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11月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

11月20日 乙未(赤口)

デザインを職能にしようとして
デザインを学んでいるにもかかわらず、
その成果無き者は
将来性がもうわかってしまうほどに
私はデザイナー経験者である。

したがって、
もう「辞めるべきだ」という資質は見える。
だから、私は早めに伝えることにしている。

無論、この程度は喧嘩を売るべき相手ではないが、
そのフリをしている。

川崎和男「喧嘩道」


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11月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

11月18日 癸巳(仏滅)

人には役割がある。
その役割を成就することに
生涯をかけて生きることが
私は最も大切なことだと思っている。

だから、
その役割に懸命な人だけが、
賢明な人だと私は思っている。
もし、その役割に気づかない人は
私の喧嘩相手にもならない。
なぜなら、賢明さが零だからだ。

川崎和男「喧嘩道」


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11月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 17th, 2014  Posted 12:00 AM

11月17日 壬辰(先負)

喧嘩は戦争ではない。
喧嘩には武力が必要だ。
しかし、
戦争の武力=武器ではない。

喧嘩の武力とは、
策略、
デザインである。

川崎和男「喧嘩道」


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11月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 16th, 2014  Posted 12:00 AM

11月16日 辛卯(友引)

喧嘩には、
絶対に潜ませてはならないこと。
それは、三つあります。
「暴力性」
「陰険性」
「謀略性」、
この三つである。

よって、
暴力性には武力を行使し、
陰険性には、正当性を主張し、
謀略性には、無視か、
もしくは、さらなる謀略性の実現である。

川崎和男「喧嘩道」


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11月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 15th, 2014  Posted 12:00 AM

11月15日 庚寅(先勝)

武士道に競べれば、
喧嘩道には、まだ自由さがあります。
その自由さとは、
武士道の規律がないことかもしれません。

よって、喧嘩道には
暴力性ではない、
過激な武力制圧性はあります。
そのことに対して、
私は容認の立場をとります。

川崎和男「喧嘩道」


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11月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 14th, 2014  Posted 12:00 AM

11月14日 己丑(赤口)

武士道と喧嘩道は
大誤解を受けている。
いづれも
暴力的な、
まさに「斬り捨てゴメン」的な
即行動扱いをされるが、

真実、
武士道も喧嘩道も
誠心誠意をつくす
作法であり、暴力性などは
全く無いのである。
川崎和男「喧嘩道」


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11月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

11月13日 戊子(大安)

私にとって、「穏やかに」とは
絶対にあり得ない。
もし、穏やかにというのなら、
それはしたたかな喧嘩の作法にすぎない、と
敢えて、告白しておくことにしたい。

理由は明快である。
喧嘩は、派手派手しく、
正々堂々と
最も激しいやり方=作法こそ、
華を与えると私は確信している。

川崎和男「喧嘩道」


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11月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 12th, 2014  Posted 12:00 AM

11月12日 丁亥(仏滅)

喧嘩は日本の伝統である。
そして、私は
喧嘩には華があると主張してきました。
この華とは、
「裏切り」は全く含んでいない。

よって、
平気で「裏切る」輩には、
この華は与えない。
その時の喧嘩は
私にとっては、喧嘩離れを厭わない!

川崎和男「喧嘩道」


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11月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 11th, 2014  Posted 1:00 AM

11月11日 丙戌(先負)

喧嘩には華がある。
この意味が消えようとしている。
少なからず、
喧嘩とは、対戦ではないといここと。
そして
最も重要で重大なことは

華がある喧嘩が消えて行く現実、
現代に生きなくなった喧嘩の意味である。

川崎和男「喧嘩道」


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11月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 10th, 2014  Posted 12:00 AM

11月10日 乙酉(友引)

喧嘩には歴然たる思想がある。
それは、
相手に対する絶対的な勝算であり、
その勝算の根元は
「自分自身」に、まず、
喧嘩を売ることに発している。

川崎和男「喧嘩道」


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