12月 26th, 2018 Posted 12:00 AM
とうとうこの「ビスケット」を見つけました。
私は子どもの頃から、3時にならないとおやつを食べませんでした。
そして決まっていたのは、M製菓のビスケットでした。
この習慣でなければ、私はおやつは食べなかったのです。
来年には古希70歳になりますが、このビスケットが懐かしく
色々探しましたが、まったく見つかりませんでした。
いつもワイフに言い続けていたので、ついに「これじゃない?」と
このYBCのビスケットが見つかったのです。
なんともつまんない話かもしれませんが、
「これだ!」と嬉々としています。
古希にもなると、もはや子どもの頃がとてもなつかしいのです。
最も、記憶の中のM製菓のビスケットはもっと厚いし、
中のチョコレートも大きいです。ただ、味は間違いなくこれです。
確かに、ビスケット、クッキー、サブレなどありますが、
日本に入って来たのは、あの黒船来航のときです。
当時は「南蛮菓子」と言われていたのが大騒ぎしたらしいのです。
味や香りでいろんな記憶がよみがえって、
すてきなおやつタイムを過ごしています。
ビスケット、というのは、もう長い時間のおやつとして筆頭です。
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12月 25th, 2017 Posted 12:00 AM
ふるさと福井からは毎年、今では名産中の名産、カニが送られてきます。
先般、帰省して叙勲者3人目のお祝いをしてきました。
そのときに、駅にあるもうすっかり覚えてもらっている、
水産物売り場に行って、度肝をぬくほどびっくりしました。
カニといっても、ズワイ=雄カニが一杯48000円とかを知って驚きました。
福井ではセイコガニ=雌ガニは子どもの頃はおやつでした。
鳥取では松葉ガニ:私は育成不足と呼びます。
理由は松葉ガニでは雌ガニながら腹部が大きくないという印象です。
金沢では香箱ガニですが、これは育ち過ぎというのが私の批評です。
富山で和食を食べて、魚は流石に日本海は美味しいです。
お店の方から、「関西の方?」と聞かれ、
私は「日本海の魚はやっぱり美味しい」と言ったら、
「富山の魚は良いでしょう」って、
「僕は福井出身だから、この魚は福井から泳いで来たから!」、
お店の人も大笑いしてもらいました。
ICD埋め込み手術ですっかり私は甲殻類アレルギーになってしまいました。
しかし、何としてもカニは食べたくて、アレルギー制御薬を飲んで食べました。
京都生まれ京都育ちのワイフは、セイコガニが大好きになりました。
なるべく、野菜も米も、それこそ醤油までも福井産に限っています。
そして福井の定宿では、クリスマスの抽選イベントがありました。
「こういうのは、絶対に僕は当選するんだ」って、宣言したら、
「31番が1等賞です」、
「はい! 31番」って渡すと、
周囲のみんなが驚いて大野産コシヒカリ5Kgが当たりました。
交通被災したときも、父からは、
「お前は抽選強いから、交通事故も車イスになるほど当たったのかも」、
こんなことも言われましたが、
確かに小学中学と商店街の抽選ではよく当選していたものです。
改めてカニ売り場では、最高級ランクをしっかりと見ました。
阪大には福井出身の船舶設計の教授もいますが、
彼は自分の研究費で、潜水ロボットでカニの生息を調べています。しかし、
「段々、カニが減ってきているよ」と言われたことがあります。
小学校時代は、魚屋さんから、
「お金もらっているから」と、セイコガニは2匹を食べながら帰宅しました。
ところで今、日本海はすでに海底では戦場になっているはずです。
* 「甲殻類アレルギーでも、蟹は食べる!」
* 『お米という簡素で簡潔な美しい主食文化』
* 「私の必須道具だから・iPhoneアプリにしてみた」
* 『伝統工芸産地を補助金漬けから開放し法律の改正が必要』
* 『京都というイメージ?、ブランド?、なのです』
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11月 28th, 2011 Posted 12:00 AM
幼稚園は転園1回、基督教系から仏教系へ。
悪さが過ぎて転園しなければならなかったらしいのです。
幼稚園から小学校4年まで、
この季節になると、必ず絶対におやつは「越前蟹」。
セイコガニでした。
魚屋さんの前を帰宅時に通り過ぎると、
必ず呼び止められて
セイコガニを一杯(一匹)もらえるのです。当時は50円?
鳥取ではマツバガニ、加賀ではコウバコガニと呼ぶ、
日本海のズワイガニの雌種です。
最近は生息量の激減種ゆえにとても高額商品になっています。
しかし、ふるさとから必ずこの季節には送られてきます。
たった2ヶ月しか食べられません。
京都生まれ京都育ちのワイフも大好きなので、
蟹の季節は待ち焦がれています。
ところが5年前に、多分ですがICD(埋め込み型除細動器)手術後、
私は甲殻類アレルギーになってしまいました。
それで蟹なら、呼吸困難になるほどの症状。
でも今年は、アレルギー時の薬で一応最初に予防をして食べました。
大冒険!、大丈夫でした。酒もふるさとの「一本義」です。
「黒龍」もなかなかです。
さて、お酒・アルコールも心臓のために飲めない体になりました。
しかし、もういいでしょうということで最近は飲みます。
父方も母方も酒には強い家系です。
二日酔いにならないほどです。
ついでに両方とも絶対に禿げずに見事な白髪=銀髪になります。
いとこ達に禿げ頭はいません。これも幸運ですが、
甲殻類アレルギーは不運きわまりないことです。
今年は思い切っての冒険、自分なりの予防で食べ呑みました。
ひょっとすると先般2台目のICDの手術でOKになったのかもしれません。
まったくアレルギーを回避することができました。
ともかく「やっぱりセイコガニは最高」です。
新嘗祭が終わりました。勤労感謝の日となってしまいましたが、
この日をもって新米=コシヒカリ=福井原産が食べられるのです。
おいしいものがいっぱいある故郷をもって幸運でした。
ただ、悲しいかな、セイコガニは、
越前産には必ず黄色のラベルがつけられるのです。
ブランド表示と言えばそれでいいのでしょうが、
日本海が汚れていることの指標でもあるのです。
日本人は、「物質社会で豊かさを失った」と言われますが、
この黄色のラベルも「豊かさを失った証明」なのでしょうか。
私は「物質的なことも豊かでなければならない」と思っています。
自然からの恵みも豊かでなければなりません。
本当の「豊かさ」って、まだ言い切れません。
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