4月 26th, 2015 Posted 12:00 AM
デザインは問題解決の実務的手法だと主張をしてきました。
特に、危機管理とデザインを実際に取り組んできて、
私の結論、信頼安全性工学からも、
「危機は管理できない、むしろ、危機は解決する」という結論です。
そこで、コンシリエンスデザイン:consilience design という
提案に結びつき、それはレジリエンスエンジニアリングから、
レジリエンスデザイン:resilience design という領域が
絶対に成り立つということが実際的な開発事例でした。
そして、問題はsilienceという言葉の歴史的な転移から、
なぜ、コンシリエンスやコンシリエンスが生まれてきたかです。
デザイン・デザイナーという立場からの再考と仮説化に至っています。
そこで、プレシリエンスデザイン:presilience designと、
メタシリエンスデザイン:metasilience designという新造語で、
まさに、コンシリエンスとレジリエンスという問題解決手法を
デザイン的な位置づけ論理にすることができると考えています。
明らかに、コンシリエンス自体が造語であり、この造語から
学術+芸術、文科系+理科系の「統合」をデザイン思想化する、
この発想がありました。
そしてその反事象にレジリエンスという心理学的な
どのような問題に取り囲まれようが、積極果敢な自己認識論が
存在していることが明白になってきています。
そこで、レジリエンスという精神性の強靭化と
コンシリエンスという統合化への前準備思考、
そのデザイン:presilience designと、
強靱的な心理性と学術芸術の融合・統合性を
さらに包含する思想をmetasilience designと仮説化しています。
これこそ、すでに起こってしまった危険=crisisと
起こるであろうと予測される危険=riskへの危機対応という
問題解決の手法になると、現在、この論理化を基盤にして、
未来創出の実務的デザイン、その事例づくりを開始しています。
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4月 8th, 2015 Posted 12:00 AM
「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」は、
英訳するのに困りました。
コンシリエンスデザインは、明らかにコンシリエンスという概念は
出来上がっていて、この論理性は未来を確実にしています。
看医工学という、看護学・保健学・医学・工学は、
これまでの医工連携での限界性を打ち破る学際性が明確にありますが、
医工連携に固守している輩には、もう誤魔化しが不可能なことを
指示しているのですが、看護理工学会では看医工学という名辞は
大好評でした。
コンシリエンスは文理融合をデザインが超越させます。
そこで、コンシリエンスデザイン学際化スタジオが的確でした。
この2年は「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」を
単純に受け入れていました。が、従兄弟は信頼・安全性工学では、
それも宇宙開発事業での展開で権威でしたから、
「危機は管理出来ない」と言われて、それから私は、
すでに教科書や、資格制度を洗い直し、「危機管理デザイン賞」の
審査委員長も退任しました。
「危機の管理は不可能である」と「危機は解決すること」から、
危機解決学へのデザインそれは学際的でなければを組み立てました。
「前例が無い」と言われれば言われるほど、
確実にこれはデザイン実務でこそ、危機、それも管理では、
リスク=起こるかも知れない危険だけではなくて、
クライシス=起こってしまった危険を問題として即解決学になりました。
これから、私は危険とは、生命が失われることが最大の問題です。
だからこそ、医学を取り囲む学術だけではなくて、デザインゆえに
芸術を組み入れた文理融合までの統合的な学際化をめざします。
学際化を果たす教育・研究・開発を産官学にまでと意図しています。
「Consilience Design Interdisciplinary Studio」が至極、
私には的確だと思っています。
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3月 13th, 2015 Posted 12:00 AM
東日本大震災から4年目になりました。
復興どころか、最大の懸案は除染という移染と廃炉化計画への覚悟、
これらを大欠落させているのは、
すでに予想・予知されている、火山爆発・首都直下・南海トラフなど
危機管理という大きな過ちが蔓延していることだと私は判断。
私は、新素材開発と陽子加速器での新たな核変換産業の創成です。
危機管理学での「危機は管理できない」という認識を拡大し、
「危機は解決するという危機解決学」の拡充だと結論しています。
私は、次期の「液状化対策デザイン」での素材は、
すでに広島の土砂災害と御嶽山の火山灰回収で一つの実証をしました。
だから、陽子加速器と人工地盤化での福島での新たな産業化を
私はコンシリエンスデザインで提案をしていきたいと考えています。
ImPACT=革新的研究推進プログラムに大欠落しているのは、
プロダクトデザインとインダストリアルデザインを超える発想です。
先般も「廃材利用」というリサイクル概念の停止を訴えています。
「端材=mills ends」での思想理念をコンシリエンスデザイン化、
このことの象徴こそ、核廃棄物ではなくて核融合ターゲットへの
デザイン的な確信だと私はこれから主張していくつもりでいます。
また、大阪大学では「端材」を「端財」と呼び、
この講座も開設していることを知りました。
とりわけ、核分裂での生性物はセシウム136で230万年半減期を
全ての人は怖れていて、あたかもこれこそ科学不信の源扱いです。
しかし、これこそ低能力であることの自己表明だと思っています。
デザインはあくまでも「問題解決」の実務手法であり、
その背景を全変革と全変換することを私はこれから絶叫する覚悟です。
陽子加速器でターゲット元素である鉛とビスマス合金でこそ、
これを福島再生の手がかりをコンシリエンスデザインが構築します。
問題は、脱原発という輩に再学習させること、
さらにデザイン界からも芸術を剥奪して学術性負荷の教育機関を
私は創り出すことだと、今春から大阪大学大学院から発信します。
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