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『売れるより売る文具大賞グランプリ』


   


     7月 9th, 2015  Posted 12:00 AM

第24回日本文具大賞の表彰式にて挨拶をしました。
毎年毎年、見学者とマスコミが大増加をしています。
優秀賞が「機能部門」と「デザイン部門」各5点づつ、
表彰とそして各部門グランプリは、
この会場で発表されます。
毎年ですが、なぜ2つの部門があり、なぜ、機能とデザインで、
それぞれの受賞ポイント、さらに商品化ポイントの要点を話します。
今年は、もう一つ付け加えました、少子化の傾向が強まり、
結果、学習文房具全体への市場規模への懸念と、
日本は最高の文房具づくりゆえに、もっとブランド告知と
多少の高額化商品戦略でした。
今回は昨年以上にマスコミも多く、
TV取材はリフトアングル撮影もありました。
今年の観客やマスコミの多さは、
この日本文具大賞選別によって、必ずヒット商品になるということが、
ここ数年、確実に業界全体に浸透してきたからだと思っています。
マスコミ報道も増え、文具大賞は店舗でもコーナーができるほどです。
文具大賞は、売れるというより、必ずヒット商品になる、
このことが実証されてきたように思います。
最も私は、「売れる商品」はすぐに売れなくなるとおもっています。
だから、「売る商品づくりをデザイン主導」してほしいのです。
今年のグランプリはということで、受賞企業は驚愕し、
「売る」というのは、価値の拡大です。
価値=もっと望んでいることともっと好ましいことを伝える=売る、
この手続きが大切です。
まさか!
それは審査委員会の詳細で時代判断と未来志向が見直されたこと。
今年のグランプリは、次の2点でした。
受賞企業には、もっと次世代への商品展開、
その期待を伝えました。

*「機能部門」グランプリ
*「デザイン部門」グランプリ


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