6月 28th, 2015 Posted 12:00 AM
裏面にマグネットが塗布されたモノは
シート・ボード・パッド、そしてノートと呼ばれる、
商品シリーズとして展開されました。
シートは携帯用のホワイトボードとして、
いわゆる黒板的な文房具として登場してからほぼ半世紀?
かもしれません。
この競合商品の市場競争を見てきた経緯があります。
そして、ノートと明示されたマグネット塗布の付箋的な、
「ノート」によって、
このシリーズは、単純には大きさ違いでしかありませんが
明確な文房具としてのポジションを決定したと評価できます。
なぜなら、携帯できるホワイトボードは、ただの黒板的なモノでした。
それなりには黒板的な用途であり、
それなりの用途的な感動はわずかだったはずですが、
それがボードになり、パッドになり、
適合したノートというマグネット塗布された適切な大きさが、
まるで付箋的な形式をこの商品で語ってくれています。
おそらく、この商品シリーズを決定づけたことが、
文房具として、何に使うべきか、というよりも、
どのようなために使うかを与えてくれるモノになっています。
言い換えると、Whatのためのモノから、
Howを紡ぎ出してくれる思考を
再質問してくれるモノとしての文具になっているということです。
おそらく、商品シリーズは、
大きさとカラーと材質でシリーズ化は可能です。
シリーズ化を成し遂げる根本としての大きさが、
同じ材質に限定されても、カラー化は使い勝手でも、
どのようなために使うべきかを問いかけてくれます。
この重要さを明快に与えてくれるマグネット塗布されて
「くっついてしまう」から、
新しい使い方を再考させてくれるモノになっています。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
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5月 6th, 2012 Posted 12:00 AM
小学校から、将棋・囲碁・麻雀を父から教わりました。
父はこうしたすべてのゲームをマスターさせたかったのでしょう。
ところが、この三つはどうしても好きになれませんでした。
将棋はそれなりに面白かったのですが、
負けると悔しいことや、もう一度生き返るゲーム性が嫌でした。
しかも囲碁も麻雀も座位でのゲーム性が好きになれませんでした。
映画の名作に「華麗なる賭け」があります。
原題の「トーマス・クラウン・アフェアー」でリメイクされた映画です。
スティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイが、
チェスをする場面があります。
この映画での二人の取引をたまらなく象徴する場面です。
それを観てから、チェスにのめり込みました。
しかし、我ながら下手くそです。
パソコン相手だと、とてもかないませんが引きつけられます。
となれば、私の習性はチェス収集にも向かってしまいます。
これは携帯用ではおそらく最も工芸的な物だと思います。
エルメスの木工技術が駆使されています。
しかし、もう一工夫が欠落しています。
マグネットでチェス盤とコマがくっついてくれれば飛行機内でも遊べます。
あえてそうしなかったのだろうとも思いますが、
これでは「装飾的」にすぎません。
バウハウス時代のモダンデザインは、コマの役割を覚えるのが困難です。
最も使いやすいのは玩具になっているプラスチック製が機能的です。
しかし、本格的にそのゲーム性を楽しむには、
やはりアンティックな物を海外で探しています。
もう喫煙の時代ではありませんが、シガーやパイプタバコ、
そしてブランディが一番チェスには似合うのかもしれません。
ともかく、今ではチェスはMac上で戦っています。
かって、Apple社に「Mind Top」をプレゼンしたときに、
景品アイディアとして、
そのパソコンと同じ大きさのチェスセットも提案しました。
そして、プレゼン後の私の味方連中の評価では、
あのチェスセットまで周到なプレゼンが嫉妬になったということでした。
日本の将棋界でトップクラスのある人が、
世界でも5指内に入るスターだということはあまり知られていません。
「クゥイーン・ガンビット」=先手を打つ、
これは、私の著作タイトル
「
デザインという先手・日常的なガンビット」になっています。
「シシリアン・ガンビット」という心臓病の治療方法もあります。
チェスは上手くなりたいゲームです。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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