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『白川静先生(福井)と藤堂明保先生の漢字語源に興味』


   


     1月 8th, 2019  Posted 12:00 AM

小学生の頃、漢字についての講演を2度も講演を聴きました。
この講演が漢字への、つきない興味の起源となっています。
私は、父親の転勤に合わせ転校をしていて、
福井市の足羽小学校と、越前市(元・武生市)の西小学校に通いました。
このどちらの小学校でも、
漢字の語源学者である藤堂明保氏の講演会が開かれました。
あとになって分かったのは、
藤堂明保氏と、福井市出身の白川静氏は、論争対決をしていたのです。
白川氏は、福井県が生んだゆかりの人です。
どういう経緯かはわかりませんが、
藤堂明保氏は福井県内の小学校からの依頼で講演を行い
子ども達に漢字への興味を抱かせてくれました。
また、漢字は書として父から学びました。
「月」でも大きくは二つの書き方、止めや払いの違いを教わりながら
書に取り組みました。
今も漢字への取り組みは変わりなく、
藤堂氏の漢字語源字典と白川氏の字統、その見解を両方見比べています。
二人とも共通の解釈もあるのですが、
たとえば「口」などは異なる見解で争っています。
漢字の語源は、藤堂氏と白川氏から、その後の展開はしていないようです。
私は、漢字の象形文字から会意文字、指事文字、形声文字などには、
日本人として誇りがありますし、素晴らしい文字展開です。
一字一字、大切に扱いたいと思います。


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