9月 1st, 2018 Posted 5:45 PM
最近、街の中で月の和熊をよくよく見かけるようになりました。
かってのような人間と熊との関係が崩れてきたのです。
日本人には野生と野性が段々と壊れてきました。
今では柴犬、文鳥、鮎は極めて野生が生きています。
柴犬を3度私も飼ってきました。最後には「祭・まつり」と「彩・かざり」でした。
名古屋時代にはドッグランという公園に行きました。
しかし、柴犬は多種多様な洋犬には、襲いかかっていました。
それでこの公園には連れてこないでほしいと言われました。
それほど、柴犬にはまだまだ野生がしっかりとしていました。
また、子供の頃には7羽の文鳥を飼っていました。
これも、2羽だけが手乗り文鳥になりました。
文鳥も極めて野生が強くて、どれだけ文鳥に手を噛まれたでしょうか。
そんなこともあって、柴犬、文鳥、さらには鮎も野生が強いのです。
鮎は友釣りが出来る野生の魚でしたから、鮎はとても凶暴でした。
最近では、日本生まれの野生が壊れて来ているのでしょう。
だから熊が街に出てくるというのは,自然と人工が壊れてきたのです。
昨日、越前では鮎釣り箪笥があったことなどは、
まったく知っている人が知られていないことを知りました。
日本の野生が壊れてきていることをすっかりと忘れ去っています。
日本人にとって野生と野性はかなり違うことを知っておきたいのです。
それこそ、自然と人工それぞれに、野生と野性があるのです。
自然と人間とは明確に決して交わらないのです。
残念ながらモノ=箪笥でもう鮎釣り箪笥はありません。
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8月 30th, 2018 Posted 7:09 PM
もし、ガストン・バシュラールの地・水・火・風を知っていたら、
風力発電機などは絶対に造っていなかったろうと私は思います。
これは台風20号で、淡路島の風力発電機が見事に倒れていました。
これがどういう経緯で作成されていたのかが、現代のマスコミでは、
まったくわかりませんが、行政の仕事ならばとんでもない金額です。
私自身、風力発電機は絶対に認めていません。
この台風被害での、発電機そのものを見ても
全く地中内での支持支柱が無いことに、びっくりします。
60メータの発電機を支柱に取り付けておけばこれが転倒することは
無かったのでは無いでしょうか?
公園に単に風力発電機が置物であったとさえ思います。
しかも、これは6年間使われていなかっというのです。
バシュラールの「空と夢」を見れば、風あるいは風力を
人間は自然の能力をどのように使えばということは明白です。
かってある大学入試でも、木立がゆれるから風があるのか、
もしくは風があるから木立がなびくかという試験問題がありました。
これはバシュラールの「詩学」にあてはめるのだろうかを聞けば、
それは想像力の問題です。
それでも建築物の構造ぐらいは明確にすべきだと思います。
今回、台風20号の被害ですらこれだけの被害があったのですから、
3〜4年前に海洋構築物である風力発電機を私は国費の
コンペで落としました。が、それは正解だと思いました。
風力発電機は絶対に無謀な計画だと私は再確認しました。
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12月 19th, 2013 Posted 12:18 AM
デザインを美術科目から社会科目にというのは、
まず、米国ミシガン州で始まり、
教育政策として取り上げたのは英国でした。
小学生が幼稚園児のユニフォームデザインを考えるという教育。
かつてアートとデザインの違いを簡潔に、私はこう述べました。
アートは主観的表現であり、デザインは客観的表現であること。
今、デザイナーと自称しているほとんどはデコレーター。
インテリアデザイナーとインテリアデコレーターは明確に、
彼らの専門知識が異なり、教育方法も別個です。
わが国の「環境デザイン」は公園や建築系ですがこれは大間違い。
韓国では「環境デザインでこそロボティクス環境がテーマ」。
だから政策的には「デザイン」がどれほど国際的に、
私たちの日本は遊離し始めているのです。
今、国策である「COOL JAPAN」にこそ、デザインはもっともっと、
「包括的=Inclusive Design」でなければいけいないのです。
私が40余年デザイナーを職能にしてきた最大の目標、
それは「問題解決の実務表現」の職能家であること、
そんな話を稲田国務大臣・越尾秘書官・藤巻参議院議員に
決定的な話がスムーズに伝えることができたと思っています。
知性無き左翼系の国策全て非難主義などまったく無意味です。
3.11で学んだ真の事を、独裁政治で拉致被害者を取り戻せない事を、
すべからくが、「デザイン実務」で解決を図ることの大事さを
私は語り尽くしたいと思っています。
デザイン無き工学的手続きがどれほど無意味かも徹底的に、
論理背景と表現実務で「実現の時期」が来ているのです。
未来・夢・理想に向かってこそ、私たちの生涯が、
死に向かって生をうけているからこそ、
生きている現実に覆いかかっている問題にその解決、
つまり理想と夢と未来を創っているのです。
私たち日本には「わび・さび」に至る「美」があることを、
彼らとの昼食後は、二つのマスコミにも伝えて帰阪しました。
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10月 27th, 2013 Posted 12:00 AM
またお米をいただきました。
私は「越前市ふるさと大使」をさせていただいているので、
このようにして、ふるさと越前市からは時々産物が届きます。
とてもありがたいことであり、しかも、越前からの産物は、
最高に素晴らしく美味しいことです。
今年は、常に最低でも月に1回はふるさとに帰っています。
幸いにして、大阪から北陸線で2時間で帰ることができます。
「越前たけふしきぶ姫」はもちろん最高級のお米。
「こしひかり」元来福井が発祥の土地柄ですから、
私はずーっとこのお米で育ってきました。
行政的な合併によって、今は「越前市」ですが、
その中心は「武生」。
かつては国府があり、紫式部が父親とともに住んでいました。
だから、当然のことに公園が有り銅像もありますが、
私自身は違和感をもっています。
それは、彼女が国府である武生にいた頃には、
雪が降って寒くて、都=京都に比べたら田舎過ぎていて、
書き残した歌には、「都が恋しい」という歌が多いことです。
世界でも長編小説の源流である「源氏物語」作者として有名。
けれども、これほど田舎扱いをする彼女を象徴化などには、
私はどうも納得していません。
ようやく、また市長選挙が終わり、市長は連続してもらえます。
この市長が大学卒業時に会っています。
彼はそれから松下政経塾で学んで地元の首長になりました。
だから、大学卒業時からの知り合いであり、
彼だからこそ、特にふるさとの伝統工芸には特別な心情をもって、
その活性化策やデザイン導入には見識があります。
先般も、「タケフナイフビレッジ共同工房20周年」では、
もっともっと広大なプランを二人っきりで話すことができました。
ワイフは京都生まれ京都育ちですが、
福井の食べ物の美味しさにはいつも驚喜しています。
「越前たけふしきぶ姫」コシヒカリ特別米は美味しいお米です。
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