『「述語的な展開」と言われている本が出されている』
8月 7th, 2018 Posted 12:00 AM
もう如何なる時も「読書」をしないと決めていました。
しかしこの「iichiko」(焼酎企業)なる本は季刊ということもあり、
どうしてもやっぱり読んでしまいます。
この本は藝大の河北名誉教授が、どれだけの人物をかかえている
完全なる哲学書だと思います。
今回も「述語的な展開」が述べられています。
私にとっては、故・中村雄二郎先生とはデザインの指導者でもあり、
先生の新聞連載でも、
私にイラストレーションを描かせてもらっていました。
そしたら、今度は矢野雅文先生の科学技術・技術科学でした。
これまでは、西田幾太郎を読み込んだ中村先生や、
「述語的な・・・・」は、幾人かの哲学者でもおられます。
そこで、最も主語というよりも
述語という論理の中には、デザインが明解です。
ともかく、こういう領域の本がある時期から、
日本では本当に数少なくなってきています。
これこそ、文化的な代表であるテキスト本が
無くなる事自体、私は「文化としてのデザイン」が、
未だに、経済産業省扱いになっていることです。
ともかく、もう読書はということよりも、
「述語的」という展開が、
デザイナーではきっと必要だと思うのです。
前回もある大きな国家的な行事をしましたが、
それこそ、やっぱり述語的な展開が生まれるべきデザインは
エンジニアと対立しました。
もし、この領域が読むことができる
デザイナー養成の「場」=大学があるなら、
そこでこそ「述語的な展開」でしかないことが
了解されるのかも知れません。
「iichiko」という場でその領域を表している
河北名誉教授の力量を見ることができます。
そういう意味では、
季刊であるからこそ、真の「読書」が可能です。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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