2月 5th, 2012 Posted 10:00 AM
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2月 4th, 2012 Posted 10:00 AM
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2月 3rd, 2012 Posted 11:08 AM
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1月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
Aurex時代、これはほとんど私の東芝時代です。
東芝本社で企画を通すことは本当に大変でした。
しかし、上司に恵まれていて、
「これ、やりたい」と言えばディテールまで忠告を受けたり、
「絶対に実現したい!」というわがままを包んでもらいました。
ただし、やるべき業務以上の義務は果たすこと、でした。
第一家庭電器のDAMはそういう意味では、
東芝より自由に私のアイディアを実現してもらいました。
「45回転LP 」を実現したい、
そのためには、レコーディングプロセスを詳細にLP化すること、
このようなアイディアも実現できました。
午前中は磯子の音響工場のデザインルームでスケッチを描き、
昼からはほとんど東芝EMIのミキサールームに入り浸り、
そうしてミキシング技術を教わりました。
そしてジャケットデザインを赤・緑で構成。
これはやがて村上春樹著「ノルウェイの森」の装丁と同様でした。
私の具体化が先んじていたと今頃になっても言っておきたいことです。
このトラックダウンは、回転数は45回転、厚盤仕様、
そして詳細にそれぞれのトラック毎のミキシングを乗せていくことで、
レコード再現のHi-Fi性能のチェックがきめ細かく出来ました。
DAMは顧客サービスとして
おそらく2000枚近くをメンバーに配布していました。
「マニアを追い越せ!大作戦」というタイトルが必ずつけられていました。
45回転で超厚盤は、
カラヤンやアリスからも
訴えられる寸前までいくほどLPプレスが完璧でした。
だからDAMのレコードシリーズだけは、今も持っています。
その45回転LPこそマニアにはたまらない音質チェック、
そんな思いが東芝より第一家庭電器で実現していました。
こうしたシリーズは実際、10000枚以上も配布されていました。
だから、やがてこのアイディアは、東芝もやらざるをえなくなるのです。
ともかく、「思いついたことの実現」に無我夢中でした。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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8月 12th, 2011 Posted 12:22 AM
子供の頃から好き嫌いの性分。
いやそれは私の性分どころか性格です。
理由はいくらでも書き並べることができます。
まず、食べ物の好き嫌いは並外れて多いでしょう。
一人っ子だった母親へのわがままでした。
モノへの好き嫌いも激しければ、
さらには人間への好き嫌いは温存どころか強化されます。
自分でもそのまま実際的な暴力的「喧嘩性分」です。
暴力は差し控えざるをえませんが、
小中高時代にはそのことを畏れもしない性格でした。
無論、論理的どころか倫理的にも、
そうあってはならないことを理解することは出来ます。
そうして頭ではすっかり納得していることです。
対人心理学的にも、「あの人嫌い」と思えば、
その対象の人も「私など大嫌い」であっても納得です。
もしこれを理性的・悟性的認識として理解していても、
もっと性格悪く振る舞ったり演じることは平気です。
こうなれば人格崩壊者だと、私自身が絶対確認しています。
一方では、「好きな人」・無論男女を問わずですが、
とりわけ、恩義ある人には、万一嫌われても、
その恩義には命がけで恩義を果たすべきと思っています。
このことを決意したのは、「歩けなくなった」こと。
車倚子になってから私の私に対する決定事項です。
人への好き嫌いは多分幼少の頃に形成されるのでしょう。
ともかく、小学校中学校にはいい思い出はありません。
おそらく登校拒否児童・生徒だったと思います。
けれども高校大学時代は素晴らしく「好きな連中」ばかりでした。
おそらく、未来への夢や自分を対人関係で、
まったく悩むことが無かったからでしょう。
私は社会人になってからはさらに人間関係の好き嫌い、
これは激烈に心底に潜ませて生きてきました。
これだけ明確に、人間に対しての「感情」、
「感性」ではない心持ちはこのまま死ぬまで持ち続けます。
やさしい人、穏やかな人として生き抜くことなどには、
絶対になりたいとは思わないことにしています。
その最大の理由は、「恩義ある人」には何が何でも、
報いて生きることです。
これを私は橋本左内のごとく「松柏後凋の心」だと
生き方に決定しているからです。
正直この生き方はとてつもなく下手くそな生き方です。
しかし、下手くそな生き方を選ぶことでしか、
真実本当は、「恩義を返せれる人」にはなれないはずです。
すでに残された時間を思うとき、
この時間内に「恩義」を返せるのだろうか、
もし返すことができなければ、
それこそ、人格破綻者で生を終えてしまう自分、
そんな自分になることこそ、
自分を貶めてしまうものと考えています。
今夜、「かけがえの無い恩人」と久々に夕食をしました。
そして、あらためて恩義ある大好きな人物は、
人格的にとても優れた人との「縁」であったことを確認しました。
Tags: かけがえの無い恩人, わがまま, 一人っ子, 下手くそな生き方, 人格崩壊者, 人間関係の好き嫌い, 優れた人との「縁」, 喧嘩性分, 好きな連中, 好き嫌い、, 対人心理学的, 恩義ある人, 松柏後凋の心, 橋本左内, 理性的・悟性的認識
Posted in 祈望から企望へ
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3月 21st, 2011 Posted 10:00 AM
3月21日 赤口(乙亥)
私が口癖とする、
デザイナーの提案は、
社会が容認するわがままに他ならない。
わがままの強烈さに、
社会が、企業が
どうイエスといってくれるかである。
『デザイナーは喧嘩師であれ』あとがき
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3月 28th, 2010 Posted 12:30 AM
敗戦後にプライバシー
「プライバシー」とか、「プライベート」という言葉、
この言葉が日本に定着したのは、大戦後=敗戦でした。
そして、このプライバシーというのは自分顕示性です。
敗戦とともに、というのがこの言葉を強化させたものと、
私は、まず、この断言から、告白をしていこうと思います。
「プライバシーの侵害」というかけ声は、
自分性の保全を確保し確約させることを、
誰に委ねたのでしょうか。
私は、これを不明にしている謀議性にプライバシーが、
明確にあるということを感じています。
「プライバシーの侵害」という言葉に暴力性を認めています。
一人っ子のわがまま
私は一人っ子で育ちましたから、
まったく「プライバシー」は、保護されて育ったと思います。
プライバシーの根本は「他人から観察されない状態」です。
簡単に言えば、一人っ子は、
両親の観察状態が大きいにもかかわらず、
一方では放任で、自由と気ままさが容認されるのです。
それは、逆現象になっていると自覚もしています。
一言で言えば、「プライバシー」、
それは「わがまま」を周囲に押しつけることです。
しかも、私は特にデザイナーは、
「わがままであれ!」とさえ、言い放っています。
わがまま=プライバシーとすると、
私は、この主張には、実際的かつ背後の支援体制には、
「暴力性が秘匿内在」していることを、
根本的に認めているのです。
暴力性
なぜなら、「自分性・あるいは自分顕在性」には、
私自身の暴力性が確実にあるからです。
ここから、私は、プライバシーやわがままの暴力性を語り切る、
その自白性に、今度は、私の暴力性を援護している卑怯さを
重ねて配置します。
自分性の強調が暴力であり、その告白はさらに、
自己防衛までを用意周到にしているということです。
自己防衛
結局、
暴力性は二重性を持って、用意周到で狡猾な暴力性を秘匿し、
その防護性で、さらなる「わがまま」の影響性を拡大します。
私は、自分の暴力性、すなわち、自己中心性を失わず、
その暴力性でしか、自己防衛は不可能だとさえ思っています。
結局、私は自分自身、自分性プライバシーから、
「プライバシーには、暴力性が内在している」と言って、
「プライバシー」の現代的な意味性を、敗戦トラウマである、
その再配置する時期がきていると考えています。
プライバシーの侵害なんて、実は、とんでもない言いがかりを、
戦後、わが国に定着させてきたことや、
私も共犯であったことを自白しておきます。
この自白すら、自己防衛なのです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, プライバシー, プライバシーの侵害, わがまま, 一人っ子, 内在化, 暴力性, 暴力構造, 自分性, 自分顕示性, 自己中心性, 観察されない状態, 謀議性
Posted in 019「メディアとプライバシー」, 資本主義から逃走せよ!
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10月 6th, 2009 Posted 2:46 PM
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