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「法学部学生が発見してくれたデザイン運動」


   


     12月 3rd, 2017  Posted 12:00 AM

思いがけない、それも阪大の学生たちから自分デザインPKDを発見。
それも法学部・国際公共政策学科のチーム研究そのテーマになりました。
PKD=Peace-Keeping Designが阪大の中からテーマ選択されたのです。
彼らは豊中キャンパスですから、私の吹田キャンパスに学内バスで来訪。
最初、メールが来たときに、ここまで調べての面会申し込みでした。
科研費:科学研究費申請では、退官後はその申請書などには、
医学部・工学部はもちろん・経済・法学・理学・文学などで、
知財権から学際性としてのデザイン関係はそのアドバイスや指導もしました。
それは私には、経済では海外への輸出からデザインがどれほど関与かまで、
さらに学術振興会での申請判断もしていました。
最も学術振興会は税金分配に手法を根本から変革すべきです。
キャリア主導や文科省天下りでの決定精度は変更すべきです。
デザインは学際的に本当に重要なことがこれほどあると教えられてきました。
とりわけ、阪大の学生たちは本当によく勉強しています。
むしろ、教官たちは未だにデザインの意味はき違えが多過ぎます。
本当に自分の専門とデザイン=問題解決+価値創出が分かっているのは、
少数で、もはや私の友人教授たち、
しかも彼らはそれぞれの専門分野でも国内外に有名な教授たちだけです。
さて、今回、法学部の学生達と半日、彼らからの極めて専門的な質問は、
私のこれまでの試作やモデル、発表会、企業との実務開発詳細まで
応答回答をしつつ、新たな問題を教えられたと思っています。
以前も、これをかなり有名な国際コンペに、
「遺伝子検査システムデザイン」も応募し、
日本代表でしたが、落選したので私は意義申し立てをしました。
そうしたら、国際コンペにも関わらずデザイナーである審査委員が、
問題意識もなく、しかも無知過ぎることに私は仰天したぐらいです。
先般もミラノ工科大学デザイン学部長が来学していただき、
もはやデザイン領域の拡大にびっくりされていて大学間協定を進行。
比して、KAIST=韓国科学院大学院大学やフランス芸術大学は
すっかりと理解分別されています。
最近、若い才能で優れていることには二つの原則が彼らのものだからです。
それはコンピューターとデザイン、
アナログもデジタルも無関係であり、必ずデザイン実務との融合です。
改めて、「KK適塾」でのコンシリエンスデザインは伝えようと覚悟しました。
比して、本来の国内デザイン系は相当に遅れてきています。
今回は学生たちから教えられました。

* 金融工学の始祖はマルクスだった_14
* 「BOP-Businessの前にPKDありきです!」
* 「PKDの途中報告」
* 「17年間という時間は『私・きもち時間』だと思っている」
* 「シリンジの問題解決・2006年から取り組んできた」


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「資源無きモノづくりの危機」


   


     7月 31st, 2011  Posted 12:00 AM

日本は資源の貧しい国です。
化石燃料はありませんし、
それゆえに原子力発電を展開。
けれども、大規模発電所という偏向著しい発想、
これが地震や技術想定外により今回の「人災」です。
たとえば、硫酸などは全くありません。
しかし、亜鉛と硫酸を同時に積載する船舶が今年出来上がりました。
私には刷り込みが出来上がっています。
小学生の頃、「日本は資源が無いけれど、モノづくり大国になる」。
この刷り込み=inprintingが多分、血肉にまでなっているのでしょう。
だからモノづくり、そのデザインを職能にすることができました。
もう40年以上モノづくりデザインに関わり、
そのデザインは輸出し外貨稼ぎに生涯をかけてきたと自負できます。
現在は大学人ですが、私の哲学は科研費など絶対にもらわず、
正直には、今は国立大学法人にいるので最低予算はありますが、
すべてこれは教育研究費に回している次第です。
自分で、プロのデザイナーとしての収入を基本に研究をしています。
これは私の哲学であり理念であり、国家に頼らないという姿勢です。
伝統工芸産地づくりで国の補助金では何も出来ないこと、
自助努力でなければ、本物は創れないと確信しているからです。
したがって、御用学者を根本から存在否定することができます。
特に、膨大な研究費でただ無駄論文づくりの学者を見下しています。
なぜなら私のデザインした商品は必ず外貨獲得=輸出品です。
こうして日本のモノづくりでの体験では、
国内外のどこで、何が、どのように、
造られているかは十分に知り尽くしています。
そしてここ数年、日本でのモノづくりは段々と悲惨になってきました。
それは食糧自給率のごとく、国家の危機管理体制を壊しつつあります。
まさかこれが無くなったらどうするのだろうと思うモノが増えています。
ここで実例アイテムを書き並べることは差し控えますが、
東日本大震災によって、あの地方でのモノづくりが消滅しつつあります。
まして無能な政府の展望無き「脱原発」は、
日本からモノづくり現場を無くせ、国外へ工場という、
ほとんど「社会主義的独裁」です。
これは打倒破壊しなければなりません。
最近、大学人研究者が、専門家として激憤の政府批判。
なぜ、もっと早く声を上げてくれなかたのだろうかと思う。
今、この社会主義独裁国には声を上げなければならない。
私はもっと根本的に、基本的に、基準的に、
何がもはや国内で製造・生産できない製品アイテムが
あまりにも多くなっていることを警告しておかなければなりません。
だから、私は、デザインという知恵でこの難局打開を目指します。

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