「資本主義からの逃走」
「天災の現実に人災を重ねない人智決断が必要」
3月 16th, 2011 Posted 12:00 AM
自然の驚異は想像力を超えること。
だから、私たちは天災に屈してしまう。
人類の歴史では当然のことでした。
それでも天災に人智で対決してきたのです。
ほとんど敗北することがあっても屈しない姿勢を保守してきたのです。
東日本大震災は天災でしたが、人災が覆いかぶさろうとしています。
福島原発事故の状況に私たちは大きな恐怖に追い込まれています。
世界経済にも翻弄される事態に巻き込まれつつあります。
しかし、すでの世界各国からの支援は90ヶ国以上になりました。
天災に対して、人類全体が、私たち日本人を支えてくれようとしています。
私たち日本人のマナーが評価されていますが、
日本人としての伝統的倫理観は今こそさらに強固にしていくべきでしょう。
そして世界のまなざしは、天災事象のシーンから、
原電事故と経済的な動向に視界は変わろうとしています。
となれば、私たち日本人が、
復興への意欲や意志を明確に見せなければなりません。
復興決断をしていること、
この勇気や決意に全世界から信頼感を持ってもらわなければなりません。
今、日本からの現実情報が不透明だとか、
経済対抗策の不十分さを指摘する海外報道もでてきました。
パニックを押さえ込むためよりも、
正確で透明で、だから何を成すべきかを知らしめる情報発信、
これを関係筋がしなければ「人災」を招き入れてしまいます。
引き替えて、海外報道は想定外をはずし、
現実の危険性を明確詳細に伝えています。
「自然に勝てない」とするなら、
天災という地球自然の暴力には、
何が何でも人智と蓄えを使い果たしてでも、
「人災」を重ねない勇気ある決断行動が必要だということです。
Tags: 「人災」を重ねない勇気ある決断行動、智と蓄え、復興への意欲や意志, 世界経済, 伝統的倫理観, 東日本大震災, 福島原発, 自然の驚異
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