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「資本主義からの逃走」
  「水、基本的な生命問題をアポリアにはできない」


   


     3月 25th, 2011  Posted 12:00 AM


結果的加重犯罪に見舞われました。
水道毒物等混入罪・同致死罪は重刑です。
水道という公共的な水に毒物が混ぜられれば、
大変な人的健康被害どころか、生死に直結です。
したがって、これは傷害罪を超えた重刑があるわけです。
そして天災での津波も、自然が犯した溢水罪(出水罪)です。
いづれも重罪であって、即刻、死刑相当であることは明白です。
東日本大震災をさらに悪化させている原電事故は、
「放射能災害」を拡大させています。
原電事故の現場対応は「生命を賭して」の活動が連続しています。
なんとしても、終息をひたすら祈るばかりです。
そして、今回の二重の大災害がまず、
日本人私たちにつきつけてきたことは人類が背負うべき、
「生と死」を科学と技術の能力への過信、反して撤退、
この相反問題だと考えます。
そして、この相反問題は、一人一人の寿命を超えた、
人類がバトンタッチしていけるのだろうかということです。
正直、立ち尽くしてしまいます。
本当に、放射能が及ぼし始めた水の問題は、
これから地球上で人口80億人予想では、
水すら枯渇することになります。
水道水が飲める日本は希少な存在国家でした。
原子力技術も、すでにその技術においては希少な国家です。
思考停止=アポリアが、具体的には目の前に置かれているのです。
私はこの非常事態=国難を乗りこえるには批判はすまいと考えてきました。
しかし、東日本を選挙地盤とする代議士連盟はあるのでしょうか。
そして、最も信頼感を失っていた現政権の解決実務能力には、
もう見切りをつける時期だと考えるようになっています。
日本人は、まだ本当に謙虚過ぎます。
学園闘争時代を通過してきた私の世代が声を上げるべきでしょう。
現政権ではこの国難を乗りこえることが本当にできるのでしょうか。


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