4月 26th, 2016 Posted 12:00 AM
看医工学の設定は「医工連携」では無理という判断があります。
そして流行の「デザイン思考」でも「医工連携」は
無理という極めて正確な論理思考があります。
そこで「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」が
阪大大学院医学系研究科に設置されました。
コンシリエンスデザインの具体的な対象は
「完全無菌」と「抗体保健」をデザインで実務化することでした。
しかも医学・工学・看護学・保健学をデザインは統合化します。
「完全無菌」とは、まさに、花粉症・アトピー・アレルギー体質、
最近ではインフルエンザはじめパンデミックの襲来などから
人間を解放することです。
しかし、無菌:germfreeだと、人間の体質は抗体性を失っていき
無菌であればあるほど弱体化してしまいます。
そこで抗体 : antibodyを保健で強化するような、
生活環境をデザインすることがテーマです。
まず、コンシリエンスデザインの展開には、
メタシリエンスデザインとしてのパリティの対称性に対して、
レジリエンスデザインとしての保健環境に対する強靱さを養い、
結果、無菌化する環境に対してGMP : Good Manufacturing Practiceや、
新素材、深紫外線・遠赤外線・超音波は勿論、最新的な再生医療など、
パラシリエンスデザインでのプライミング効果を狙っています。
*『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
*『何がデザイン思考かは終わったのだ』
*『安全と安心・防災と防犯は学際化デザインになる』
*『流行の根源である伝染病は人類の破滅道理なのか』
*『毎日の喧嘩相手は薬だ、日常的な自分との喧嘩でもある』
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4月 19th, 2015 Posted 12:00 AM
私は幸いにも花粉症ではありませんが、まさかという人までが
最近はこの病ブームにやられています。
そして、このところみかけるのが、企業、レストラン、ホテル、
もちろん医院や病院の入り口には消毒薬が置かれています。
手を洗うことは、小学生の頃から、かなりしつこく教えられました。
外から帰ってきたらうがいと手洗いは強要されてきたと思います。
しかし、今や強要ではなくもはや義務です。
しかも消毒薬次第で、防ぎきれないノロウィルスなどどころか、
さらに手洗いでも防御不可能なウィルスも登場し始めています。
またさらにこの消毒薬で、手荒れになってしまったりとか、
人間の体質も変わってきています。
私自身、除細動器を体内に埋め込んでから、アレルギー体質です。
しかもやっかいなことに、「甲殻類アレルギー」です。
これは北陸生まれの私にはなんとしてもカニはとなれば、
抗アレルギー薬を飲んででもカニは食べています。
花粉症に対策どころか、地球全体の温暖化、気候変動は、
感染症の増大は人智を超えだしているようですが、
人智を最大限にするためには、私は四つの対策を決めるべきと
それをデザインの問題解決の対象にしています。
● 環境の異変原因へに対策デザイン
● 人間・人類の抵抗力、その対策デザイン
● こうしたことを危機とする基本デザイン
● 危機解決デザインの具体的な解答デザインの制度化
これが、私がめざしている「危機解決デザイン」であり、
こうしたデザイン=問題解決を図ることがコンシリエンスデザイン。
このところ、この四つに具体例を、講演や企業提案をしています。
「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」の準備に
走り回っていますが、いたるところで、この消毒セットを見ると
ともかく、自分の役割が明確になってきています。
出張中はどうしてもこのブログ休筆になりますが、元気です!
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8月 31st, 2012 Posted 12:00 AM
車椅子生活になって、途端に身体は弱くなりました。
さらに心臓障害もあるために、
体内にはICD(植込み型除細動器)も2台目を入れています。
一台目は電池切れで、また新規を入れています。
これでまた5年は生きられますが電池切れになればまた手術です。
心臓の制御薬は欠かせません。
だから、私が私自身へ喧嘩を売る日常性には必ず、
内服薬があります。
毎日、薬を見つめながら思い続けてきたことは、
「薬剤」にはデザインが無い、ということです。
だから、薬のデザインにも取り組んでいます。
一つは、ワクチンは注射薬として皮下注射を経肺吸入させるべく、
ドライパウダー化にも取り組んできました。
しかし、
さすがワクチンはドライパウダー化はまだ時間がかかりそうですが、
ワクチンのミスト化は可能になり、今はその開発中です。
もう取り組んで6年は経過しました。
まさか29歳からほぼ「薬漬けの生活」になるとは思ってもいませんでした。
けれども、薬漬けゆえに、新たな薬剤、薬剤摂取、経皮接種、経肺吸入など
こうしたことへのデザイン開発に辿りつきました。
ICDを体内に埋め込んで以来、アレルギー体質になってしまいました。
現代はアレルギーやアトピーなどが日常化している人に向けては、
絶対にデザイナーがこの難問解決に携わるべきだと考えています。
これだけ様々な薬剤と対決してくると、
その苦しみからみえてくるコトがいっぱいあります。
デザイナーが、こうした医薬関連、医工連携に取り組むのならば、
入院・手術・毎日の常用薬と絶対に
喧嘩してみるべきだと言い放っています。
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