kazuo kawasaki's official blog

6月3日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 3rd, 2022  Posted 12:00 AM

6月3日 先負(丁亥)

現代、若者たちが、
これほどまでに簡単な歌詞と旋律に
狂喜しているのは、
十分な豊かさは裏腹な孤独感を
共有しあっているから
なのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 2nd, 2022  Posted 12:00 AM

6月2日 友引(丙戌)

デザイン自らの解体を常に隠匿して、
デザインがデザインを
裏切らなければならない
ラディカリズムは必至であろう。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

6月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 1st, 2022  Posted 12:00 AM

6月1日 先勝(乙酉)

デザインはいつでも
解体されていく必要がある、
というのが私の思い込みである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月31日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 31st, 2022  Posted 12:00 AM

5月31日 赤口(甲申)

私たちデザイナーは、
あらためて自分の
「内側を覚醒させる」ことを
忘れていないだろうか。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 30th, 2022  Posted 12:00 AM

5月30日 大安(癸未)

しかし、
この錯覚や誤解は、
クラマタだけの
「世界視」であり
「世界史」ではないだろうか。
デザイン史を解体しようとした意志は、
「内側にて覚醒する」ための
インスピレーションを
求めていたわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 29th, 2022  Posted 12:00 AM

5月29日 友引(壬午)

思い込みは、
クラマタの表現を借りれば、
「意識でこね回したものはあまり
面白くないというか大したことはない」
という事につながる。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 28th, 2022  Posted 12:00 AM

5月28日 先勝(辛巳)

ひらめきという軽さ、それは、
ミラン・クンデラの代表作である
「存在の耐えられない軽さ」
と比喩してもいいだろう。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 27th, 2022  Posted 12:00 AM

5月27日 赤口(庚辰)

クラマタのインスピレーションが、
神の因襲だといってしまえばそれまでだ。
思いついた、いわば直観なのか、
あるいは霊感なのかはどうでもいい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

5月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 26th, 2022  Posted 12:00 AM

5月26日 大安(己卯)

神の創造行為に他ならないが、

人間には、
creationがわずかに
許されているにすぎないのだ

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』2ワイングラスのインジケーター

『電動車イスにデザインコンセプトを知らせること』



     5月 25th, 2022  Posted 2:20 AM

やっと軽量かも知れない「電動車イス」が
WILLから登場したので使用してみます。
私は喜怒哀楽のデザインの中でも「哀しみにデザイン」として
スニーカーのような車イスをデザインし、
デザイン賞を受賞、美術館にも永久展示となりました。
実際、ユーザー側としての私は胸椎の脊髄が痛んでいるので
腰椎の機能も失っており、当然腰を使うとがきません
。腰で乗る車イスの設計は駄目なんです。
今回の電動車イスのシリーズは、
すでに「Gマーク」を受賞しているモノもありますが
この軽量タイプは受賞していません。
私は室内と外出用と電動車イスを使いわけています。
外出用には移動時に可変して運んで管理できる
サイズと形態を求めていて、外出用をこの車イスにします。
さて、軽量といっても、27.8Kgもあります。
私と光野有次・シーティングエンジニア=金美の同級生は、
電動車イスの重さは17、5Kgにしたいと、
これまでの経験から追い求めた正確な値です。
そして私は車イスには、次の二つをデザインコンセプトを提唱。
■ 身体保持機能
■ 走行性能機能、これで分別しています。
カタログの説明を読み進めてみましたが、
誰も気がついていないのでしょうか?
気になるところを私は指摘します。
まず、腕を支えること。とても重要なのです。腰を使えませんから。
サイドのアール面の仕上げだと傷がかなりつきます。
両サイドのプラスチック枠面を立てることで防げるでしょう。
カラー展開については、「黒プラスチック+下面は黄色」が
最も手堅くて、「黒プラスチック+白面の上部で下部は黄色」。
後は、補色対比で「赤+緑」・「青+橙」・「紫+黄色」です。
EM車に「全固体電池であればもっと軽量」になる予測もあります。
また、背もたれは「頸椎、胸椎、腰椎」と
サポートすべき高さがかなり異なります。
腕を支える高さ、背もたれの高さは
腰が使えない私には低く不安定です。
私の自宅でのトップテーブル面には、洗面台700〜730mmに対して
操作パネルは使い勝手は悪くありません。
実際は阪大でも、新たな車イスの部品毎の開発提案をしましたが
阪大を外れて以降はやれていません。
身体保持機能では、
褥瘡のためにもクッションの厚みは80mmが必要です。
軽量化に、チタニウムで1インチあるいは1.5インチなれば、
アルミもボンデ鋼板でも7分の一になります。
外出用車イスは、これまで、折り畳み20Kgと、
バッテリーを増やした24Kgを使ってきましたが、
4Kg増えただけでとても重く、車に乗せる際には介助者や
タクシーの運転手さんも一苦労でした。
今回さらに約4kg上乗せの27,8 kgの重量は、
さらなる負荷となりました。
一方、かつて手動式の車イス開発で、
5.5Kgの超軽量デザインは軽すぎて駄目でした。
まずは所見ですが、
これらを載せれば WHILLには大きな提案になるでしょう。

『哀しみのデザインから楽しみのデザインへ」
『チタニュムを車イスでは選択』
『二人称のデザインをめざす超軽量と収納性の車椅子開発』
『哀しみのためから楽しみのための電動車椅子開発へ』