kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘トリアージ’


『パンデミック・ガンビットー世界的な先手』


   


     2月 26th, 2020  Posted 8:44 PM

現在「パンデミック・ガンビット」です。
「世界的疾病な先手」が段階毎に必要だとWHOに進言するのです。
このCOVID-19を中国の軍事研究所の
「開発途中の生物兵器」とする説は見逃せません。
かつてエイズは死の病でしたが、
日本人が世界最初の抗HIV薬を開発し、
その後米国の薬メーカーが特許を取得したため、
さらに先導して第2、第3と人類を救う薬の開発を手掛けました。
日本の医学界のテクノロジーで、
感染症の水際対策やクルーズ船の検疫管理も出来ていると
思っていましたが、あると思っていた結界が破られ、
汚染された境界が地球規模で拡大しています。
私はそもそも2006年に敗血症という感染症からショック状態、
重篤になりましたが奇跡的にも生還しました。
また私に取り組むべきテーマが与えられたのだと、
阪大では「深紫外線手洗い」、「エボラ出血熱」などの
感染対策の防護服、救急カプセルからトリアージに関する
デザインプロジェクトをやっていました。
今年度のプロダクト系での卒業制作テーマは、
「マスク」での解答に期待したいです。
海外の友人、デザインプロデューサーから、
リユースできる素材のマスク、そのシステムの
提案などはないのかとメールが来ました。
また「防護服」で対応される患者さんは嫌でしょうから、
今のままではデザイン不備です。
世界で一番の問題解決には、
医工・デザインとしてこのテーマに向かう必要があります。
TVで、アジアで小児麻痺を食い止めた感染症の権威が、
ここ1,2周間が勝負なのだと言っていました。
日本政府はとても甘かったと思います。
私がその実現を目指し大きな研究費に応募したテーマが、
「コンシリエンスデザインによる完全無菌と抗体保健」
ー「完全無菌」と「抗体保健」の生活環境の創出と実現でした。
やはり私は「生物兵器」の先手を打とうとしていたのです。


目次を見る

10月21日Staff Blog


   


     10月 21st, 2009  Posted 9:08 PM

10月21日

IASDR2009にての
BOSS(川崎和男)のプレゼは終了しました。
今回の学会には世界40数カ国から
約4800人が参加していました。
そしてBOSSの講演も会場満席でした。

BOSSのデザイン哲学
「いのち・きもち・かたち」と
「一人称・二人称・三人称のデザイン」
からスタートしました。
人工心臓のデザインArtificial Heart
眼鏡などの実例。
世界的なデザインによる平和運動
Peace Keeping Design
ワクチン接種システム
トリアージの提案。
Bottom of the pyramid bussinessとしての
アフリカへの
検眼不要の眼鏡の提供支援開発
デザインの力、
デザインが世界のためにできること、
命に向き合うデザインなどBOSSの力説に
拍手喝采を受けました。

同時に韓国の
デザイン国家戦略に驚くばかりでした。

IASDR2009プレス発表

IASDR2009(韓国)でのプレス発表


IASDR2009川崎和男講演

IASDR2009(韓国)でのキーノートスピーチ


目次を見る