12月 9th, 2019 Posted 12:06 AM
「無人島なら、絶対にナイフで十分です」。
とは言え、私には刃物が現状のまま生き延びていくとは思えません。
それには三つの判断していることがあります。
日本刀は、もうすでに過去の硬度がありません。
またとんでもない「ダマスカス綱『風』」の包丁が流行したり、
進化したはずの包丁が旧時代のリバイバル、後退さえもしているのです。
そして、切れ味は、見せ方ではなくしっかりと基準で表すべきです。
無人島に携帯するナイフの扱いも重要です。
フェザースティックを出来る能力が必要となり、
自然物で燃やすには、燃えるもの(燃料)と酸素(空気)と温度、
この三つが大事です。
火口(ほぐち)には、松の皮や、最も大事なのは松ぼっくりなら、
それだけに燃えますが、ミカンの皮も、燃えるのです。
ただし乾燥が必要です。
そして、科学的にはがマグネシュウム棒が必要です。
自分を守る、生きる力とナイフです。
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12月 25th, 2011 Posted 12:00 AM
3.11が破壊し尽くしたこと。
陸前高田市には高田松原という海岸線に防風林、
それは7万本あったと聞いています。
10mの津波と言われていますが、
実際は28mから52mに及んだ場所が数多くあります。
その高田松原は全滅でしたが、
たった一本の松の木が残りました。
被災した現地の人には、その痛たましい姿ながら、
「希望」のシンボルになりました。
あれだけの大津波の中で、気高く生き延びてくれた姿に
現地の皆さんは「復興」への勇気と元気を回復しました。
しかし残念ながら「塩害」はこの松の木を日毎弱らせてしまいました。
それでもなんとかこの一本の松の木の再生を試みておられます。
松ぽっくりから発芽の試みと、接ぎ木の方法を
滝沢村にて現在、その再生を試行されていると聞きます。
3.11の記憶をシンボルとして残す一つの代表例だと私は考えます。
そして、あらためてこの海に囲まれた日本列島の海岸線、
そして防風林や防潮林の新たな新技術を早急に準備しなければなりません。
私のふるさと北陸の日本海岸の防風林も、
中国からの黄砂だけではなくて酸性雨で絶滅に瀕している現実があります。
3.11で「自然の威力」を同胞の死で思い知らされた訳です。
高田松原の素晴らしい景観を失いましたが、
たった一本の松の木が、
未来を示唆してくれていることは忘れてはならないでしょう。
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