「危機管理産業展2012から『危機管理デザイン賞』スタート」
10月 19th, 2012 Posted 12:00 AM
2005年から、危機管理産業展が開始されました。
これからの日本の輸出産業に、
危機管理に関わる物品やシステム分野を特化する目的でした。
ところが、日本は3.11という大震災・大津波、さらには原発事故、
続いて竜巻・大豪雨の連続で国難状況下にあります。
それだけの経験をした私たち日本の産業分野として、
俄然、世界からも注目される国になってしまったわけです。
そこで、(社)公共ネットワーク機構 (koukyo.net)は、
この産業分野の振興を図るために「賞」を創設。
私は、公共ネットワーク機構の設立時に理事であったことから、
このアワードにデザインの導入を提案したところ、
「危機管理デザイン賞」の企画・計画、運営や産業振興政策の立案。
そうしたところ、総合審査委員長を拝命しました。
そこで、まず、この産業展から出展企業の応募を図り、
展示会出展商品から審査を開始しました。
やはり、3.11を体験しただけに、
「備品・機器・システム・ビジネスモデル」には切実感があります。
想像以上の観客や同時開催の「震災対応セミナー」も、大盛況でした。
3.11で私たちは何を学んだかを、
今後、世界にむけて発信し、その対策や環境づくり、
制度そのものを経済領域に持ち込むことが出来るでしょう。
これから、その審査基準の紹介や、
デザインにとっても新たなデザイン対象が出てきました。
地球環境が悪化するなかで、
日本こそ、
この地球を護っていくための先進国家になっていくべきでしょう。
それは、「尊敬される新たな国家観」、
そうしたことを創出し、提示することになると確信しています。
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