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Posts Tagged ‘サングラス’


『眼鏡装着をHUSATでフェイスシールド設計に』


   


     5月 24th, 2020  Posted 6:23 PM

私自身はメガネを35年間、医療機器としてデザインしてきました。
そして、「サングラス」には、大変な意義があります。
というのも乗車中の事故で一度、「サングラス」で身を守られました。
顔面強打に、目に傷を負う、鼻を骨折することもありませんでした。
さて、マスク以上に「新型コロナウイルス」では、
フェイスシールドを医療従事者が使っていますが、
子供たちにもこの防護具であるフェイスシールドが役に立ちます。
私はメガネの顔面装着では14000mm曲線から、
サングラスなら800mm曲線まででデザインしています。
これには、眼鏡と医療機器としての屈折率があります。
そこから、フェイスシールドを人間工学=エルゴノミクスから
第二次大戦後には、ヒューマン・ファクターエンジニアリングでした。
そして、HUSATをベースとしてこそ、新たなデザイン設計が図れます。
しかし、福井県の鯖江市は「メガネのまち」と言っていますが、
鯖江ではなくて福井であること、でも、メガネの流通は誰も
誰もノウハウがなく、ここにはHUSATなぞ何にも無いのです。
地場産業としての「役割も出来ません」、どうしてでしょう。


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『コラボという乗っ取り?、流行は「病」である』


   


     9月 27th, 2017  Posted 12:00 AM

メガネのデザインに取り組んでこれも30年を超えました。
そしてメガネは極めて流行品であることから、
メガネデザインはファッショントレンドに大きな影響を受けています。
しかし、私のメガネデザインは常にメガネ装着での問題解決や新素材、
そして眼球保護との関係を医学的な解剖からも見てきました。
多くのブランドがほとんどファッショントレンドに流されています。
だから、私には気になるブランドはたった一つだけです。
このブランドが何を提出してくるかだけに注視してきました。
先般、話題多くのファッションブランドのお店を見て回りました。
それこそ私のかつての教え子のお店をじっくりと見て、
本当にここまでよくやりきってきていると感心しました。
そしてとても気になったことは、
こうしたファッショントレンドでの流行は何か一つを掴み取ると、
それがあたかも素晴らしいモノづくりという印象で
流行という病に冒されているようです。
どこのブランドでもこういうのが流行していますと語っています。
「何とかデザイナーとのコラボです」とか、
「何とか産地とのコラボです」がやたらと流行っています。
私は一言、切り返しました。
「そのコラボっていうのは、乗っ取りでしょ」って、
ワイフに叱られました。店員さんが怒っていてそんなこと言っては駄目。
コラボです=乗っ取りです、
だから、デザインというのが何も進化をしていないのです。
デザイナーとして40年以上、このモノづくりをじっくりと見ながら、
まだこんなことも解決していないなんて、と思うことがしばしばです。
スプーンとフォークも随分とその商品性を見てきましたが、
このアイテムにも多少のトレンド性はあるようですが、
私が最も大事にしている簡素・簡潔・清潔は何も解決されていません。
世界中でたった唯一のメーカー、そのデザイナーだけが解決しています。
そこには流行は無いのです。なぜなら、流行という学術的な解釈は、
実際は病気であり、時代が引き込んでしまう病なのです。
ようやく、私デザインで
このファッショントレンドをスプーンとフォークで問題解決を図ります。

* 「メガネフレームはまず自助具でありき」
* 『「ブランド」論を語る無知なコンサルタント信ずるなかれ』
* 『製品から商品へのデザイン投資のサインカーブ』
* 『美しいモノ、バウハウスでのデザイン・チェスセット』
* 『赤・この色がブランドを決定づけている』


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『日本人にもサングラスが必要になってきた』


   


     5月 29th, 2014  Posted 12:00 AM

「サングラス着用の方入店お断り」という看板がありました。
サングラスが、道を外れたその道の人、と言われていた時期。
ところが芸能人、ロックミュージシャンがサングラスを
ファッションとして身に付けだしたガジェットになりました。
私自身も、社会人20代の頃は、ブルー色の度付きグラスを
あたかもサングラスのように日用品にしていたことがあります。
その後、メガネフレームのデザインに関わり出して、
オプトメトリクス養成の専門学校テキストを、
企業の人からフレームデザインをし始めた私を教育するために
徹底的に教えられて、ブルー色サングラスのことを学びました。
その頃から、オゾン層の破壊とともに、
地球上の紫外線が極度に増加し始めてきました。
ともかく、地球と成層圏の様々な問題は現代の天災とも
ある種の科学的な見解が解明に向かっているようです。
しかし、紫外線は、眼球の虹彩とも関係が出始めました。
当初は、モニター直視状態から、「ドライアイ対策」のため、
モニターのブルー発色よりも重大な対策メガネに適用を考えました。
その偏向液晶レンズの適用から「瞬感」というサングラスが出来て
商品化をすることで、ドライアイ対策グラスから、
今度はサングラス適用が可能になってきました。
現在は、まだ、濃度変換によって「眩しさ対策」ですが、
ここから、メガネ性能・効能・機能が未来に向かっています。
それはやがてウェアラブルPCにつながってくるものと考えています。
メガネフレームも、ドライアイ対策を進化させてきました。
ただし、これはサングラス性能だけを追いかけています。
私は、まず、性能表現の技術を製品化して商品展開をし、
それが、効能=社会的な存在価値となって「機能化」させる、
これが私の「商品デザイン」手法です。
日本人にとってもサングラスはいづれ、
新たな機能グラスに進化するものと確信しています。

瞬感(SHUNKANサングラス)
『「瞬感」SHUNKAN=液晶サングラスを実現しました!』
『PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない』


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『「瞬感」SHUNKAN=液晶サングラスを実現しました!』


   


     5月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

メガネフレームのデザインに取り組んで30年になります。
私が理想とするメガネは、目の前の空気の屈折率を変えること。
生体眼球の網膜に投射するのは間違いだと思っています。
そのために懸命に開発をしてきたのは、
フレーム素材の超軽量化でしたが、まだ実現していません。
この素材が何かについて気づいているメーカーは無いでしょう。
素材メーカーに申し込んでいます。
フレームデザインを始めた当初、チタンがようやく産地で、
認識されて地場技能を向上することが目標でしたが、
オーディオ素材のチタン技術から10年は遅れていました。
さらに、レンズを液晶化することでした。
これも当時の論文では40mmが必要でしたが、液晶の進化は、
とてもめざましく、ようやく私が考えているスカウターや、
まず、ドライアイ対策メガネから、このサングラスに至りました。
最近メガネはウェラブルPC化を目指してしますが、
光学系ではもっともっと進歩が必要だと思っています。
液晶レンズでのドライアイ対策メガネは評価を受けています。
安易な100円ショップでのブルーライト軽減メガネは、
本来のドライアイ対策を無視しています。
そこで、この液晶レンズでのサングラスを実現し商品化しました。
「瞬感」=SHUNKANは、これからさらに成長させるつもりです。
あくまでも普通の黒縁メガネから出発させますが、
今後はメーカーと、考えつかない新素材での表現をめざします。
液晶への電力供給は今はまだ電池を使いますが、
これも新規な手法を考え出すことが私の宿題です。
ドライアイ・紫外線対策は緊急の視覚補正での問題です。
液晶レンズで、ドライアイ対策メガネとサングラスメガネを
ようやく商品化できました。
やがて、これらを基盤にウェラブルPCのメガネになるでしょう。
そういう意味では、現在のメガネデザイン、そのコンセプトは
まだまだ知的で生体的な科学性が必須だと思っています。

「瞬感」
『「瞬間から瞬感」の連鎖と停止を製品開発に向ける』
『流行の安易なデザインを全否定する正当なデザイン』
『本当のモノは信じられることにつながる』
『PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない』
「ブルー青色へのヒューマン・ファクター問題」


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「メガネフレームはまず自助具でありき」


   


     11月 8th, 2011  Posted 12:00 AM

メガネフレームのデザイン、
懸命に取り組んでもう25年以上になります。
インダストリアルデザインでの設計が、
産地に受け入れられてもらえたのは、
メガネフレームメーカー・増永眼鏡の指導と支援、
これがあったからだと思っています。
増永眼鏡は、フレームメーカーとして100年以上の歴史、
日本での眼鏡枠製造老舗、海外にはKOKIブランドとして、
最も信頼のある企業であり、技術力ではトップメーカーです。
メガネフレームは、ファッションであり流行に左右されます。
しかし、ファッション=自分演出のおしゃれ道具ですが、
根本的には視力支援器具、
いわば医療器具であることは免れません。
したがって、3プライスと言われるビジネスモデルでの
低価格商品は常にファッションというより、
「流行」だけをテコにした市場でありますが、
これは日本独特の市場展開なのです。
なぜなら、海外では度数の無いサングラスは、
どこでも買い求めることができますが、
医療器具としては、眼科医の処方箋が必要です。
眼科医というよりは、
「オプトメトリスト」=6年の大学専門教育と国家資格と、
「オプティシャン」というフレームとレンズの加工技師資格、
この二つの資格がなければ眼鏡ショップは経営できません。
日本だけがこうした資格無しでメガネが販売されているのです。
単なる広告宣伝でファッション性だけで語られる眼鏡は未完成です。
メガネフレームそのものがレンズが無ければ、
それはキーホルダーのようなモノにすぎません。
最近は、素材・重量(レンズ無し10g)・形態、
この形態がデザインだと受け取られていますが、
顔の形、耳、鼻などとのフィッティング=かけごこちは、
「性能デザイン」になっていなければなりません。
安易なデザイナーブランドや建築家が片手間デザインは、
「遊びのデザイン」として楽しめますが、
これをファッションとしてのメガネフレームだというのは、
生理的、倫理的、美学的には、私は認められません。
私は、いわゆるブランドフレームでも、いい加減なモノは、
それを着用しているユーザーの社会的存在性を自らが貶めています。
フレームの形態は、造形性能と造形機能が、
ある意味での「形態言語」になっていなければなりません。
私の提示した「アンチテンションスタイル」=レンズに応力無しは、
すでに「不易流行」のフレームデザインの一つの様式になりました。
メガネを着用している人、コンタクトレンズの人、
レーシックをしてしまった人、その手術を考えている人、
あらためて「視力」と「メガネ」、
この「造形言語」を読み直してください。
メガネフレームは「自助具としての性能・機能」が、
「効能」として、視力を支援し目を保護するモノです。

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5月23日Staff Blog


   


     5月 23rd, 2011  Posted 3:09 PM

5月23日

4月9日の発売以来、
好評をいただいている、
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
監修したスポーツ・アイウェア
Zoff Athlete」。
zoff athlete

日経トレンディネットでも、
取り上げていただきました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110511/1035602/?ST=life&P=3

全国のZoffの店舗にて、
是非一度実物をご覧下さい。


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10月16日Staff Blog


   


     10月 16th, 2010  Posted 1:42 PM

10月16日

BOSS(川崎和男, kazuo kawasaki)が
MASUNAGA1905 名古屋ラシック店にて
選んだ新作眼鏡が到着しました。
MP-992です。

クリップオンで
サングラスレンズが装着、取り外せます。
ドクター(医師)のユーザーが
多い商品になったそうです。

MP-992 サングラスレンズを外すと。


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『資本主義からの逃走』
「# 25周年の経験なれど納得できないアスリートグラス #」


   


     6月 12th, 2010  Posted 2:01 AM

メガネデザイン25周年
メガネフレームのデザインに関わってきて、25年になります。
今年は、クライアントであるメーカーが、
「25周年記念」として復刻番や新作を発表してもらってます。
私のメガネフレームは、大勢の愛好者が支援していただいていて幸運です。
そして、私のブランドのみに、
大勝負をかけていただいている専門ショップもあります。
もうすっかりと、メガネに関わるほとんどの知識は身についていると自負しています。
しかし、メガネフレームは
「明らかにファッションであり、さらに、流行現象の中で翻弄される商品」なのです。

必需品だが
やがて、地球上の人口が70億人になります。
おそらく、人口統計学的な予測よりも早く、70億人に達するでしょう。
引き替え、わが国の人口は「少子化」とともに激減しています。
ともかく、35億人=メガネが不要です。
そして35億人=メガネは必需品です。
現在の調査では、12億人、メガネを所有していますが、
23億人はメガネを持っていません。
この23億人向けのメガネは根本からの「革新」をめざして開発を進めています。

アスリート用サングラス
ところで、メガネフレームには、「スポーツ向け」というのがあります。
プロのアスリートたちは決まって、
このスタイリングデザインをかけています。
しかし、このメガネフレームほど、
どんな人間、人種を限ってみても、
「似合っている」と思ったシーンはまったくありません。
もし、「まあまあ」というのは、スピードスケートや、
サンバイザーなどで、ヘアースタイルというか頭髪を隠してしまえば、
それなりのスタイルに「見える」だけです。
翻って言えば、スポーツ、アスリート、ゴルフなどにこのスタイリングを、
私に言わせれば強引に「商品展開」した企業のオリジナリティは評価できます。
25年の経験から、私は次の三つの方向をともかく道筋をつけたいと考えています。

メガネを必要とする人へのまったく「革新的メガネ」の開発
廉価なメガネへの「生体工学と人間工学」をデザインで導入
あの醜いアスリートメガネの「スタイリング一新」

果たして、ここまでやり切れるかと考えるとき、
私なりの経験と予測、
さらに造形シェイプ、
その創出方法は教育しておきたいということです。


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