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Posts Tagged ‘読者諸兄’


『知ったとしても、ダンディズムがあると思う!』


   


     2月 7th, 2015  Posted 12:00 AM

私にとって、このブログを連日連夜書き続けることは、
私の決定事項であり、私確認、私の修行、行学だと思っています。
昨夜からまた書き始めました。
風邪を引いて寝込んでしまい、どうしても書けなくて、
きっと連夜読者諸兄の方々に心配かけてしまっていると思いました。
また、今夜取り上げることも、テーマは葉巻ですから、
もう禁煙している私が書けば、心配されて叱られることも承知です。
しかし、もう60を過ぎたのだから、禁煙を辞めようとか、
真剣に考えてしまいます。が、やはり、喫煙が癌の原因は明確です。
それでも、私は深く考え込んでしまいます。
やっと煙草を吸うことになって、私は、人類と煙草の関係を
相当に調べたことがあります。
なんといっても名作は、ダンヒル氏だったと思いますが、
人は、地面に土で小さなトンネルをつくって、
その前で煙草の葉を燃やして、その煙を吸ったことから、
現在の煙草、それこそ、その文化史が始まっていきます。
特に、男性には、ダンディズムとしての葉巻やパイプに至ります。
先般も、担当ドクターに尋ねました。
「たまには葉巻はアロマセラピーですよね」、
「ダメですからね」・・・・・・(やっぱりか)・・・でした。
それでも、私は葉巻の本を何冊か読み、ますます心惹かれています。
そうしてとうとう発見してしまいました。
新年毎に限定されて登場する今年=未年記念の葉巻でした。
あぁ〜なんとしても本物が見てみたい。しかし・・・
ワイフに叱られること間違い無しです、
が、自分で確かめないことには、この想いを再確認することは不可能
というわけで、この葉巻が届きました。
素晴らしいケースに収まっているなんとも言い難い葉巻でした。
まだ、喫煙しているわけではありませんが、
葉巻が癌と関係など本当にあってほしくなかったと思います。
出来るならば、毎年、このシリーズを目前に置いてみたいと思います。

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「『盆栽』・・・人生で多分し忘れたコトだと思う」


   


     1月 18th, 2013  Posted 12:30 AM

間もなく、64歳を迎えます。
しみじみと思い起こすことがあります。
それは「盆栽」です。
40歳の頃でした。
NHKの教養番組で「盆栽シリーズ」を全部観たことがあります。
もの凄い衝撃を受けました。
なるほど、これは凄い日本の伝統的な文化、
その極地だと思いました。
それで、早速、東京の専門店にも何度か通って手ほどきを受けて、
入門的なことを試みましたが直ぐに枯れ果てました。
これは絶対に小学校時代から教育基本法的にも
鍛えておくべきことではないだろうかと思いました。
それから、この大阪に来てから、トライしましたが、駄目でした。
そういえば、祖父が育てていたのを何の興味も持たず、
あれは年寄りがやるもの、と思って観ていたものです。
父は、蘭栽培では自宅の庭に温室を作って、
品評会にまで出すほど、リタイア後にやっていました。
今も福井の実家の倉庫には蘭独特の植木鉢が相当に残っています。
人生で、「し忘れたコト」と尋ねられたら、
私は「盆栽」と答えるでしょうし、
それは小学校時代から知識と技術を身に付けていたら、
それは凄い人生そのものの文化になるのではないかとすら思うのです。
写真は、オークションで40万円近くする作品です。
これが好みではありませんが、日本人が「自然と対話する根本」を、
さらに深めて、このミクロな自然制御を成し遂げて、
「美」の世界観を日常化しています。
きっと読者諸兄の中には、
「そうだよ、私の得意趣味分野」とか言われようものなら、
私は最大の敬意を払うことになるでしょう。
伝統的な芸術というわけではありませんが、
明らかに、「デザイン行為」が潜んでいる知見と技術表現が、
自然そのものに寄り添っているのです。
わが人生について、作品集自叙伝を準備しています。
「終章にむかって」という序文を書きながら、
私が「し忘れたコト」は、「盆栽」だったということです。
だから、今は盆栽の写真集で凄いのがあったらと探している始末です。


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「散髪がシステムデザインされているから気に入っている」


   


     9月 17th, 2012  Posted 12:00 AM

車椅子になって、リハビリ病院を退院した直後、
私は東京のあるホテルで暮らしていました。
散髪はそのホテルの伝統ある美容室でカットしてもらっていました。
その担当の方が自店を持たれてからは、その美容室でした。
ところが、特に大阪では阪大病院に入退院が多くて、
阪大病院の美容室で十分でした。すこぶる上手な美容室です。
そして、最近は多忙さもあり、
羽田空港のこの散髪屋さんが気に入っています。
10分1000円=edyカードが使える私にとって、
なんだか嬉しい金払いが出来る場所です。
「散髪はここで」と言うと、みんながビックリします。
私は利用を薦めます。
なぜならこの店舗内の「合理的性能性+機能性」は体験するべきでしょう。
髪は自然と延びてくる物であり、
文明での散髪の歴史は、外科医の源です。
ハサミとは髪を切る用具効能だったということにつながっています。
この店で同席する人は、「禿げている人」が多いのです。
<禿げ頭なら経済的な効率性・コストパフォーマンス性は高い>
と、申し訳ありませんがそう思います。
読者諸兄で「禿げている人」、ちょっとごめんなさい。
幸いなことに私は、母方父方両方が禿げません。
だから、従弟が白髪長髪にしているので、
「なぜだ」って聞いたら、「禿げないで、ここまで長い」と、
見せびらかしているという冗談を言ってました。
私は、敗血症で重篤になり、生き返ったら、
髪が大量に抜けて怖い想いをしました。
ドクターは、あれだけの薬を使ったから後遺症であり、
はやくて2ヶ月、長くて2年で元通りになると告げられました。
なるほど、2ヶ月で抜けなくなりましたが、
最近は年齢のためか、髪にコシの強さが失われつつあります。
ともかく、散髪は羽田のこの散髪システムが気に入っています。
いつも、このシステムをもっとこうすれば、
散髪システムのデザインは高密度に完成度を持つとイメージしながら、
カットしてもらっています。
この夏は、思い切り短髪にし過ぎてしまいました。
だから、しばらく散髪は行かなくて良さそうです。


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