2月 27th, 2019 Posted 12:00 AM
「文藝春秋」は、中学生になったときからの愛読者です。
伯父からこの本は読めるだろう、と勧められました。
伯父は、エンジニア=繊維関係ですが、いつもこの本がありました。
小学生時代には、角川書店の昭和文学全集(ふりがなあり)と、
平凡社の世界文学は全て読んでいました。
これは、祖父からお小遣いをもらえるということもあり
それを目当てに、全てを読み、読書、大好きになりました。
実家の倉庫には、まだこれらが置いてあり、
読み終わって祖父からお小遣いをもらった
本のタイトルの上には目印で○に大の印が書いてあります。
子ども時代の読書習慣から、私は小説家、作家が夢でした。
そして、いつも「芥川賞」への憧れがありました。
医学部に入って、作家との兼業という将来像に憧れながら、
医学部ではなく、美大へ、作家では無く、デザイナーになりました。
とは言え、東芝に入ってからも、自分の名前入りの原稿用紙を作り、
執筆をしていましたから、原稿がどこかにあるはずです。
デザイナーとして連載をかかえた時、
編集長から物書きは蔵書5000冊を突破して、
初めてそういった段階にのれると教えられました。
実はペンネームもあります。
今も、芥川賞はこの「文藝春秋」で欠かさず読むことができます。
70歳なれど、新たな肩書きを増やす夢をみています。
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1月 17th, 2019 Posted 12:30 AM
1月16日
本日は取材を受けました。
ARCHITECTURAL RECORDの
Naomi R. Pollock様です。
戦後の日本のデザイン史について、
書籍を執筆されるとのことで、
それを築いてきた人の一人として、
取り上げていただくことになりました。
以前、川崎の作品が
シカゴ美術館で展示された際に、
学芸員として関わられたことがある、
とのことで、
以前のお話なども交えながら、
これまでの川崎の活動全般について、
話題が展開されました。
出版の情報等が入りましたら、
またご案内させていただきます。
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8月 18th, 2017 Posted 12:00 AM
まだ父は存命でしたが、その時に金剛界曼荼羅でもう一つ仏壇をデザイン。
それは父用でしたから、出来上がった時に、
父に見せましたが、怒鳴られました。
「俺はそんな中に入るか!」って。
父の死後、父は私を自慢するのに、
あいつは俺の仏壇までデザインしてくれていた、と。
金剛界曼荼羅の3×3を立体にして、
正面の扉を開けると、私が考えていた位牌はDNAで、
本当ならば、そのホログラムを映し出す装置にと思ったモデルでした。
父は20歳で徴兵され騎馬隊員で金沢の21師団配属。
7.5年徴兵されて、復員してからは
警察官となり刑事ばたけにいました。
ノンキャリアながら、次々と昇進して警視正とまでなり、
福井県自動車会議所の専務理事でビルを新築後、70で勇退しました。
9年間、彼は自由に中国や沖縄、靖国神社などを執筆していたようです。
79歳、晴天の日に散歩途中に倒れてあの世に逝きました。
彼は私の仏壇を見て、すごく怒りましたが本当は自慢もしていたんだとか。
生きていることは死んでいく過程に過ぎません。
間もなく私も70歳を目の前にしています。
そこで社会参加を辞めるべきかを毎日考えています。
ただ、デザインし創りたいモノや、次世代デザイナーに、
絶対に語り伝えたいことが、今日もありました。
金剛界曼荼羅の九つの箱に、私の生涯を残したい、そんな気持ちと、
存在が無となるあの世だと思っています。
* 『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』
* 『天空と深海で何が起こっているのだろうか?』
* 『ふるさと福井の大震災を胎内で経験していたと聞く』*
* 『終戦では無い、敗戦記念日であった』
* 『想像力を今また熟考を毎日繰り返している』
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