12月 16th, 2009 Posted 9:44 AM
Service産業は第三次産業と呼ばれています。
第三次産業の「形式」と「内容」は、
次のようなキーワードで大きな変容をしています。
現代のキーワードは次の九つが思い浮かびます。
です。
これらへ「資本主義」がどう影響・支配・制御したかと
いうことが、「現代問題」だと考えることができます。
それは、わが国の大学教育での学部の、
こうした言葉を、冠「学部・学科・講座」名が、
見事に増加していることに「現代問題」が重なっています。
正直、こうした言葉を「冠」としている「分科学教育」を
私はまったく信頼していません。
ある調査では、たとえば、「人間学部」などという学部に、
進学する学生の偏差値は大学学生になるべき資質は無い、
という調査さえあります。
高校での偏差値が、55以下は「大学進学」などは、
しない方が本来は、人生として「幸せ」なのです。
こうした価値観の「社会的評価」制度が必要です。
実際的には60が最低でも必要だというのが、
私が大学教授としての「判断」です。
● 私は、偏差値が若者の「評価基準」と言っているのでは、
決してありません。
●「資本主義」その「サービス産業化」しない大学には、
学部で「学ぶ」べき、真の倫理性と道徳性のある資質です。
なぜなら、
こうしたキーワードを生み出したモンスターとしての
特に経済的資本主義と政治的資本主義支配と制御下での
「次世代の存在性」を問い直したいからです。
つまり、
「資本主義自らが、生産と消費を破壊したこと」が、
こうしたキーワードを下意識主義としていけるだろうか、
ということに、「デザイン」・「かたち」で
応答・回答・解答したいからです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, service, かたち, キーワード, サービス産業, デザイン, 人間学部, 価値観, 内容, 制御, 回答, 国, 大学教育, 大学進学, 学科, 学部, 幸せ, 形式, 影響, 応答, 支配, 現代問題, 産業, 解答, 講座, 資本主義
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12月 13th, 2009 Posted 1:00 PM
Serviceという言葉は、止めどなく拡大化してきました。
だから、その由来性は消尽してしまいました。
その由来性を辿ると、
それは「宗教」・「宗教性」と「経済」・「経済性」に、
「ウロボロス」という原始宗教的な、「善悪」の曖昧性を
歴史の中で消去しようというある企みが見えてきます。
その企みを主導したのは資本主義です。
断言をする時期がきています。
「サービス産業」とは宗教という労働集約性の欺瞞・悪が、
実は背後で蠢いています。
時にそれは、頭脳集約を目標化させる正当・善らしさに
変貌しています。
サービス語源の由来から判断すれば、
「サービス産業」とは新興宗教法人です。
あるいは学校法人という経済構造の制度です。
「サービス」は無財なる経済の対価制度として、
資本主義経済の中でその由来性を抹消できたのです。
● サービスが宗教音楽であったことをご存じでしょうか。
バッハであれベートーベンであれ、
serviceに頭を垂れて、音楽に対峙していたのです。
● サービスが軍事奉仕であったことをご存知でしょうか。
愛国心に命を捧げることになぜ勇敢だったのでしょうか。
つまり、
人間は、人間界は「生きて」なお、
「神」それはあらゆる宗教神に、「奉仕=service」して、
「死」をむかえることになります。
私たちは、「神に頭を」垂れます。
「サービス産業」は、「頭を下げて」、
経済労働=感情労働の対価を得るのです。
日本の「サービス」という言葉は、
やはり米国からの外来語でした。
「サービス産業」は、感情労働の対価の区分を、
ようやく、わが国も制度化しました。
「サービス」、特に「情報サービス」は、
資本主義の頭で尻尾を飲み込む姿に変身し始めています。
Tags: 「資本主義からの逃走」, service, ウロボロス, サービス産業, バッハ, ベートーベン, 主導, 人間, 企み, 制度, 労働集約, 勇敢, 原始宗教, 善悪, 外来語, 奉仕, 学校法人, 宗教, 宗教神, 宗教音楽, 対価制度, 悪, 情報サービス, 愛国心, 感情労働, 拡大化, 新興宗教法人, 曖昧性, 欺瞞, 歴史, 死, 無財, 由来, 神に頭, 経済, 経済労働, 経済構造, 華緤, 言葉, 語源, 資本主義, 資本主義経済, 軍事奉仕, 音楽, 頭を下, 頭脳集約
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12月 7th, 2009 Posted 10:00 AM
日本は、花、その美しさが遺伝子にあります。
無論、花への想いは、どのような民族でも伝統美です。
すでに、忘れられた言葉に、
日本は「花綵の国」と自称していました。
華緤・花綵、まさにこの島国は春には花で絆がり、
四季の花々への愛惜と作法は、日本美の伝統です。
そして、花の美しさとともに、
「日本語」の美しさにも、愛惜と哀惜があります。
私は、「いのち」・「きもち」・「かたち」を
海外でも常にその成り立ちや言葉の要素を語ります。
それは、「ち」という言葉で決定づけられていることです。
「ち」は、漢字でも、血・智・値・地・・・・と、
いっぱいあります。
そこから、ち+から(空)=力があり
(空)から+た(田)=体が成り立っていると紹介します。
そこで、
資本論にもどれば、
重要重大なキーワードに、「土地」と「価値」があります。
いずれにも、「ち」があります。
それは、
「土地」と「価値」に資本関係が強く連関しています。
「土地」=「場」と「価値」=「貨幣」の体系が、
「日本語」では資本主義を借用したり引用するまでもなく、
伝統的、民族的、国家的に、息づいていたのです。
何も、「資本論」も「資本主義」も不必要だったのです。
「花綵の国」の「土地」と「価値」との体系には、
花への愛惜のごとく「思想」だったのです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, いのち, かたち, から+た, きもち, ち, ち+から, 不必要, 伝統的, 伝統美, 体, 体系, 価値, 借用, 値, 力, 国家的, 土地, 地, 場, 思想, 日本, 日本語, 智, 民族, 民族的, 田, 空, 美しさ, 自称, 花, 花への想い, 花綵, 花綵の国, 華緤, 血, 貨幣, 資本主義, 資本論, 資本関係, 遺伝子
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12月 3rd, 2009 Posted 8:00 AM
経済の偽善さは「資本主義」を纏っています。
そして、見事に展開していくのです。
「ドバイ・ショック」が今度は襲いかかってきました。
日本人は、国内は「性悪説」の国家となりつつも、
国際的には「性善説」、
それを演じて生き延びるつもりなのでしょうか。
これは、見事に、「資本主義+民主主義」の
まことしやかに「敗戦」をひきずっているからです。
逃れる策略=designが不可欠です。
さて、「ドバイ」は、黄金の国家というイメージ戦略が、
成功していました。
しかし、あの国は「貿易商品の廃棄場」だったのです。
もし、あの国に貿易商品が流れついたら、
それは、もう、「廃棄品」という烙印を押されたということです。
そのことに詳しい経営者が、
なんとわが国には少ないことだったでしょうか!
サブプライム・ローンは、貧しい労働者をだましましたのです。
そこで、リーマンショック!です。
ドバイ・ショックは、富める有資産家への詐欺でであり、
彼らの動向はまったく不明ですが、
あらたな恐慌の形式と質が変容したのです。
このハリケーンがトルネードのごとく
襲いかかってきている日本では、
「デフレ・スパイラル」に善良な市民は巻き込まれています。
「偽善」と「善良」を分別するには、
「民主主義」を見直すことでしょう。
その基盤が、「資本主義」に乗っかっていることに、
もう一度、目を向けない限り、
わが国のこのささやかな資源無き領土で、
私たちは息絶えることになります。
私のまなざしはいつも、
「デザイン」という理想主義で、
「偽善」と「善良」を分別することにしています。
Tags: 「資本主義からの逃走」, DESIGN, イメージ, サブプライム・ローン, デザイン, ドバイ, ドバイ・ショック, リーマンショック, 不可欠, 偽善, 偽善さ, 分別, 労働者, 善良, 国家, 展開, 廃棄品, 廃棄場, 性善説, 性悪説, 戦略, 敗戦, 有資産家, 民主主義, 烙印, 理想主義, 策略, 経営者, 経済, 貿易商品, 資本主義, 資源, 黄金
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12月 2nd, 2009 Posted 9:00 AM
「資本論」にもどれば、それは文明論にすぎません。
やはりその著作当時の想像力の限界を知ってしまいます。
残念ですが、「文化論」としては、読めません。
まず文明は、「飢えと寒さ」への産業の進化だと思います。
「飢え」は、食べることが叶わない人間の欲求です。
「寒さ」は、体が冷えるから寒いことには耐えきれません。
だから、
食べるための「器」が必要になります。
寒さをしのぐために「機」織りで衣服が必要になります。
「機」と「器」なのです。
まさに現代の「機器」を生産していく産業ということです。
「資本論」では、衣服に関するたとえ話があります。
無論、人間にとっての「衣・食・住」は、
文明の基本でした。
私は、文明からさらに資本主義が成し遂げたことは、
「文化」だったと思います。
それこそ、
衣はファッションとなり、
食がグルメとなり、
住はヴィラとなるほどの
豊かさを資本主義下の一部は掌中にしました。
私は、
「衣・食・住」に対して、「医・職・趣」が、
さらに、文明と文化によって、
これからの人間社会、人生、生きがい、働きがいに
不可欠だと言い続けてきました。
最近、「衣・食・住」に対して、「医・職・趣」を
自分が、あたかもオリジナルということを
論文にまでしている人を散見します。
しかし、そうした人には「医・職・趣」の解釈がまるで
間違っているのです。
その最大の理由は、
「医・職・趣」の
●「医」は、健康だけではありません。
●「職」は、職能だけではありません。
●「趣」は、趣味だけではありません。
実は、「資本主義から逃走した後の文明と文化」論は、
「生産」や「産業」では語り切れないのです。
明確に、「モノづくり」での文明文化論が必要なのです。
つまり、「資本主義から逃走」という問題解決に、
デザイン=Solutionの対象に、
「衣・食・住」と「医・職・趣」のマトリックス化を
策略化=designする能力が必要なのです。
Tags: Solution, ヴィラ, グルメ, デザイン, ファッション, マトリックス化, モノづくり, 不可欠, 人生, 人間社会, 働きがい, 医・職・趣, 問題解決, 器, 想像力, 掌中, 文化論, 文明, 文明文化論, 文明論, 機, 機器, 欲求, 生きがい, 生産, 産業, 策略化「資本主義からの逃走」, 衣・食・住, 衣服, 論文, 豊かさ, 資本主義, 資本論, 進化, 飢えと寒さ
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11月 30th, 2009 Posted 6:00 AM
「景気」という言葉に資本主義は揺れ動かされています。
そして、「不景気」というのは、
元来、医学術語=depressionを借用したことばです。
depressionとは「鬱病」のことです。
資本主義経済の鬱病的な社会生理、
社会的な疾病をそのまま借用しているのです。
したがって、社会的な鬱病的な疾病ですから、
次のようなことが起こっています。
そして、「資本主義の経済論」全てが、
医学的な「鬱病」と、経済社会的な「不景気」の対比と、
その疾病対策は皆無です。
だから、「不景気論」や「景気対策」は「景気循環論」に
陥ってきたと、私は判断しています。
まして、ほとんどの経営者が少なからず、「経済学」や、
「景気対策論」を学んだとしても、それは、「応答」です。
決して、「回答」にも「解答」にもなりません。
なぜなら、
言葉の医学的な由来である「鬱病」そのものが不明です。
「鬱病」患者を臨床的あるいは根知的な治療方法という
問題解決」ができていないわけですから、
「解答」は、ありえないというのが、一つの仮説でしょう。
私は、デザイナーとして、
「景気循環論」や「景気と不景気のサイクル論」という
経済学的な手法や、金融学的な手法などは、
まったく、信用していません。
この社会的、経済的な「不景気という疾病」には、
まず、
● 臨床的な治療としてのデザイン「回答」と
● 根知的な治療としてのデザイン「解答」を
準備し、提示しています。
さらに、経済的・社会的な医学生理的なアナロジーを
● 社会・経済の保健予防としての様々な「応答」が
大事ではないかと考えています。
この見方を、野性的に、経験的に見抜けない、
企業とその経営者は「不景気」から抜け出すことは
まったく不可能であることは間違いありません。
私のデザイナーとしての経験です。
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11月 27th, 2009 Posted 3:00 PM
経営者が、資本主義の細密を知ろうとしたいのは、
一般的には、悲しいかな「損益数値」だけです。
その価値感では、命すら奪われるのです。
本来、資本主義が「社会構築のために勤勉性や倫理性」を
なぜ、根幹にしていたかを、
常に自問している経営者に会うことは滅多にありません。
経営者自身の勤勉性は、「数値評価とその判断」だけです。
このような、経営者の資質には、
「文化性と社会的使命性」を同次元で体現しようという
人格性・品性を備えた人物に
私の経験の中では出逢うことは滅多にありませんでした。
「品格」を定義しているのは、谷崎潤一郎しかいません。
「文章読本」に書かれていますが、時代性ではややズレがあります。
いづれ解説しておかなけけらばらないと考えています。
さて、資本主義には、
「無情さ+非情さ=冷酷さ」が完備しています。
この方程式は資本主義のベクトルです。
そして、このベクトルが常に狙いを定めているのは、
「資本主義への献身性」の有無だけです。
この「献身性」が、「応答」でしか発揮できない経営者は、
このベクトルで射抜かれることになります。殺されるのです。
私は、デザインをベクトルという武器にしています。
すなわち、
このベクトルは、防御と攻撃が出来る明らかに武器です。
「資本主義の非情さ」を攻撃したり、
あるいは、
「非情化されてきた資本主義」を防御・防衛するものです。
だから、「デザイン」は企業経営では不可欠なのです。
そのことが結局分からなかった経営者は、
自身の企業と共に共倒れ、企業倒産していきます。
デザインベクトルは、
「文化性と倫理性」を表現している「美」が、
その企業、経営者に「理解できますか?」と、
常に「応答」ではなく、
「回答」と「解答」できる資質から、経営者たる才能を、
常に求め、検証されているです。
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11月 26th, 2009 Posted 3:00 PM
資本主義の「冷酷さ」は、当然、マルクスはじめ、
マルキストたちが指摘してきました。
だから、共産主義、社会主義というのも、
すでに無理があったことは歴然としています。
私は、デザイナーとして、
「企業倒産」、「会社更生法適用」、「上場取り消し」を、
本当に間近で、かなり見てきました。
もちろん、それを予知したり、予測できる要素を
見いだしたりということは才能だとも自負します。
デザイナーとしての大きな「経験値」になっています。
「直感」=「第六感」もあります。
この企業、危ないな・・・?!
パートナーあるいはコンサルタントを引き受けるのは
お断りしよう!!!!!
そして、そうした予測をした企業は、
必ず「倒産」や「会社更生法適用」に至るのです。
大きな要素は、三つあります。
まず、「経営者の資質や思想」です。
次に、「資本主義における景気観の読み違え」。
最後が、「デザインを見下げている企業環境」でした。
私は、いづれ、私が体験してきたことを書き残そうと
思ってきましたが、
やはり、もう書き始めた方がいいと判断しました。
なぜなら、「デフレーション」・「デフレ・スパイラル」に、
現在の日本経済はこうなるだろうと、
私の予測は、予知ではなく的中しているからです。
最近のベストセラーに「イノベーションのジレンマ」
という経済と企業の予測本があります。
私は、この指摘はまだ「資本主義を前提」にした発想に、
経済学者の脆弱性を読み取っています。
それは、「イノベーション」とは「景気循環論」
あるいは、「革新」という動機付けで「景気説」で、
その論理が終結的になっていて、
単なる「イノベーション」という
「話題」への「応答」説でしかないからです。
それは、
「イノベーション」を「課題」・「問題」ではないからです。
すなわち、
イノベーションでの「景気循環論」への
「回答」も「解答」も経済の論理では生み出せないのです。
イノベーションへの「解答」は「回答」を経て、
「デザイン」が明確化できると私は経験から考えています。
Tags: 「資本主義からの逃走」, イノベーションのジレンマ, コンサルタント, デザイン, デフレーション, デフレスパイラル, パートナー, マルキスト, マルクス, 上場取り消し, 予測, 予知, 企業倒産, 企業環境, 会社更生法, 共産主義, 冷酷さ, 問題, 回答, 応答, 思想, 指摘, 日本経済, 景気循環論, 景気観, 景気説, 直感, 社会主義, 経営者, 経験値, 解答, 話題, 課題, 資本主義, 資質, 革新
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11月 26th, 2009 Posted 8:00 AM
私は金沢美術工芸大学の出身です。
「産業美術学科・工業デザイン専攻」でした。
明らかに、
産業=資本主義への献身性への教育です。
「インダストリアリズム」=工業下意識主義を
下敷きに「デザイン」を学びました。
しかし、決して、
産業美術的な教育を受けたわけではありませんでした。
それが、大きな財産となっています。
常に、「トレーニング=身体性でのデザイン技術」の
習得と「理想主義としてのデザイン美」でした。
いわゆる実技は、「平野門下生」として、
徹底的に「身体化」されてきました。
●デザインストローク
●スタイライゼーション
●フィッシュボーンプランニング
●ジョイントワーク
●ファスニングシステム
●レタリング
自作モデリング、がほとんど「平野門下生」が、
基礎・基本としてマスターさせられました。
したがって、
本当に「造形デザインが出来るデザイナー」は、
こうしたトレーニングを身体化できた連中だけです。
日本の少なからず、産業デザインで、
「商品デザインの造形」は、このトレーニングを
受けた者だけ、というのが私の持論です。
しかし、
インダストリアリズムの終焉とともに、
「デザイン職能」は、時代的に大きく変貌しています。
私は、産業デザインとは、
「欲望の刺激装置」と言ってきました。
つまり、「欲しくさせる装置を仕組むデザイン」です。
「インダストリアリズムの終焉」という副題で、
私は「プラトンのオルゴール」という著作と、
展覧会をしました。
1994年のことです。
1994年・ギャラリー「間」での「プラトンのオルゴール」個展
2006年、この個展でのインスタレーションは、
「作品」・「スケッチ」・「展示計画」が、
金沢21世紀美術館に永久収蔵されました。
2006年の永久収蔵から2008年一時常設展
1996年、名古屋市立大学に芸術工学部が新設。
この芸術工学部では、
「産業」を「健康」の基盤にする「デザイン」でした。
89年・ベルリンの壁崩壊。
91年・ソビエト崩壊。
こうした時代変遷の予測は、
私はすでに、美大で「産業美術学科」でありながら、
柳宗理先生、平野拓夫先生
平野先生は最初の国費デザイン留学生であり、
Gマーク制度創設者の一人によって、
「身体的に」たたき込まれていたと考えます。
Tags: 「資本主義からの逃走」, Gマーク, インダストリアリズム, ジョイントワーク, スタイライゼーション, ソビエト, デザイン, デザインストローク, デザイン職能, トレーニング, ファスニングシステム, フィッシュボーンプランニング, プラトンのオルゴール, ベルリンの壁, レタリング, 健康, 展覧会, 工業下意識主義, 平野門下生, 欲望の刺激装置, 献身性, 理想主義, 産業, 産業美術学科・工業デザイン専攻, 資本主義, 身体化, 身体性でのデザイン技術, 造形デザイン, 金沢美術工芸大学
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11月 24th, 2009 Posted 8:00 AM
「明号作戦」というのが終戦間際に決行されました。
第二次世界大戦で戦後わが国は誹謗中傷を受けています。
それこそ、敗戦となった報復は
日本国内の左翼系、マスコミの一部ですら、
平然と「戦死者」への鎮魂も無く罵詈雑言です。
「靖国問題」・「教科書問題」・「慰安婦問題」、そして、
でっちあげられた「南京大虐殺」にまで及びます。
私は、こうした問題に、より知的・冷徹・平衡感覚的に、
実情を遡及すべきことが、
基本的な「愛国心」の基礎ではないかと考えてきました。
しかし、
「愛国心」・「部落差別」・「新興宗教」・「国歌」などを
戦後はすっかり、「タブー」としてきた教育には、
本来の教育思想への大きな裏切りを私は認めざるをえません。
「日華事変」と「大東亜戦争」との差異性を語った講義すら、
私は一部から「忠告」まで受けたのです。
「思想教育など行うべきではない」と。
この歴史観が私的に語られることを「思想教育」という大学人、
私はそうした連中を日本人とは思わないことにしています。
そういう大学人をいづれ論理的にも、制度的にも、
日本人学者であることの資格は剥奪すべきだと思います。
「明号」作戦は、
インドシナを欧州各国からの独立を支援しました。
そこにあった「基盤思想」は、
アジア小国それぞれの解放と独立でした。
あの敗戦間際での日本軍が果たした功績は、
決して公認もされず無視であり歴史史実は皆無です。
それどころか、明号作戦を指揮した人々は、
戦犯として絞首刑された日本軍の幹部将校たちでした。
彼らは靖国に帰国しているのです。
彼らの「アジア小国の開放」功績は、
日本の歴史には明晰に書き残し、
語り継ぐべきだと私は主張しておきます。
なぜなら、欧米宗教で押しつけられた「資本主義」、
日本人自らも「資本主義」を選んだ賢明さを、
私は、間違いでは決してなかったと確信しています。
しかし、そろそろ、
あの「明号作戦」の根底の理想主義を読み返すべき、
そんな時代に入っていると思っています。
アジアの小国、その真なる独立はまだ虚構かもしれません。
Tags: 「資本主義からの逃走」, インドシナ, タブー, 冷徹, 南京大虐殺, 国歌, 報復, 大東亜戦争, 平衡感覚的, 愛国心, 慰安婦問題, 戦後, 戦死者, 戦犯, 敗戦, 教科書問題, 日華事変, 明号作戦, 歴史観, 独立, 知的, 第二次世界大戦, 罵詈雑言, 解放と独立, 資本主義, 部落差別, 鎮魂, 靖国問題
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