8月 2nd, 2020 Posted 1:06 AM
大学での学びは専門知識の習得と、実習や研究など
知の創造があり、社会への扉を開く人財を養成、育成しています。
やはり本格的な「研究」は、大学院からで、前期課程となる修士
でも足りず、後期の博士課程になってからでしょう。
例えば、芸術・デザインは、知の「創造」と「創出」だけがありますが、
これは医学や法学、経済などとは異なり、出口での資格制度がないので
あくまでその才能の可能性にかけて送り出しています。
大学は入学競争で、AからFのランク付けがあります。
私は総合大学で大学人だったので、芸術系に限らず
この大学のランク付けはとても気になります。
AからCまでが大学入学資格の学力基準を満たしていて
それ以降は高卒未満あるいは中学程度の学力です。
特に日本人は「少子化」ですが、D以下の大学がいっぱいあるのです。
今後は国立、公立が増えます。
私立ならDからFランクの大学はこれまでの大学ではありません。
大学を減らすことを論議しなければいけないでしょう。
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11月 8th, 2019 Posted 12:00 AM
先般の「商品発表会」に、作家・政治家 田中康夫氏が来場してくれました。
その時に、様々な著作類をいただきました。
それで、私はブランドを知ったきっかけを思いだしたのです。
『33年後のなんとなく、クリスタル』は一躍、
旋風を巻き起こした『なんとなく、クリスタル』の続編。
『もとクリ』と『いまクリ』としてコメントや評価を受けるらしいのです。
『もとクリ』の頃、1980年代には、私は、福井を拠点として、
東京での定宿は東京プリンスホテルで、泊まる、会議、面談、食事会と
滞在中はホテルの中を転々とする出張を
20年余り続けていた頃がありました。
その地下には、ファッションのフロア、
西武PISAのとってもラグジュアリーな店舗ばかりでした。
ある時、Tシャツを買いにいきました。
3000円だと思って支払いをしたら、
実際は3万円で、とてもビックリしました。
それがランバン、ミッソーニやマーロ、それからエルメスでした。
一流品の余りの高額さで驚嘆しながらも、
素材や仕上げ、そして商品力を学びました。
そのエルメスの店員さんとは同い年で、
「絶対にこれは借金してでも買いなさい」とか、
「これはもう出ないから」と薦められました。
銀座、丸の内と店舗を移動されてもお付き合いは続き、
今は定年をむかえられましたが今も付き合っています。
そのおかげで、
生地、素材、ついつい最高のモノから手に取ってしまうのです。
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10月 25th, 2019 Posted 12:00 AM
「子曰く、学び手時に之を習う、
また説ばしからずや。
朋遠方より来たる有り、また楽しからずや。
人知らずして慍みず、また君子ならずや。
これは「論語」の書き出しです。
実際的には、孔子の死後に言行録として今でも語られています。
そして、「論語」は経済的な指南書になっています。
「朋遠方より来たる有り・・・・」の書は、
私の東京での定宿のひとつでもある六本木のホテルに飾られいてる
吉田茂の書です。
一流ホテルには、時に心落ち着く植栽や香りの演出、
非日常空間へ導く仕掛け、
あるいは気持ちが高揚する現代美術がありますが、
このホテルには都市の真ん中にぽっかりと空いた大きな緑の庭と
そして吉田茂の書があります。
ここの書がとても大好きです。
帝国ホテルも季節毎の大きな花がエントランスを彩りますが、
パリの FourSeasonsジョルジュサンクの
花の演出には毎度惹きつけられます。
見つめずに通り過ぎるなんてできない圧倒的な存在です。
また、篠田桃紅氏の「人よ」があるコンラッド東京が大好きです。
今回の滞在でも、
吉田茂の書がちょうど心地良く、長めの滞在をしました。
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8月 3rd, 2019 Posted 12:00 AM
戦争という言葉だけで、特に日本人は大嫌いです。
様々な技術開発が戦争の武器や兵器となることは当然危惧しています。
同時に、デザイナーとして武器や兵器には
造形と技術の知識に、ダ・ヴインチの如く関心を持って見ています。
知識と発想がなければ開発することも、正しく有効利用することも、
問題解決することも、平和的利用にもつなげられません。
「戦い」はそれこそ戦争ではない勝敗で、
新しいスポーツ化されないものかと考えています。
サッカーの起源が、戦争で勝った敵国の将軍の首を蹴って
祝ったことからとされていますが、
今はその競技には行き過ぎた行動を伴うほどに
血が騒ぎ熱狂を持って楽しむスポーツです。
そしてスポーツ選手は、英雄になり多くの人達に、
感動や勇気を与えています。武術や武道も戦闘法から、
その型の美しさや技の強さを競う勝敗をつける戦いとなり
身体と精神とも自分との闘いにより磨かれ、
その道を学び、極めていきます。
空手などの美しい動きの型はロボットの動きにも転用されています。
例えば、伝統工芸としての打刃物、刀剣も、
武器から神格化までその時代で役割や技術その継承が重ねられています。
日常の道具としての刃物も武器になる、人を傷つける可能性をもつ以上、
それを産み出すモノづくりには、
「生」をかけて、取り組まなければなりません。
結構な刃渡りの刃物をどこにでも持ち運んで使いましょうという
軽快なコンセプトでスタイリッシュなデザインされた刃物ケースは、
素材も相応しくなかったけれど、県か市のデザイン賞が与えられており、
銃刀法も知らずに「馬鹿が選んでいる」と想像がつきました。
話は展開してしまいましたが、
さて、コレはまた進化している「ズムウォルト級ミサイル駆逐艦」です。
「そして私は、戦争ではないスポーツとして、
その駆逐艦を考えていた男がいた」と言われたいです。
*駆逐艦
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8月 6th, 2012 Posted 12:00 AM
最近は空を見上げることが増えました。
今年はまだ海の青色を見ていません。
青は私の持ち物の基本色にしています。
だから、大好きな色です。
ただし、デザイナーは好きな色は持たないことは鉄則です。
色全てが大好きでなければいけないということを私は美大で学びました。
私も「色彩論」では、学生には「全ての色を好きになること、
色に対する依怙贔屓はしないこと」を教えてきました。
青色は、空と海と鉱石や貴石に存在しています。
写真は銀座の夏空に、工事クレーンが一つの風景を成していました。
とても清々しくて、被災地にもこの青色が広がっているけれど、
被災地の皆さんは希望を持たれているのかと想像しました。
さて、可視光線・青は450~495nmの波長があります。
パソコンが普及して20年目に一つの結果が出てきたようです。
450~495nmの青に対する眼球反応が
とうとう生理的な劣化が始まってきているという指摘があります。
これは、かつて私がプラズマTVからの近赤外線が
子ども達の視覚に危険で相当の懸念ありかもしれないと発言し、
メチャクチャに叩かれました。
今もその時の叩かれ文が残っています。
が、結局、プラズマ表示画素は市場存在価値を失いました。
最も、トリノの冬オリンピックでのプラズマTV販売は
欧州からは拒絶されていたことは知られていません。
プラズマ技術が私の予想通りに、
対人間への弊害が明確になっていたからでした。
そこで、最近は、パソコン画面用の眼鏡は、
「青色対策」として喧伝されて商品化されています。
しかし、私は、現在喧伝されている商品が
「青色対策」を確実に具現化しているとは評価していません。
解決をつけるべき問題提起と問題解決には、
単なる商業主義的な能書きしかないと断言しておきます。
私は、パソコン画面なら、まずは「ドライアイ対策」そして、
「青色反応劣化の原因が、なるほどパソコン画面なのだろうか」、
450~495のどこをフィルタリングしているのか疑問だらけです。
まだ疑問点や安価な製品での限界がありすぎます。
もっと懸念すべきはWiFi電磁空間が人体に及ぼしている結果が、
やはり20~50年後に明らかになるかもしれないことの方が心配です。
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9月 15th, 2011 Posted 11:05 PM
9月15日 先勝(癸酉)
私自身も大学を卒業するときに、
四年間に渡って
デザインを学んだはずだったが、
大きな不安にとりつかれたことを
今でもはっきりと覚えている。
『デザインという先手』掌
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