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Posts Tagged ‘峡額縁’


『TVの進化を再確認するが・・・』


   


     5月 17th, 2015  Posted 12:00 AM

私はTVっ子だと思います。
だから、最高級のTV受像器を7.1chというほどのHi-Fiも、
おそらく現在可能なシステムにしていましたが、調子がおかしく、
サービスマンの方に診てもらっていました。
今や、サービスマンが持ち帰って修理をするということは不可能です。
結局、新たなシステムのやり直しになりました。
EIZOでFORIS.TVをデザインしていた経験からも、デザインについては
このリモコンを並べてみても、正直、デザインはストップしています。
国内のTVメーカーも次々とこのTV事業から撤退をしています。
私は当然だと思っています。
最近のTV電子基板はコンピューターやネットワークが完備していますが、
寿命は5年だと考えるべきでしょう。
ともかく、最大の問題である熱処理はまったく進化していません。
確かに画面も峡額縁といわれるほど、ほとんどが画面ですが、
なぜ、このデザインでOKしているのかが私には不明です。
TV放送内容は、AppleTVの内容が格段に進化していました。
相当にソフトウェア的な可能性が生まれていますが、
TVメーカーは全く気づいていないと断言しておきます。
私の室内というより自宅内にはTVが4台稼働していますが、
これらを確実に連結も出来、しかも国外からやスマホとも可能性有り。
しかし、テレビのデザインは完全に停止していると思いました。
私はテレビを超えるデザインはすでにデジタルサイネージとして
実現ができそうだと思っています。
もう、TVメーカーの役割は終焉したと思います。
オーディオ・ビジュアルの世界から、
デジタルサイネージが家庭用・個人用になる実務を始めます。
その時、これらのリモコンは過去のモノになるでしょう。


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「スタートレックの時代が、現代すでに重なってきた」


   


     9月 13th, 2012  Posted 12:00 AM

SF-TV番組「スタートレック」は1966年の想像力表現です。
映画化もされてきました。
ほぼ、半世紀前からの作品にもかかわらず、
世界中に多くのファンがいますが、私もその一人です。
これらは、「フェイザー」と呼ばれている、
この物語りに登場する「位相変換型エネルギー兵器」。
Phased Energy Rectification武器と言っていいでしょう。
Phased Energy Rectificationというのは、
指向性ある位相エネルギーの整流ビームという設定兵器です。
現実的には「フェイザー」は、
電気ギター音の位相をずらせば音の干渉効果で、
周期的な音色づくり=エフェクターが存在します。
手前(右)は、その形態をガジェットとして、
レーザーポインターという玩具であり、
上は、TVリモコンになっています。
この「フェイザー」は、
2260年代後に進化していくことがストーリーになっています。
モデルチェンジしていく形態デザインが確認できます。
そういう意味では、半世紀前にこうした発想があったことを、
特に、デザイナーは知っておくべきことだと思っています。
最近、デジタルTVは峡額縁ゆえに、
新しい造形デザインなどもう存在しないなんて話を聞くと、
日本の家電、デジタルTVが貿易産品にはなりえない
貧しい発想が企業に漂っていると批判しておきます。
まだまだ、真に想像力を強化すれば、
革新的なTVなどいくらでもデザインが可能です。
ともかく、次世代デザイナー、インハウスデザイナーは、
「スタートレック」を教科書にするべきでしょう。


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