「手描きスケッチのツール」
10月 30th, 2011 Posted 12:00 AM
「スケッチ」は、手描きに終始しますが、
「手」で発想しているという感覚は身体化しています。
手が「脳」になっているという感覚です。
そして、iPadでのスケッチもほとんど身体化しました。
ソフトはSketch Book Proですが、
これまで鉛筆・ボールペンの感覚がスタイラスに届かず、
スタイラスの自作から、ほとんどのスタイラスを試し、
さらに改良をしてきました。
デジタルペンも市販されているすべてを試しました。
最近、WacomのInklingとO-Stylusで、
iPodとMacbook Air 11″がすべて連動して、
「スケッチ」は手書きからデジタルにほぼ連動しました。
ともかく自分の持ち物すべてに幼稚園児のごとく名前を入れ、
「青色病」とワイフに言われるほど、
持ち物は青色に拘っています。しかも名前を入れます。
スタイラスとデジタルペンについては、
さらに深く伝えたいことがあります。
「スケッチ」と「草書」をほぼ、私の身体感覚で、
手から平面に移行させるには、様々に工夫と訓練もしてきました。
書道は父の指導でそれなりに草書もマスターしています。
本格的な「草書体」で手紙を書いても読むことがすでに困難です。
しかし、「ひらがな草書」は「スケッチライン」に、
確実に繋がっていると私は思っています。
しかも、Inklingは、デザイナーが最も望んでいたツールです。
紙に描いたラインの「カスレ」が見事に反映します。
タブレットより、ともかく紙にボールペン感覚で、
確実にそのスケッチは、パソコンソフトにリンクします。
これなら、老後は「スケッチ三昧」で過ごせそうです。
しかも、書道も、スタイラスでほぼ確実に、
身体化している筆先とiPadに再現が可能になりました。
「草書」は子供の時に父が、
とても厳しく指導してくれたおかげです。感謝しています。
ジョブズ氏が「カリグラフィ」を学んだことが、
彼の美学的感覚を磨いたのだろうと思います。
私もカリグラフィは、美大時代に鍛えられました。
ともかく、カリグラフィとは「美しい文字を描く」ことです。
よって、日本人にとって書道での「草書」を書く行為、
それは「スケッチ」でのライン描きにぴったりと連結しているのです。
ともかく、「スケッチ」や「書道」などのツールは、
すべて収集しなおかつ、
すべからく使いこなしてしまいたいほどです。
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