kazuo kawasaki's official blog

3月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 28th, 2023  Posted 12:00 AM

3月28日 友引(乙酉)

今、
デザイナーは、
素材の選択に環境との適合性を
エグザクトサイエンスとして
とらえ直さなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 27th, 2023  Posted 12:00 AM

3月27日 先勝(甲申)

アクリルという素材の
持つ力をとらえたとき、
「内密性」という
引き出しを宙に浮遊させて、
重力という理性から引き出しを
解放させたい、
というある種の必要性がクラマタの
なかに生じたのだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 26th, 2023  Posted 12:00 AM

3月26日 赤口(癸未)

構造とは本来は、
多種な素材あるいは一種の素材でも、
寄せ集めてプラス化させる。
とすれば、
集中した造形に至ることは
当然である。
が、
この構造を消滅させることに、
アクリルを使用した。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 25th, 2023  Posted 12:00 AM

3月25日 大安(壬午)

つまり、
引き出しのある家具は、
引き出しが主体だが、
その引き出しである機能性のための
構造であることを「消滅」
させてしまった。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 24th, 2023  Posted 12:00 AM

3月24日 仏滅(辛巳)

アクリルとクラマタは
明らかにパートナーであった。

こうした素材に出会ったことは、
デザイナー冥利だと思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 23rd, 2023  Posted 12:00 AM

3月23日 先負(庚辰)

物・もの・モノを
語るときには、必ずや、
物性・物質・物理という分科学性の
厳密性=エグザクトサイエンスを
デザインは語り切らなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 22nd, 2023  Posted 12:00 AM

3月22日 友引(己卯)

私は、
クラマタの素材論、
それは物質論としてのアクリル、
物性学としてのアクリルを、
あくまでも、
デザイン意欲の対象として、
素材の質と性への制御そてい
とらえ直したい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

3月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 21st, 2023  Posted 12:00 AM

3月21日 先勝(戊寅)

デザインの途中で、記憶が
クラマタの「引き出し」を
開けてみるのは、
デザイナーという職能家の
務めだと私は思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

3月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 20th, 2023  Posted 12:00 AM

3月20日 赤口(丁丑)

デザインの途中で、記憶が
「思いついたこと」を
浄化してくれるのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

3月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     3月 19th, 2023  Posted 12:00 AM

3月19日 大安(丙子)

「思い込んで、思い込んで」
考え抜いたこと、
つまり、
熟考を深めたアイデアの成就が作品に
なったからといって、
モノの意味性が語りきれるものではない

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに