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『海難沈没事故の耐えがたき悲しさ』


   


     4月 23rd, 2014  Posted 12:00 AM

韓国のこととはいえ、海難事故はとても悲しすぎる事件です。
この海難事故を知ってから、製造が日本であったことからも、
またしても日本と韓国とのあらたな災難かと心配しましたが、
韓国でさらに改造されたということでした。
私自身、「関西海洋教育アライアンス」の教育者であり、
Ship of the Yearの審査員もしてきて、
海事・港湾・造船・船舶とデザインを「海洋デザイン戦略論」で、
今も授業をしていますから他人事ではありません。
とりわけ、Ship of the Yearでは、海事関係の一流の専門家に、
本当に鍛えられてきたと思っています。
Ship of the YearはCar of the Yearまでは知られていませんが、
船舶は、あらゆる船が対象となって審査され、日本でトップの
船舶が決定されます。
審査員は、造船、船長、建築、報道、芸術家、作家、そして、
私=デザイナーも加わり審査でのプレゼンは、
専門的にはとても厳しい質問が投げかけられています。
審査員は、船舶や海洋交通にも大変に詳しい人が多くて、
知らなかったことを沢山知りました。
今回の沈没事故では、必ず海難事故につながる要素や要因が、
これほど多かったということにはびっくりしますが、
なんといっても、高校生たちが亡くなったことは残念なことです。
私自身、船舶乗船経験はせいぜい青函連絡船に乗った程度ですが、
審査員、特に、世界中の海での船長さんの話はびっくりです。
たとえば、あの大きな客船から、万一、大洋に落ちたなら、
あるいは、サメに襲われたら、などを教わりました。
しかし、今度の沈没事故で亡くなった若い命はすべてが溺死です。
溺死がどれほど苦しいことであったかを考えると、
海事関係でも、安全と安心は大きなデザインテーマです。

「関西海洋教育アライアンス・6年目の演習課題プレゼン」
「Ship of the Year審査会・・・海洋国家だから」
「関西海洋教育アライアンス・6年目」
「『Ship of the Year』審査委員会・日本学士院会館にて」
「海事システムデザイナーが必要」

「Ship of the Year・日本船舶海洋工業界の今後」


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