kazuo kawasaki's official blog

8月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 25th, 2023  Posted 12:00 AM

8月25日 仏滅(乙卯)

面光源という形態化を
棚板という形式に変化
=デザインさせたこと
=デザインの意味性に注視したい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 24th, 2023  Posted 12:00 AM

8月24日 先負(甲寅)

この作品の棚板は
三角形という形態にはなっているが、
この形態に意味があるわけではない。

形式としての棚板が面光源になっている……。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 23rd, 2023  Posted 12:00 AM

8月23日 友引(癸丑)

棚はモノを置くという目的を持っている。
目的性のある
ごく普通のありふれた形式である。

つまり、
棚は形式でしかなく、形態ではない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 22nd, 2023  Posted 12:00 AM

8月22日 先勝(壬子)

デザインされた「光の棚」そのものの
審美性と、その棚の上でこそ確かめる
ことのできるモノの審美性=この二重性を
意味性・非意味性・無意味性から
一般解を求めてみたい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 21st, 2023  Posted 12:00 AM

8月21日 赤口(辛亥)

単なる陳列台であっても、
仕掛けられた発想から実際となって、
しかも、
私の趣味的判断であっても、
この「光の棚」には、
クラマタの時代からの次世代への
未来予感と二重光源となる
「面光源」の想像力が
「面光源」=審美性を持っているからである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 20th, 2023  Posted 12:00 AM

8月20日 大安(庚戌)

「光の棚」
というけれど陳列台だろう、
それがどうした?

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 19th, 2023  Posted 12:00 AM

8月19日 仏滅(己酉)

デザインとアートとの
ANDとORの集合論的な整理が
つくかもしれない。
私にはこの想いが、
本書には常に念頭にある。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 18th, 2023  Posted 12:00 AM

8月18日 先負(戊申)

デザインとアートの関係は、
クラマタの作品を語り尽くし、
議論の蓄積のなかでひょっとすると
見つけだせるかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 17th, 2023  Posted 12:00 AM

8月17日 友引(丁未)

クラマタの作品を芸術品ということが多いが、
これもそのひとつ。
いや芸術品だろうか。
この言説と読解には
厳重な注意が必要である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 16th, 2023  Posted 12:00 AM

8月16日 先勝(丙午)

デザイナーは、
一本の蛍光灯という光源に対して、
均一に照らし出された「面」そのものが、
また、
光源になっているというのは、
時代の先駆けを、
デザインが、
デザイナーが提示して見せたわけである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式