6月 5th, 2023 Posted 12:00 AM
目次を見る
12月 8th, 2018 Posted 12:00 AM
目次を見る
12月 30th, 2011 Posted 12:00 AM
安政の津波時には「舟で逃げるな」と語り継がれました。
3.11大津波では映像の中の自動車は、
押し浪で車は津波とともに凶器となり、
引き浪で行方不明者を巻き込んで海に引き込んで行きました。
そうして陸上では、津波で破壊された自動車車体が瓦礫になりました。
20世紀から自動車こそ、人類の智恵技術の結晶でした。
しかし、自動車が凶器となることを万人が知り尽くしています。
私も交通被災者ですから、
車という存在にはデザイナーとしての想いも重なります。
車は大好きなモノでもあるのです。
しかし、もはやハイブリッドだのEV車が車産業の目標ではありません。
「その車内に居れば生命が完全保全」、
そんなカーデザインが必至だと考えます。
私はプロダクトデザイナーとして、
エレベーターと車は根本的徹底的に技術開発目標を再設定すべきです。
ともかく、天災時に「逃げ込んで命を護る空間」、
それがエレベーターと自動車です。
車デザインについて具体的に表現すれば、
「車に乗って海に飛び込み自殺は絶対に不可能」という
車体空間と非常時船舶となるデザインです。
このあたかもSF的発想が、
「天災・人災」への対策デザインであるべきです。
今回の震災では、凶器となる自動車、
自動車が無ければ救急救命もできない、
この矛盾こそ問題設定であり、その問題解決対象に、
カーデザイン、本来の人智的デザイン設計が希求されています。
3.11の津波映像で、大量の車がメチャクチャになっていく様子、
瓦礫記録写真での、考えられない自動車の破損状況は、
デザイナー・技術者・設計者の魂に焼き付けておかなければなりません。
そして、自動車はガソリンが無ければ走りません。
けれども発火すれば爆発します。
電気自動車になったとしても、その車体空間は、
私たちの肉体と生命を護りうるモノにすることです。
これが復興テーマの大きな一つです。
Tags: 20世紀, 3.11, EV車, SF的発想, エレベーター, カーデザイン, ガソリン, テーマ, デザイナー, デザイン設計, ハイブリッド, プロダクトデザイナー, モノ, 不可能, 交通被災者, 人智的, 人災, 人類, 再設定, 凶器, 命を護る空間, 問題解決, 問題設定, 大好きなモノ, 大津波, 天災, 天災時, 安政, 完全保全, 対策デザイン, 対象, 希求, 引き波, 復興, 徹底的, 必至, 想い, 技術, 技術者, 技術開発, 押し波, 救命, 救急, 映像, 智恵, 根本的, 津波, 海, 爆発, 瓦礫, 生命, 発火, 目標, 矛盾, 破壊, 破損状況, 結晶, 絶, 肉体, 自動車, 自殺, 舟, 船舶, 行方不明者, 記録写真, 設計者, 車, 車体, 車体空間, 車内, 車産業, 逃げる, 陸上, 電気自動車, 非常時, 魂
Posted in 祈望から企望へ
目次を見る