kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘デザイン’


9月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 1st, 2011  Posted 11:39 PM

9月1日 大安(己未)

デザインは形態言語、あるいは
造形言語を保持していなければならない。

形態を取り囲んできるボキャブラリーが、
そのかたちをきわめて「存在の効能性」を
物語るはずだと確信しているからだ。

『デザインの極道論』あとがき


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8月29日Staff Blog


   


     8月 29th, 2011  Posted 9:13 PM

8月29日

放送大学の撮影を行った、
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)

内容は、BOSSが
毎日デザイン賞をとってから、
医学の世界のデザインに関わる経緯、
そしてユニバーサルデザインについてです。

数年間に渡り、
映像は使用されるということですので、
放送大学をご利用の方はお楽しみに。


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「一条の光明は創出するもの」


   


     8月 10th, 2011  Posted 12:00 AM

闇に一条の光明を、
これは私たちが闇にあるときに
必ず願うものです。
しかし、これもレトリックでしかなく、
一条の光明というのは、
創り出すものでしかありません。
それはまさに暗闇に入れば一本の蝋燭が必要です。
すなわち、暗闇に光りを見いだすには、
「蝋燭のような」発光体がツールとして不可欠です。
「蝋燭のような」というレトリックに何が、
その闇を明白にするかということです。
蝋燭は灯りであり、その正体は火です。
したがって、「蝋燭のような」というレトリックの本質、
レトリックではない具体物がツールになりうるでしょう。
「闇」という表現はレトリックではなくて、
メタファーという意味がみえてくる気がしてなりません。
特に未来が闇のごとく不明な場合には、
未来の不明さはレトリックにすることは容易ですが、
メタファー的に「闇」は置き換えること不可能です。
今、日本の未来は「闇」です。
この国難そのものが「闇」であるからには、
少なからず一本の蝋燭のようなツールが必要です。
しかし、これはすでに「ような」ツールではありません。
私が意図していることは、
国難のわが国・日本の未来を「闇」にするわけにはいきません。
今夜もその「闇」への一条の光明=蝋燭のような、
灯り=火となるツールを見つけ出すか、
あるいは発明、創出しなければならないと考えています。
結論は、ツールの創出というデザインに他なりません。
火が文明の基本であったように、
今、未来の日本は再文明化出来るツールの発明、
何を創出するかというデザインです。
デザインは、一条の光明を創出すると確信しています。

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7月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 29th, 2011  Posted 9:30 AM

7月29日 乙酉(仏滅)

言語道断なる美を、
デザインで作り出して行きたい。
それが必ずや、より善であり、
義なる生き方につながっていると
信じる。

『デザインの極道論』あとがき


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7月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 23rd, 2011  Posted 10:00 AM

7月23日 仏滅(己卯)

「誠実さ」だけで
自分を守ってきたように思う。
つまり、手抜きを決してしない。

そのためには誠実にデザインと
その対象であるデザインされるモノとの
関係を熟考する必要がある。

『デザインという先手』手抜き 不可欠である誠実さ


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7月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 13th, 2011  Posted 10:00 AM

7月13日 赤口(己巳)

特に、
人工物と生命の関わりが
派生してくるような場合は、
なおさらのこと、
この考え方を具現化させていくために、
デザインがあると思っている。

『デザインという先手』手抜き 不可欠である誠実さ


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7月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 12th, 2011  Posted 10:00 AM

7月12日 大安(戊辰)

少なからず、
デザインが技術的な設計に
立ち入るときには、
安心工学としての使い勝手を
その設計に対して導入されるべきだと
考えて発言してきた。

『デザインという先手』手抜き 不可欠である誠実さ


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7月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 6th, 2011  Posted 12:03 AM

7月5日 辛酉(仏滅)

私は、デザインとは
最終的には目に見えるかたち、
あるいは目には見えないけれどもなんらかの
問題解決したことを、
かたちとして認識できるように
提示する営為だと考えている。

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7月5日Staff Blog


   


     7月 5th, 2011  Posted 8:00 AM

7月5日

『倉俣史朗のデザイン 夢の形見に』
素敵な感想をいただいた、
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)

記念講演会も力入っておりますので、
お近くの方やデザインに関心をお持ちの皆様は
ぜひご参加ください。詳細はこちら


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6月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 30th, 2011  Posted 1:19 PM

6月30日 戊申(先勝)

「それは、自分がデザインしたモノが
 一番いいデザインです」
(まあ、強気で生きているからなー。
 でないと、車椅子を朝見るたびに、
 ああ今日もこれに乗るんだって、
 いやになるもんね……)。

『デザインの極道論』花容


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