12月 5th, 2018 Posted 12:00 AM
車検のビデオが届きました。
現状の愛車の状態と検対象箇所が映像で確認できます。
これが届けられると、美大時代の塗装等の実習の思い出が
見事に重なってきて、もっとこの部分知りたい、
なぜこの箇所を確認しないとかが気になりはじめ、
フィルター取り替え、消耗部品の買い換え時期とか、
仕様のやり直しとついつい追加指示をしてしまうのです。
正直、私の愛車、おそらく「人生で最後の車」でしょうが、
デザイナーとしては、
「もういい加減、車体のデザインは変えよ」という願いはあります。
愛車と、デザイナーとして理想の車とは、
まだというかいつまでも乖離しています。
デザイナーゆえに理想を追い求め続けるのでしょう。
なぜ、いつまで経っても、ソファの如くとか、
カーボンファイバーゆえにエコロジーは全く無理だとか、
もうすでに車のデザインが限界に来ているということです。
私は、これまで国産車は一回も乗ってきませんでした。
アメ車の「モンザ」から始まり、枚挙に暇なく・・
何しろ私の移動手段は限られてますのでイタリアやドイツ車、
そして映画に憧れ、最後は007のアストンマーティンにしました。
しかし、デザイナーとしては、この実装では駄目だと思っています。
また私仕様の運転補助装置の改造は、制度からやり直しが必要です。
大学人になって、カーデザイナーを育てて来ました。
カーデザイナーとして2?3年はそれぞれ、
海外研修機関の機会を得て活躍しています。
私はおそらく最高の車を乗ってきました。
これはとても幸福なことでした。
私の人生では残念ですが、ヘリコプター、ビジネスジェットは
とても手が届かなかったし、
最も欲しいと思ってた戦闘機は手に入らなかったのです。
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11月 29th, 2018 Posted 12:00 AM
ともかく毎日、私は「007」を見ています。
新作が出れば、必ず京都のシアターに行きます。
初期の新作シリーズでは、期待値が高すぎて
新作の度に「これが007シリーズか?」、と
物足りなさを感じることがありました。
最近はちょっと違いますが、音響もとてもよくなっています。
私の人生の中で、全ての作品を繰り返し観ていますから、
人生とこの映画が、私の一番の映画骨格であることは間違いありません。
1962年(私が中学生)から、現代でも続いています。
各シリーズでは、その時代の「新作の発明」があります。
それが時代とともに、とてもユニークで未来なのです。
特に、Qの存在が私には大きく、どの作品がというのはありませんが、
主人公・ジェームズ・ボンドの、
現代と未来をつないでくれる、というのがとっても好きです。
未来をつくる職業であるデザイナーとしても、
Qのような存在あるいは産み出すモノを
「狙っている」のかもしれません。
この映画シリーズが、私の人生とはとっても大きな問題なので、
愛車も、もちろん、アストンマーチンに影響されています。
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9月 10th, 2014 Posted 12:00 AM
車の免許証を獲得するには若い時にはいろいろありました。
しかし、車イスになってから、本格的に車をそれなりに持ち、
福井時代は運転手付きであり、最高の運転技術に護られていました。
これまでどれだけの車種に乗ってきたでしょうか!
今ではこのSL500が最後の車になるかと思ってきましたが、
車の性能・機能は時代的進化とともにあり、この大阪に来てからは、
車サービス体制に恵まれず、最終の車種選定をしようかと
考えるようになってきています。
車イス使用ゆえに車の稼働コントロールは変換しますが、
国産での部品選定チェンジを余儀なくされています。
海外の障害者用メーカーの車種は輸入すら難しいのが現実です。
工業デザインを職能としていますから、カーデザイナーも育成。
その全てが、企業留学で海外にて今も駐在研修と開発をしています。
私は6万キロ走れば十分であり、乗り換えることにしてきましたが、
この車はお気に入りでしたが、情報系対応は遅れています。
それでも自分の人生の最期にまでと思って持ち続けるだけでも・・、
しかし、新たな車種ということになれば、元スタッフにも相談中。
名古屋時代の車サービスは万全でしたが、大阪は最低の対応でした。
だから、自分の生涯において「男の子なら、コレ!」があります。
しかし、情報対策と性能パフォーマンス性からの判断には
どうしても差があり、カーデザインの難しさを知ります。
老齢になれば、掌中の乾燥度がかなり変化しますから、
車の運転には年齢制限が法律的にも必要だと私は思っています。
信念としては障害者は左ハンドルであるべきであり、
障害者乗車マークは法律毎マークもデザインしました。
四つ葉マークをデザインしました。
今はともかく、いくつかの車種候補を検討し始めています。
愛車というモノにはオーディオのごとく、必ず機械であっても
応えてくれるコトがあるものです。
カーデザイナーもデザインの教育者として育成してきましたから、
人生の最期の愛車選びと、この車にはとても感謝しているのです。
11月20日Staff Blog
「障害者マーク」
「10年使用すると、そうだったのかということ」
「カーオーディオはもっと進展するはず」
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7月 15th, 2013 Posted 12:00 AM
私の愛車SL-500はBOSEのスピーカーです。
正直、BOSEのスピーカーはマニアにとってはやや・・・でした。
BOSE日本支社から、依頼がありました。
スタッフに言いました。
「BOSEのスピーカーは、やりたくないよ」って。
違いました。私への依頼は、
「日本にデザイナーなのに人工心臓をやっているらしい」、と。
日本支社長は阪大で医学系の教授たちとも会いたい、という依頼。
大阪大学附属病院の会議室で、ボーズ社の真実がプレゼンされ、
それは医療機器や振動抑制装置でした。
阪大はその装置導入にあたって、ボーズ氏来日講演を依頼。
しかし、彼の来日は高齢であり、スピーカーではないことを強調。
「彼はMITの学長候補を断り続けている」という話を伺いました。
スピーカーメーカーの利益は全て彼の研究資金であり、
万一、MIT学長になれば、その利益は大学に差し出すこと。
そのような話を聞き、スピーカーが世界的にヒットしたのは、
この日本であって、ボーズ=坊主のイメージ脱却の苦労話でした。
彼の教え子はすべて医療機器の研究者であり、
FDAの担当者は彼がリーダーだと教えられました。
やがて、そのスピーカーそのものも日本で生産されていました。
つい最近その生産を解消したことも知りました。
日本でボーズを成功させた社長も引退されましたが、
結局、その経営手腕はある大手の通信販売企業社長をしています。
それでも、私はボーズの超小型スピーカーをじっくり検証して、
当時、EIZOのたった400ccのエンクロージャーでの
f0を絶対に80MHzにする方法に苦しみました。
そこで、思い切って、ボーズ社の日本支社長に聞きました。
「本当は教えてあげられないけれど・・・」と言いながら、
そうなのか!、を知りました。
一度、米国に会いにいく約束を伝えてもらいました。
やはり、別れの時期が来るのです。
彼は逝きました。
参考になる超小型スピーカーをいただきました。
そのような出会いのあとにSL-500の音響は精度を上げました。
合掌。
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12月 23rd, 2009 Posted 10:40 PM
12月23日
JAF(JAPAN AUTOMOBILE
FEDERATION)入会30年になる
BOSS(川崎和男)。
愛車は、セダンタイプSも、
2シータータイプSLも、
BOSS仕様に改造されています。
左ハンドルでないと、
運転手側が歩道側にならないので、
車イスへの移動スペースが
確保されにくいのです。
これまでのBOSS愛車遍歴は、
どこかでご紹介したいくらいです。
BOSSが29歳、
赤坂の事務所をスタートされる時に、
運転の練習を
東京プリンスの駐車場でしたそうです。
愛車第1号は、
シボレー・モンザだそうです。
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