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『自宅ある上町台地と真田丸という策略』


   


     11月 16th, 2016  Posted 12:00 AM

大河ドラマを3度もじっくりと観てしまいました。
最大の理由は、自宅が上町台地にあり、すぐ側が大阪城です。
そして現在の大阪城が徳川家の物であったことを初めて知りました。
豊臣家のお城は現在の大阪城の下に
植め込まれていたことを初めて知りました。
何と言っても、真田丸という出城の存在とその古地図が、
つい最近見つかったということと、籠城しているにも関わらず、
出城である真田丸が上町台地と湿原、そして南面に向かって自然堤防、
その地形をどれほど上手く使用していたかをとても興味深く観ました。
自宅は丁度、谷町という場所で、北面には大阪城があり、
なぜ、谷町・タニマチと呼んでいるのかもこの台地の地形にあること、
その理由は今なお自宅近辺には痕跡が残っていることを知りました。
私の先祖が紀州からの宮大工であり、豊臣家派であったことから、
福井県の、当時は山奥に逃げていったことも分かる気がしました、
10万の籠城に20万が戦闘をしてくる様子、
それに対しての真田丸での応戦ぶりがどれほど策略を仕掛けていたのかも
3度観ましたが、これからも何度も観てみたいと思っている有様です。
地形の利用や空堀された戦闘場の工作ぶり、
しかし、夏の陣、冬の陣で大阪城は火に包まれて消失するのです。
自宅近辺には適塾も残っています。
昨年は耐震補強されて頑丈な建屋になりました。
実は「KK適塾」での自分演出の音楽が定まらずのまま、
それでもこの真田丸という地形を使いこなしたデザイン=策略が明確。
デザインは、問題解決の策略という定義が、
21世紀になるやいなや、
中国がデザイン=策略という翻訳を与えたことが明白になりました。

* 「徳富蘇峰の評価も忘れられて・・・・」
* 『享保の手帖から私が学び直したこと』 
* 『パノラマ的な拡大は詳細を見詰めることだ』
* 『最近見なくなった竹藪、その思い出』
* 『「KK適塾」は日本からのデザイン思想と実務の発信』


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