『携帯する「スケッチ帖」とボールペン』
3月 23rd, 2014 Posted 12:00 AM
私は「手帳」と「手帖」を明確に区分してきました。
単純にテチョウとは呼んでほしくないのです。
なぜなら書くこと描くことに日本の伝統は詳細に決めてきました。
私にとって描くことは、ほとんど息をしているに等しい行為です。
私がこの手帖を見つけたのは、
たまたま、このブランドメーカーから、
そのメーカーの商品にスケッチを描いて展覧会参加をうけました。
まさか、このテチョウメーカーに、「ジャパニーズシリーズ」と、
名付けられたテチョウがあるとは思ってもいませんでした。
それから使い始めて、この便利さがすっかり気に入ってしまい、
とうとうこのシリーズを探しましたが、
輸入して、しかも名入りにするところを一社見つけました。
「ジャパニーズシリーズ」と名付けている知識に、
日本には、「手帳」と「手帖」があると知っていたのでしょうか。
いわば、蛇腹タイプと呼ばれていますが、
これこそまさに、和紙文化から生まれた巻紙そのままに、
「手帖」と成し遂げた、素晴らしい文化を表しています。
「手帳」には一頁毎の「書き付けること」に限界があります。
しかし、「手帖」となれば、相当に大きさには自由度があります。
私は勧めたいと思っています。
スケッチを描くなら「手帖」であるべきだということです。
とりあえず、ボールペンスケッチを主としている私は、
「ダ・ヴィンチ」というボールペンがふさわしく思いました。
私の先祖・江戸時代に描かれた図面は発想がふくらめばそのまま、
図面用紙は貼り付けられて大きくなっていました。
発想の限界は、「手帳」であってはならないのです。
「手帖」には発想を制限する紙幅に大きな自由度があることです。
私は、日本文化が生み出した「手帖」は
「手帳」を超えた性能性・効能性が機能性を明確にしています。
「手帳・これらのリフィールとペンには進化がありました」
「ボールペンスケッチのためのモレスキン」
http://www.moleskine.com/documents/10192/11200/detour_tokyo.pdf
Tags: 性能性・効能性が機能性、紙幅に大きな自由度、ダ・ヴィンチ、ボールペンスケッチ、蛇腹タイプ、和紙文化、ジャパニーズシリーズ、スケッチ帖、手帳、手帖、
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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