6月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
6月 2nd, 2014 Posted 7:12 PM
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5月 30th, 2012 Posted 9:30 AM
5月30日 辛卯(先勝)
3月 4th, 2010 Posted 12:01 AM
つくる
モノ=人工物を私はカタカナ表現します。
人間はモノをつくります。
その「つくる」は三つの漢字で表します。
作・造・創
「作る・造る・創る」です。
日本語の素晴らしさがあります。
「作る」というのは人間が斧を持っている象形文字です。
したがって、「削る・切る」という材料へのマイナス活動。
「造る」は辶がありますから時間まで、様々な材料を
組み合わせるプラス活動です。
醸造などは時間軸までプラスされています。
そして、「創る」は倉があり刃物ですから、
プラス+マイナスが同時に起こせる活動ということです。
さらに日本語には、「造作」というプラスマイナスまでを
表現するほど、「つくる」ことを明確にしています。
そこから、「制作・製作・製造・生産」がつくるという
文脈になっているわけです。
ここから「作品・製品・物産品」という言葉それぞれに、
意味が付随していると考えればいいわけです。
製品
この「つくる」品が「製品」です。
したがって、この「製品」価値は、
「つくられた価値」であり、「価値づける活動」です。
あくまで「つくる」活動の成果と結果でしかありません。
ちなみに「創作」はマイナス性が強く、
「創造」はプラス性が強く発揮されています。
したがって、文学は文学作品となります。
マイナス=削り取るということは、文章をより少なく、
広大無辺な世界観を表現することが「作品」です。
あらためて「つくる」ことだけに集約や収束が、
「製品」ということになります。
この「製品」ができて後に、
「売る」・商売するモノが「商品」です。
Tags: 「資本主義からの逃走」, つくる, モノ, 作る, 創る, 商品, 日本語, 漢字, 製品, 造る
Posted in 015「製品と商品」, 資本主義から逃走せよ!