1月 6th, 2011 Posted 12:00 AM
多数決という脆弱な決定論理
「多数決」という決定制度。
この原則性には、決定論理への単純化。
すなわち、少なからずいくつかの結論が必要です。
もし、意見や主張が「多様」になれば、
もし、10人の意見が10通りあれば、「多数決」の原理にするためには、
少なくとも、2結果選択か、あるいは3結果程度準備する必要があります。
2結果選択が5人づつになれば、再度決選投票になります。
さらに、100人の投票多数決で、A=49:51=Bとなれば、
「多数決」にて、B意見が民主主義的裁断という原則です。
この原則で重大な決定は唯一、一人の意見で結果が分離したことです。
多数決論理が剥離
私のこの単純明快な見方は、民主主義の「正当性」が、
きわめて通俗的な意見収集方法であり、決定論的な曖昧性は残存しているということです。
「多様化」と民主主義との関係性の剥離に対して、
すでに私たちは再熟考が必然になってきているのでは、ということを指摘しておきたいと思います。
そしてこの指摘からは、民主主義への反証性が生まれてしまう危険性があります。
これをを読み解くことが必要であり、今世紀の大きな課題だと考えています。
それは、「多数決」という決定論的な制度を完全否定することです。
これが現在では対抗的に「独裁制」という決定論が生まれていることです。
多様の幾何学
結局、「多数決制」:対:「独裁制」というこの「直線上」には、
まったく論理的な中庸性などありようが無いという事実と現実です。
現代世界観には「多様性」はまったく「民主主義」とは相容れない事象が潜んでいると言うことす。
私は、「多数決」と「独裁」を「直線上」に位置づけました。
果たして、「多様性」に対して、数学的術語である「多様体」という「かたち」には、
この「直線性」の有無があります。
私の思考は、「多様性」から「多様体」までを形容する、
肝心な「多様」という言葉の再検討に再度立ち戻る必要性を感じ取っています。
私はこれを「多様」の幾何学とひとまずタイトル化しておきます。
Tags: 中庸性, 多数決, 多様体, 数学的術語, 数学的術語である「多様体」, 正当性, 決定制度, 決定論理, 決選投票, 独裁制, 直線上, 直線性, 関係性の剥離
Posted in 063 「多様性」, 資本主義から逃走せよ!
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10月 11th, 2010 Posted 10:35 PM
10月11日 友引(己卯)
過去の歴史をひきずった論理で
語られることには、
十分にあやしさがある。
つまり、
そのような歴史的な論理の正当性を
用いる国家という存在自体が
「あやしい」のだ
『デザインの極道論』あやしい
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2月 23rd, 2010 Posted 10:00 AM
生産力強化への
学びとしての模倣
「南巡講話」によって、「市場経済論」は、
多言語・多文化である中国在住大衆=「中国人」を、
統一する見事な教条主義であり、共同幻想付与論でした。
日欧米は、資本主義に立ち入ってくるこの論理の策略を
見過ごしていたのではないでしょうか。
無論、中国での反体制者たちへの、
「弾圧非難」の正当性こそ、
自由主義であり民主主義の本意意識だと、
批評したに過ぎなかったのではないだろうかと思います。
以後、チベットへの侵攻弾圧、国内での統制監理の強化は
共産党一党支配を専制政治を圧倒的なものにしました。
大きく見つめ直せば、三つの根幹があります。
● 生産力を「個人化」させて、収奪と富の集中支配
●「個人力」をあたかも自由さだと情報統制の徹底
● 国家権力=一党専制支配力は軍事力の増強へ結合
この三つは、生産力強化のみが経済と計画の基盤という、
見事さだったものと考えざるをえません。
具体的に言い換えてみましょう。
生産力は「商品価値」づくりです。
その「商品価値がもっともアイコン性あるモノ」を選別、
すなわち、日欧米「ブランド価値の模倣」です。
これはわが国も、
敗戦直後にモノマネ・コピーの経験に重なります。
「生産力の強化育成、その即効性」を得る手法は、
産業発展史では同等です。
「あなた方は、モノマネ・コピーは学び構造ですから、
どんどんやりなさい。そして苦情は国家が謝罪をします」。
こんな中国の市場経済の裏構造が見え隠れします。
そこに、米国での「金融工学」には、
大きな失策がありました。倫理観の大きな欠損です。
倫理性は中国同様だったものと判断せざるをえません。
北京オリンピックと上海万博が実現します。
この二つが、
市場経済論と一党支配軍事力統制はまだまだ不明ですが、
明確に成功したのは、日本からの収奪は侵攻しています。
Tags: アイコン性, コピー, チベット, ブランド価値の模倣, モノマネ, 一党専制支配力, 上海万博, 中国人, 中国在住大衆, 侵攻弾圧, 倫理観, 共同幻想付与論, 北京オリンピック, 南巡講話, 即効性, 収奪, 商品価値, 国家権力, 増強, 多文化, 多言語, 富, 市場経済論, 弾圧非難, 徹底, 情報統制, 本意意識, 模倣, 欠損, 正当性, 生産力強化, 監理, 社会主義, 策略, 結合, 統制, 自由主義, 資本主義からの逃走, 軍事力, 金融工学, 集中支配
Posted in 013「市場経済論」, 資本主義から逃走せよ!
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2月 16th, 2010 Posted 10:00 AM
Money
Laundering
経営資産には、実は二つ歴然とあるのです。
たとえば、「顧客」・「製品」・「サービス」、
そして「従業員」です。
が、表面化してこないのが、「金融資産」です。
経営資産での「金融資産」は、一人歩きするのです。
それが、株式という流動性ある企業経営の資産要因。
企業家が、本来、支配構造化する実力はこれだけです。
だから、美学だの倫理だのを唱えるデザイナーなど、
徹底的に労働者まぁ「知的・労働者」ぐらいなのです。
「金融資産」は、マネー・ロンダリング。
● 詐欺を隠せ!
● 粉飾決算を隠せ!
● 裏金を隠せ!
「金融工学」の本質は、この工作ノウハウ術です。
見事、政治家もこの手法に長けてしまったのです。
そこを、国家間の情報戦争が入り込んでます。
資本主義の倫理感は、労働者への幻想的「働きがい」、
その正当性は宗教に載せて語る手法が最適だった、
のかもしれません。
私が、資本主義の終焉を語るのは、
これまでの企業=Associationの謀議性の崩壊です。
となれば、
「綺麗事の神髄」はデザインに任せてほしいのです。
これからの記述は、差し控えつつぎりぎりまで、
デザイナーとして語っていくことにします。
●?美しいことの意味
●?善でなければならないことの意義
●?義であることの自己存在とその確認
これらを、「企業」に自分を預けられるのでしょうか、
ということになるでしょう。
Tags: ?善, association, サービス, デザイナー, デザイン, マネーロンダリング, 企業, 企業経営, 倫理, 宗教, 工作ノウハウ術, 従業員, 株式, 正当性, 流動性, 知的・労働者, 神髄, 粉飾決算, 経営資産, 美, 美学, 義, 裏金, 製品, 詐欺, 資本主義からの逃走, 資産要因, 金融資本, 顧客
Posted in 012「ビジネスモデル」, 資本主義から逃走せよ!
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1月 29th, 2010 Posted 9:30 AM
1月29日 友引(己卯)
過去の歴史をひきずった論理で
語られることには、
十分にあやしさがある。
つまり、
そのような歴史的な論理の正当性を
用いる国家という存在自体が
「あやしい」のだ
『デザインの極道論』あやしい
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