7月 12th, 2016 Posted 12:00 AM
400字詰め原稿用紙が日本文具大賞「デザイン部門」のグランプリです。
受賞メーカーが優秀賞でびっくり、グランプリで仰天されました。
自分はメーカーに小声で伝えました。
「この審査委員会は凄くよく見ているでしょう」と。
他の文具専門メーカーからも、あれが「デザイン」の本質ですね。
自分自身、どれほど原稿用紙自体を自作もしてきたでしょう。
ともかく、原稿用紙はもとより、紙・和紙については
絶対に国内外の用紙全てに自信を持って詳しいと自負しています。
この原稿用紙の紙・用紙を超える紙は無いでしょう。
高級ブランド商品の包装紙にも採用されています。
まず、用紙の性能はトップクラスです。したがってペン、鉛筆から万年筆、
この文字筆写においても最高です。
原稿用紙という日本人には極めて典型的な社会的な存在性を持っています。
つまり効能性は優れて「筆写する」ことを歴史的にも支えています。
そして、当然にして色彩展開されたシリーズ商品になっていますが、
装飾性が色彩毎にイラストがささやかにさりげなく加飾されています。
これは原稿用紙にどうやって向かうか、
「何を書こうか」という問題解決を成立しています。
デザインはデコレーション主体ではありませんが、
加色と加飾による美学性、美学的な効果をもっていることです。
グランプリとしての、性能・効能・機能に
プラスしての美学的な決着性が見事です。
私は、この原稿用紙は手紙の便せんとして使っていくつもりです。
多分「あっ!この色罫線とイラストの意味が」と思ってもらえるでしょう。
日本らしい素晴らしい原稿用紙です。
*「書くための万年筆の真の意味」
*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
*「高級品ということの詳細」
*『やわらかい美しさのあるノート』
*『未来創世を象徴している地場産業産地でのデザイン』
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5月 27th, 2016 Posted 12:00 AM
「デザイン」への大勘違いが格段と増殖しています。
正直、この紹介は「怖いこと」であり、
みんなが「沈黙して決して語らない」という風潮が蔓延しています。
しかし、現状の一般認識が「これがデザイン」ということはプロとして、
見過ごすことが出来ません。
「サイレントユーザー」として生きようという決心がすでに「変」です。
無論、それぞれの出来映えにはいわゆる「努力の足跡」があります。
その否定ではありません。
こうしたデザインされたかのような「デザインのような」性質、性能
それを社会制度が黙秘していることに、機能も効能もガラパゴス化して
「日本の危機」が明確だということです。
社会制度は「たかがデザイン」という扱いが明白ゆえに、
敢えて訴求します。
「これらはデザインのようなモノ」に過ぎず、
「デザインでは無い」という再宣言なのです。
しかも、これらはすべて実現していて規制事実なのです。
デザイナーとして、大学人として、懸命かつ賢明に生きてきた者として、
「悲しくて哀しみ」に突き落とされています。
「それならお前のデザインは」、というブーメラン効果が来るでしょう。
向かい合って、決闘する覚悟もし、決意もしています。
まず、「コンセプト」だ、「イノベーション」だ、「デザイン思考」だ、
という発想から解放されるべきです。
「デザインとは何か」が終焉してきたことを主張してきました。
「コンシリエンスデザイン」で三つの定義をしました。
● 「問題解決の『応答・回答・解答』があるだろうか。」
● 「価値の創出が実現しているだろうか。」
● 「未来の創成に連動していくだろうか。」
2020年のすぐ後には日本は国際的な立場を失うでしょう。
わが国の「正しい美しさ」は、デザイン職能が主体的に、
性能・効能・機能で「これがデザイン」を主張し、
共有・共時の価値=好ましさと望ましさを創出創成することです。
*『コンセプトから「ライン発想」の三つの思考空間』
*『デザインは問題解決!・この本質の再整理』
*『愛着と愛用がデザインの全体価値である』
*『鏡映は冥府に降りていることゆえに「何がデザイン?」
*『陽子加速器での核変換デザインによる復興』
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5月 29th, 2014 Posted 12:00 AM
「サングラス着用の方入店お断り」という看板がありました。
サングラスが、道を外れたその道の人、と言われていた時期。
ところが芸能人、ロックミュージシャンがサングラスを
ファッションとして身に付けだしたガジェットになりました。
私自身も、社会人20代の頃は、ブルー色の度付きグラスを
あたかもサングラスのように日用品にしていたことがあります。
その後、メガネフレームのデザインに関わり出して、
オプトメトリクス養成の専門学校テキストを、
企業の人からフレームデザインをし始めた私を教育するために
徹底的に教えられて、ブルー色サングラスのことを学びました。
その頃から、オゾン層の破壊とともに、
地球上の紫外線が極度に増加し始めてきました。
ともかく、地球と成層圏の様々な問題は現代の天災とも
ある種の科学的な見解が解明に向かっているようです。
しかし、紫外線は、眼球の虹彩とも関係が出始めました。
当初は、モニター直視状態から、「ドライアイ対策」のため、
モニターのブルー発色よりも重大な対策メガネに適用を考えました。
その偏向液晶レンズの適用から「瞬感」というサングラスが出来て
商品化をすることで、ドライアイ対策グラスから、
今度はサングラス適用が可能になってきました。
現在は、まだ、濃度変換によって「眩しさ対策」ですが、
ここから、メガネ性能・効能・機能が未来に向かっています。
それはやがてウェアラブルPCにつながってくるものと考えています。
メガネフレームも、ドライアイ対策を進化させてきました。
ただし、これはサングラス性能だけを追いかけています。
私は、まず、性能表現の技術を製品化して商品展開をし、
それが、効能=社会的な存在価値となって「機能化」させる、
これが私の「商品デザイン」手法です。
日本人にとってもサングラスはいづれ、
新たな機能グラスに進化するものと確信しています。
瞬感(SHUNKANサングラス)
『「瞬感」SHUNKAN=液晶サングラスを実現しました!』
『PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない』
Tags: 「商品デザイン」手法, 「眩しさ対策」, 「瞬感」, ウエラブルPC, オゾン層の破壊, オプトメトリクス, サングラス, ドライアイ対策, フレームデザイン, メガネフレーム, モニター, ロックミュージシャン, 偏向液晶レンズ, 効能=社会的な存在価値, 度付きグラス, 性能・効能・機能, 機能化, 紫外線
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