『広島被災地に「パウダースマイル」を!』
8月 30th, 2014 Posted 12:00 AM
開発途中でしたが、土壌改良材としてのH2Oセルロースを、
広島の土砂災害地に直ぐに持ち込んでもらい実証性を確認しました。
私のスタッフも現地に行きましたが、カメラを向けることすら、
憚れるほど、被災現地は行方不明者も多く、途方に暮れる現実。
泥水の後処理はすごく酷くて、その解決手法がありませんでしたが、
古紙をパウダー状に製造デザインすれば、
泥水を直ぐに固化することが出来ることは被災地で明確になりました。
現地の人たちに説明をして、後処理に入りましたが、
険しい表情の人たちが固まって後処理が容易になっていくことで、
みんなが笑顔になってくれました。「セルローススマイル」です。
ようやく行方不明の同胞が、無念ながら発見されてきましたが、
50万トンの土石流とは、霞が関ビル一棟分もあり、
先般の伊豆大島での土砂被害が17万トンですから、この3倍です。
土砂撤去には80万台のトラックが必要と言われています。
50万トンなんて私には想像すら不可能ですし、
私のように車イスの者は絶対逃げ出すことは出来なかったでしょう。
私には報告されてくる写真とビデオで、次々とデザイン対象が
さらに分かってきましたから、そのアイディアや展開手法を
必死に考え出すことだと役割を再認識しています。
人力の限界を超えるには、二つのアイディアを考えています。
製造生産装置のデザイン、工場のあり方も分かってきました。
海外製の重機を運び込もうとしたら、公道は走れないとか。
こんな時だからこそ、即許認可する立場よりも文句を言う輩が、
それこそ、県議員や市議員とかは呆れかえります。
ともかく、この素材はこれまでを解決する素材としての開発は的中。
しかし、まだ全く知られていない素材だけに、説明が要りましたが、
使用して泥水が固化して、それを運搬してしまえば、
それは結局、地球の土壌に戻ってしまいます。
この話が通じるコト被災地の皆さんに「笑顔」になってもらいました。
「セルローススマイル」は、デザインしたモノで、
笑顔を与えるコトができました。これが危機解決デザインです。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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