「5年ぶりのパリ、5日目の報告」
3月 9th, 2013 Posted 3:40 PM
「最終講義」を終えて一日休み、
翌日、伊丹 → 成田 → パリに入りました。
車椅子になってからは、飛行機は余程の事で無い限り、
私のある信念で選んでいます。
よく眠りました。
ワイフは3本も映画を観たとかでした。
すでにパリでは5日過ごしましたので、BLOGを書きます。
2008年には私の誕生日を挟んで来ていましたから、
ホテル(Four Seasons George V)には、
かつては友人がアジア担当ディレクターでいましたがもう帰国しています。
けれども、スタッフの一部は覚えていてもらいました。
10年以上もパリの定宿ですから、
車椅子対応はそのままで、ワイフが映っている鏡扉の後に、
ホールから各部屋へのエレベーターはそのままでした。
ただし、やはり、パリは車椅子での横行は厳しいです。
いつも電動の凄いのをデザインしないと、と思います。
飛行機の中からある小説を読み出し、
パリ2日目夜に読み終わりました。
フランスには教え子が4人もいます。親友もいます。
昨夜から帰国してからの仕事準備を始めました。
ワイフは5年ぶりの街中地理を確かめに行ったり、
スーパーマーケットに行ったりです。
昨日、
街中のいつもの文房具店でもっとも素敵なスケッチブックを買いました。
店内では、やたらにモレスキンが増えていました。
けれども、なかなか手に入らない皮革カバーで
最高品質のスケッチブック2冊だけでしたが買い占めました。
ワイフが買い占めているモノも十分に知っています。
帰国前に教え子たちと食事をしたり、
どうしても観たい現代美術を観に行くつもりです。
恩師や目上の方々には絵はがきを書きました。
父がいた頃には、海外に出るときには、
必ず、飛行機内で絵はがきをもらって到着地で郵送しました。
それは、もし、私が海外に居る時にでも、
父に何か体調事情があれば困るので「私なりのおまじない」でした。
しかし、もう父はいません。
生きていれば96歳、79歳で逝きました。
今回、しみじみと思ったことは、
<これが最期の海外かも>ということでした。
「最終講義」で一応、阪大を退官しますが、
阪大からは、「名誉教授号」のカードと名刺200枚を作成してもらえます。
早速、SHOT NOTEホワイトボードにラフを描いてスタッフに送付。
本日(Paris 14:07)に、研究室レイアウトをOKしました。
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Posted in kibou2, madei, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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