「日本の倫理性が3Dプリンターの根本を変える!」
5月 31st, 2013 Posted 12:00 AM
3Dプリンターがとても話題になっています。
私自身、そして確実な人たちからの依頼もあって、
光造形から3Dプリンターまでの系譜を書いてきました。
話題になっているのは三つあります。
・大統領が本当は票集めなのに演説に取り入れました。
・モノづくりの傍観にすぎない著作がベストセラーです。
・廉価な3Dプリンターで、拳銃・マシンガンまで造れます。
このような拍車がかかりました。
しかし、未だに18世紀からの兵器が社会安全の擁護道具、
このような認識にしばられている社会性には、
根本的な倫理性は育成されていません。
本来、戦争なんて最も望まなかった、
それこそ「武士道」のあるわが国には、「日本刀」すら、
武器ではなくて「象徴」としてきた私たちには、
潔癖な倫理観があるはずです。
それは宗教でもなく、哲学でもなく、日常感覚に根ざした事です。
いまなお、SF映画でもマシンガンは18世紀の遺物に過ぎません。
その撃ち合いを冷徹に眺めることです。
拳銃?、マシンガン?、ひいては原爆、軍事、つまらないです。
だから、わが国なら、
その軍事・警備の銃器武器こそ変革するべきでしょう。
私が大学人にもどって、
「先端統合デザイン」を「危機管理産業創成デザイン重要拠点」を
目指してきた具体的な理由は、
軍事や警備や防災や防犯を根本から変えることです。
確かに日本でも警察官はじめ自衛隊でも武器を所有しています。
しかし、「武器」そのモノが、
人命尊重で有り、軍備をしないことを認識した「器」=文明です。
それこそ、日本での3Dプリンターは、
元来、光造形でも日本の発明系譜を遵守して、
「失神させるだけの攻撃防止」、この技術とデザインで、
「倫理性」を確実に獲得できる「産業化」を狙っています。
日本の叡智は、倫理性=尊重と敬愛を源泉とするような、
たとえそれが「武器」であっても、
コレを「変革」させれる頭脳と社会システムを保持しています。
私は、たとえ3Dプリンターですら、
倫理性をデザインの奈辺にしたいと思っています。
Tags: 3Dプリンター, SF映画, デザイン, ベストセラー, マシンガン, モノづくり, 人命尊重, 倫理性, 倫理観, 傍観, 先端統合デザイン, 光造形, 兵器, 危機管理産業デザイン重要拠点, 原爆, 哲学, 器, 変革, 大学人, 大統領, 奈辺, 宗教, 廉価, 戦争, 所有, 技術, 拳銃, 擁護道具, 敬愛, 文明, 日本の叡智, 日本刀, 武器, 武士道, 演説, 産業化, 発明, 社会システム, 社会安全, 社会性, 票集め, 系譜, 自衛隊, 著作, 警備, 警察官, 象徴, 軍事, 銃器, 防災, 防犯, 頭脳
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る