てが集約されて語られることになると考えています。
すなわち、未だに「デザイン思考」での、
次世代デザインでは決して解答は不可能だと宣言しておきます。
* 『商品である「デザイン思考」は経営論にすぎない』
* 『インクルーシブデザインの間違いを正す=KK塾』
* 『サイエンスの限界にある美学性をさらに造語化』
* 「地方都市の産業活性化策定は金太郎飴」
* 『「●●とは何か?」、質問形式とその答えは能無しである』
Tags: Cash Cow, PPM, Star, スター商品, デザイン思考, デザイン戦略, ブランド, プロダクトプロフィールマネージメント, マーケッティング, 商品存在, 商品解答, 問題児商品, 回答, 応答, 時代要請, 解答, 負け犬商品, 金のなる木商品
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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5月 22nd, 2013 Posted 12:00 AM
これは厳密にはいわゆる数学でのクラインボトルではありません。
しかし、3Dの造形においては、
「造形システム」での手法や装置が極めて重要です。
たとえば、
なぜ、Desk Top Publishing=DTPが時代要請だったのだろうか?
この質問に戻らなければなりません。
DTPではPostScriptというOSが無償でユーザーに供給されました。
結果、PageMakerというレイアウトソフトは1986年に生まれ、
Illustrator88がその期待の元に出てきました。
世の中はレーザープリンターの印刷精度値を進化させるのです。
商店街から「軽印刷業」が消滅を始めました。
これは2Dの「版」離れを意図した世界観的な存在感、
少なからずパソコン自動製版と呼ばれた革新でした。
同時期に日本では光造形という実験成果で特許を求めましたが、
見送られた現実がありました。
2Dの世界観を3Dに求め始めるのは当然でした。
その一人がデザイナーの私だったのかもしれません。
明確にニュージャージーのベンチャーとプリンストン大学が、
「歯車」をすでに実現していました。
私は、この装置が欲しく、3D-CGと3D-CADを学ぶために
ベンチャーの本社(トロント)で二夏訓練を受けました。
3D-CGでは、Natural Phenomenaという
今では当たり前の、水と水飛沫や燃える火、夕焼け表現でした。
しかし、私の頭の中では、金型=「型」から解放される、
そんなモノづくりを夢見ていました。
光造形のクラインボトルは、
「何のため?」とどれだけこれまで聞かれたことでしょうか?
想像力のある人は、
金型では決して出来ない自由な表現や実務対象を見つけました。
そこで現代では拳銃やマシンガンさえ3Dプリンターでの
実現可能性が明確になり始めてしまいました。
わが国、日本の技術進化=「技」の系譜は、
はっきりと光造形の下敷きの上に、
3Dプリンターの「技」が確かめられることが分かりました。
このクラインボトルの形態を自由に変形させ、
かつ様々なイメージをそのまま造形化するのに、
廉価な3Dプリンターでもここまで出来ること、
これが重要だということです。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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