kazuo kawasaki's official blog

6月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 13th, 2022  Posted 12:00 AM

6月13日 先勝(丁酉)

「思いついたこと」だけでは、
決して、
モノの意味性を語りきることは
できないと私は思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 12th, 2022  Posted 12:00 AM

6月12日 赤口(丙申)

木目、
あるいは木製という自然材質が
人間にやさしいとか
いやされるなどというのは
虚言なのだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 11th, 2022  Posted 12:00 AM

6月11日 大安(乙未)

with Drawersに本来の意味性、
それは事物の逆説性と考慮できる
「内密性へのイメージ」を換気させる
「引き出し」を、家具という機能形式に
瞬間的に読み替えられる仕掛けを
私たちに与えたわけである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 10th, 2022  Posted 12:00 AM

6月10日 仏滅(甲午)

形態と機能、
材質と構造が
単純明快であればあるほど、

形態と機能は、
材質と構造を消去して、
彼の記憶を普遍化し
私たちに与えてくれる気がしてならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 9th, 2022  Posted 12:00 AM

6月9日 先負(癸巳)

デザイナーは、
「接着」という「破壊」を、
素材論のなかで真剣に熟考する
時代に生きていることを
再確認しなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 8th, 2022  Posted 12:00 AM

6月8日 友引(壬辰)

「透明」
ということばも十分ではない。
けれども、
彼のすべての作品には、
透明さが、
何かを観させてしまう仕掛けが
いつでも仕組まれている。
私たちはこの仕掛けに捕らえられてしまう。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 7th, 2022  Posted 12:00 AM

6月7日 先勝(辛卯)

無機質で、
見えない素材、
しかも破壊されやすい材料に
身体をあずけるという行為は、
身体を浮遊させる
ことになるかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 6th, 2022  Posted 12:00 AM

6月6日 赤口(庚寅)

クラマタにとって、
見えない=「視えない」あるいは
「観えない」存在を追い求めることは
クラマタのデザイン姿勢である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 5th, 2022  Posted 12:00 AM

6月5日 大安(己丑)

「透明」は、
人を、
特にデザイナーを
純粋培養してくれるものだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 4th, 2022  Posted 12:00 AM

6月4日 仏滅(戊子)

「透明」になった自分を
自分で確認できることは、
生命の重力感からも解放された
日々があったのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色