kazuo kawasaki's official blog

11月09日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 9th, 2014  Posted 12:00 AM

11月09日 甲申(先勝)

喧嘩といえば、
ある種、暴力対戦だと思われている。
これほど、知性無き解釈は大間違いだ。

喧嘩とは、
確かに、肉体的な対戦もあるが
最も重要なことは
「自分」への
精神的かつ肉体への
限界対戦であるということだ!

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月08日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 8th, 2014  Posted 12:00 AM

11月08日 癸未(赤口)

自分の実力は?
こう考えた段階で、
その人には実力は無い者だ。

実力とは、
自分が決めるものでは無く、
周囲の評価にある!ということだ。

だから、
自分よりも他人と競べてこそ、
実力は明確になる。

実力こそ、
他人との喧嘩の中で培われている。
つまり、
彼が、彼女が、自分より勝っているからと
自分に売った喧嘩で分かる!

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月07日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 7th, 2014  Posted 12:00 AM

11月07日 壬午(大安)

私は40余年、
デザインとデコレーションの違いを
いつも語ってきたと思う。

最大の理由は、
「デザインは機能だよね」という、
この発言を苦々しく思ってきたことだ。

デザインは問題解決の、その実務であり、
性能
効能を語って、
それから
機能である。

「機能論」はギリシアの哲学論、
その時代から語られている。

最近は、簡単に機能と言ったら、
確実に、私の喧嘩相手である。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月06日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 6th, 2014  Posted 12:00 AM

11月06日 辛巳(仏滅)

喧嘩するために努力はいらない。
端的に言えば、
努力が当然と思う資質ほど、
それが、なんでもの懸命さというのは
大間違いです。

喧嘩の作法は
要領の良さそのものです。
要領の良さは
決して努力して得られるものではありません。
だから、
無駄な努力を確信している奴は
私の喧嘩相手です。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月05日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 5th, 2014  Posted 12:00 AM

11月05日 庚辰(先負)

問題解決、
とても簡単に発言できる。
しかし、

それが、デザインの最大テーマだとは
まだ知られていない。

よって、
私は問題解決=デザインと
言ってはばからない。
もし、
この発言を止める相手は、
私の喧嘩対象である。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月04日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 4th, 2014  Posted 12:00 AM

11月04日 己卯(友引)

「デザイン」という言い方、
これには、確約した専門性が、
これまでは、
とても曖昧だったと言っていい。
ゆえに
専門性から外れた輩が
いっぱい潜り込んできて
専門家を気取っている。

私の最も嫌悪し、
叩きのめすべき輩だと決めている。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月02日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 2nd, 2014  Posted 12:00 AM

11月02日 丁丑(赤口)

デザイナーというのは自称できる。
しかし、
その根本には
美的な見識と知識、そして技能が要る。

その見識の根幹は「嘘つき」でないこと、
利用できることは利用する。
最も許せないのは、
嘘つきで利用する奴、奴らです。

このような奴らこそ、
最も許せない喧嘩相手です。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

11月01日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 1st, 2014  Posted 12:00 AM

11月01日 丙子(大安)

デザイナーは
デザイン意図をスケッチ・図面、
そしてモデルで
それを製造・生産へと提案する。

スケッチは、デザイン意図の発想であり、
図面は、そのかたちの正確な伝達である。
そしてモデルは手本である。

モデルを見本という、
図面で想像=妄想してはならない。

そんなデザイナーは「喧嘩」も出来ないものだ!

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

10月31日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 31st, 2014  Posted 12:00 AM

10月31日 乙亥(仏滅)

身に付けるモノの世界は、
その人物の世界観である。
世界観はセンスと言って構わない。

センスとは臭い、香りだと言い変えられる。
つまり、
品性の臭い
品格の香り

これを、間違い無く、
周囲に迷惑をかけないことこそ、
センスである。

これが間違っていたら、
十分な喧嘩相手である。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る

10月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 30th, 2014  Posted 12:00 AM

10月30日 甲戌(先負)

明快に語ること、
明確に語ること、
この違いを
喧嘩を仕掛けるならば
使い分ける必要があります。

喧嘩?が、
出来ないことは、
それだけで、もう負けているのです。
まして、
明快さと
明確さとの違い、

これは喧嘩だけではなく、
語り方が 話し方論調としての常識です。

川崎和男「喧嘩道」


目次を見る