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Posts Tagged ‘即効性’


「PKDの途中報告」


   


     12月 6th, 2011  Posted 12:00 AM

1994年にPKD=Peace-Keeping Designを提唱しました。
阪大に来て本格的かつ具体的なテーマが見つかりました。
それは自分が「敗血症」で重篤に陥りましたが、
復帰してきたときあるひらめきがありました。
私はこれを啓示だと受け止めています。
「そうだ、ワクチンだ!」ということで、
研究室はこのワクチンのデザインシステム開発も、
研究開発テーマに加えました。
緒方洪庵=適塾が天然痘を日本で最初に接種しました。
この伝統からでしょうか、医学系研究科の支援があり、
まずシリンジの開発やドライパウダー化など、
次々にテーマは拡大し同時進行してきました。
現実的即効性から将来的な方向も定まっています。
PKD支援のためにiPhoneアプリもすでに5本販売し、
そのわずかですが売り上げをそのまま研究開発費にしています。
ワクチンも「結核予防」に絞り込みました。
さらに、結核検査は「遺伝子検査システム」を、
これまでは1ヶ月かかっていたものを5時間で、
どの結核なのかまでを認証し、
しかもシリンジは、経皮=注射から経鼻ということで、
シリンジは全く新しい造形デザインにすることができました。
すでに、医療機器メーカーでの試作に入っています。
遺伝子を採取するには喀痰と言って、
痰を吐き出させる方法に苦労していますが、
その方法論と具体的なツールなどもデザイン設計が終了。
今年は中国と韓国でもこの開発デザインを紹介しています。
年内完成をめざしてきましたが少しずつですが進行しています。
世界の人口は日に20万人ずつ増加していますが、
毎日5000人の乳幼児から小児がほとんど感染症で、
ほぼ結核感染で死んでいます。
それは毎日ジャンボジェット機が墜落していると考えます。
ともかく、まっしぐらにこの具現化をめざします。
来年には、このシステムすべてを発表できると確信しています。

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『資本主義からの逃走』
 「社会主義実現のための市場経済論の見事さ」


   


     2月 23rd, 2010  Posted 10:00 AM

生産力強化への
学びとしての模倣
「南巡講話」によって、「市場経済論」は、
多言語・多文化である中国在住大衆=「中国人」を、
統一する見事な教条主義であり、共同幻想付与論でした。
日欧米は、資本主義に立ち入ってくるこの論理の策略を
見過ごしていたのではないでしょうか。
無論、中国での反体制者たちへの、
「弾圧非難」の正当性こそ、
自由主義であり民主主義の本意意識だと、
批評したに過ぎなかったのではないだろうかと思います。
以後、チベットへの侵攻弾圧、国内での統制監理の強化は
共産党一党支配を専制政治を圧倒的なものにしました。
大きく見つめ直せば、三つの根幹があります。
● 生産力を「個人化」させて、収奪と富の集中支配
●「個人力」をあたかも自由さだと情報統制の徹底
● 国家権力=一党専制支配力は軍事力の増強へ結合
この三つは、生産力強化のみが経済と計画の基盤という、
見事さだったものと考えざるをえません。
具体的に言い換えてみましょう。
生産力は「商品価値」づくりです。
その「商品価値がもっともアイコン性あるモノ」を選別、
すなわち、日欧米「ブランド価値の模倣」です。
これはわが国も、
敗戦直後にモノマネ・コピーの経験に重なります。
「生産力の強化育成、その即効性」を得る手法は、
産業発展史では同等です。
「あなた方は、モノマネ・コピーは学び構造ですから、
どんどんやりなさい。そして苦情は国家が謝罪をします」。
こんな中国の市場経済の裏構造が見え隠れします。
そこに、米国での「金融工学」には、
大きな失策がありました。倫理観の大きな欠損です。
倫理性は中国同様だったものと判断せざるをえません。

北京オリンピックと上海万博が実現します。
この二つが、
市場経済論と一党支配軍事力統制はまだまだ不明ですが、
明確に成功したのは、日本からの収奪は侵攻しています。


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