4月 3rd, 2020 Posted 1:35 AM
最悪のシナリオです。
毎日、新型コロナウイルス禍が拡大し続けていますが、
私には「覚悟」が出来ました。
阪大の医師たちが「遺書」を書いたのです。
これこそ「知性」でしょう。私はガーンと打たれました。
「もし、生き延びたら、上手い酒を飲もう」というのです。
阪大の循環器系はトップですから、残酷な現実への「知性」的判断でした。
最悪のシナリオ、世界の三分の二の死亡を見据えて、
助かる見込みの高い、未来がある誰かに治療をという命の選別に、
私自身が71歳だから、手を上げようと「覚悟」しています。
多分、日本中が生き延びることこそ大事ですが、
「世界システム」の変革ですから、
「経済」とかサービスは崩れて再構築です。
これこそ、「経済」はつぶれて3〜5年はかかる、
大きな大革新になるでしょう。
最良のシステムと最悪のシステムを両方思考することです。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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5月 29th, 2011 Posted 12:00 AM
文明のデザイン。
これまで、デザインは文化創成のため、
最も重大な職能というのが私の考察。
私はすでに世界システムによる文明は、
さらに、農業・工業・情報という進展から、
ますます高密度化する都市機能に対するデザインを
先端的な統合・包括デザインと意図してきました。
ところが、一瞬にして、
しかもわが国・日本の「文明が崩壊」したのです。
だからデザインの再編・再構築を余儀なくされています。
「都市革命」という言葉で、
石器時代から農耕文化を定義したV.C.チャイルドが、
都市と文明を最初に定義し語ったという記憶があります。
しかし、歴史的には都市は祭司センター的な集落であり、
近世から現代の都市文明とはまったく異なっています。
文明と文化が同一されていた時代が区分される発想、
この始まりが、「都市」と「文明」がキーワードでした。
「都市」は明らかに、自然と二つの関係・構造があります。
■ 自然が与えるとてつもない脅威から解放されること
■ 自然に対して生活の快適さを求めるため破壊すること
この二つの構造をも破壊するのは、天災と人災でした。
だからこそ自然への畏敬に祭司=政が重要でした。
祭司センター=都市ということに納得できます。
したがって、文明、とりわけ都市文明の破壊と破滅は、
人間が、自然の脅威=災害によって、
自然放置され、人間の本質までを問い直されるのです。
それは、現代文明に到るまでに培わされた文化的人間性、
人間としての社会的存在性・実存性・自己同一性など、
こうしたことが問われるということです。
そして、最も、問いかけ直されているのは、
現代都市文明の為政者、
それはかって都市=祭司=政センターであった指導者、
その存在価値の再確認が行われるということです。
自然と文明を司る指導者の存在価値が、
厳しく問い直されるのは当然のことだと思っています。
私は現政権ではとても文明の再構築能力は、
まったく文化的にも持っていないと判断しています。
Tags: V.C.チャイルド, デザインは文化創成, 世界システム, 実存性, 指導者の存在価値, 文明が崩壊, 文明のデザイン, 文明の再構築能力, 社会的存在性, 祭司センター, 自己同一性, 自然が与えるとてつもない脅威, 都市文明の為政者, 都市機能, 都市革命
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